|
2008年
|
|
01/06 略奪被害の収蔵品3500点依然不明 イラク国立博物館
|
| 政府の世界遺産条約関係省庁連絡会議は7日、国立西洋美術館本館を世界遺産（文化遺産）に推薦することを正式に決めた。 同館はフランス人建築家ル・コルビュジエの設計。フランスが今月中に、日本、スイスなど7か国にある23件の作品をまとめて「ル・コルビュジエの建築と都市計画」として国連教育・科学・文化機関（ユネスコ）に推薦書を提出する。 同館は、コルビュジエが設計し、建築家の前川國男らが補助設計や現場監理を行い、1959年に建てられた。推薦される23件のうち、個人邸宅と集合住宅が計12件で、公共建築は同館のみ。 読売新聞。関連：スクラップ2007年12月7日
|
| 昨年12月20日早朝、サンパウロ美術館からピカソらの絵画2点が盗み出された事件で、サンパウロ州保安局は8日、容疑者2人を逮捕するとともに絵を取り戻したことを明らかにした。 盗まれたのはピカソが1904年に描いたオペラ歌手の肖像画「シュザンヌ・ブロックの肖像」と、ブラジル人画家カンジド・ポルチナリの「コーヒー農園の作業者」で、2点で5500万ドル（約60億円）の価値があるとされる。容疑者らが玄関をジャッキでこじ開け、数分で盗み出す様子が防犯カメラに収められていた。 8日付時事通信。早期解決となった模様。関連：スクラップ2007年12月21日
|
|
朝日新聞より。
|
|
朝日新聞より。
|
|
朝日新聞より。関連：スクラップ2007年11月24日、2007年4月24日、2006年9月26・27日、2005年12月15日 眉毛あった、住所特定した、出産したばかりだった、微笑の秘密。そんな感じです。
|
| 【ローマ＝共同】盗掘などで不法に海外に持ち出された美術品回収を進めるイタリア政府は18日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館から返還された紀元前515年ごろの古代ギリシャのつぼを報道陣に公開したとのこと。 AP通信などによると、イタリアとメトロポリタン美術館は長年にわたってつぼの返還交渉を重ね、2006年にイタリアが同等の美術品を美術館に貸し出すことを条件に合意、このほど返還された。ワインと水を混ぜるために用いられたつぼはローマ近郊で盗掘され、1972年に同美術館が100万ドル（現在のレートで約1億700万円）で購入していた。 日経新聞。関連：スクラップ2007年12月19日
|
| 2003年のイラク戦争後に多くの美術品が略奪され、閉鎖されていた国立バグダッド博物館で、展示室の修復が完了したとのこと。略奪された1万5000点のうち4000点を回収し補修。一般客への開放は治安が改善するまで当面見合わせるという。 修復したのは「アッシリア」と「イスラム時代」の2つの展示室。紀元前9世紀のアッシリア王、シャルマネサル3世の壁画といった古代メソポタミア文明の遺産などを展示している。 日経新聞。
|
|
朝日新聞より。
|
| 国や都道府県指定の文化財が落書きや破損などの被害を受けたケースは、最近5年間で少なくとも25都府県で計45件確認されていることが読売新聞の調査で分かった。8割が屋外にある建造物で、国宝へのいたずらも3件あったとのこと。 調査の対象は、全国47都道府県の教育委員会。被害があったと回答したのは東京、大阪、秋田、奈良、岡山など25都府県。03〜05年は年4〜8件だったが、06年は14件に増え、07年も9件だったとのこと。計45件の被害の主な内訳は、落書きが24件、破損が10件、放火が4件で、仏像の盗難や遺跡の盗掘もあった。摘発されるなど文化財を傷つけた人物が特定されたのは7件にとどまった。 読売新聞。
|
| キトラ古墳（７世紀末―８世紀初め）の壁画保存問題で、文化庁は25日、石室天井に描かれた天文図から、「日像」と、その近くの「尾宿」など３つの星座をはぎ取ったと発表した。 日像は、天井の東側に丸い金ぱくを張り付けて太陽を表したもので、直径4.5センチ。太陽を象徴する３本足のカラスが中に描いてある。 はぎ取ったのは余白も含めて計5カ所で、最大で縦18センチ、幅13センチ。微生物の影響で下地のしっくいの劣化が周囲に及んでおり、金属ヘラやナイフで取り外した。 日経新聞。天井西側にある「月像」も2月中旬、はぎ取る予定とのことです。
|
|
朝日新聞より。
|
| MIHO MUSEUMは30日、江戸時代中期の俳人で、画家としても知られる与謝蕪村（1716―83年）が、亡くなる前年に描いた「山水図屏風」が見つかったと発表した。 山水図屏風は六曲一双で、縦167センチ、横364センチの淡彩画。銀地の紙の上に墨で描かれ、あい色や赤褐色の顔料も使われていた。保存状態はいいという。蕪村の愛読書とされる唐や宋の詩集から辺境の地の様子を詠んだ漢詩文を選んで書き、険しい山にそびえる木々やふもとの民家、川の上で船をこぐ人などを描いている。漢詩文の最後に、蕪村の画号である「謝寅」や「天明二年」の年号も書かれていた。〔共同〕 日経新聞。今年3月から同館で開催する春季特別展「与謝蕪村―翔けめぐる創意―」で初公開とのこと。
|