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2009年5月4日:お勧め漫画 - 愛気

 お勧め漫画のコーナーに、「愛気」を追加しました。お読み頂ければ幸いです。

2008年12月31日:何もしてなきゃ偉いのか - 悪趣味を笑う無関心

この記事のリンク用URL/http://park5.wakwak.com/~tanaka02b/zakki/log17.htm#indifference

 北朝鮮で行われる「人間サファリ」についての報道を、今年いくつか目にしました。

 以下は、週刊文春2008年10月16日号「成金・中国人の新娯楽 北朝鮮「人間サファリ」は人道のかけらもなし」からの引用です。

 中国国境の中国側の街・丹東。いまここで人道のかけらもない娯楽が人気になっている。称して「人間サファリ」。(略)

 問題はその内容。ツアーのお楽しみは、金、食べ物、タバコなどを草むらに投げ込み、国境を守る兵士や住民がそれを拾う様を見て 楽しむという、おぞましいもの。
「見張り場の兵士は、船が帰ると密かに拾うようです。中国人たちはそれを見てクスクスと楽しそうに笑っていました。 食べ物を投げ込んだ中国人ガイドは自慢気でした。ただ、同じ民族である韓国人の客の中には涙を 流す人もいると言います。私自身、非常に怒りを感じました」(略)

週刊文春2008年10月16日号P.50より

 これらの報道への反応を見てみると、やはりと言うかこのようなツアーへの非難が多数ありました。 週刊文春の記事にもある、人道のかけらもない、悪趣味だ、等といった反応です。しかし、私はそのような反応には疑問を感じます。

 北朝鮮の食糧難は広く知られています。通説では1980年代以降2400万人の人口のうち数十万人が飢餓で亡くなったとされ、 500万人死亡とする推計すらあります(参考:「飢餓の北朝鮮で何が起きているか」)。
 北朝鮮の人々にとっては、餓死はまさに今そこにある危機なのです。 人間サファリツアーを非難する人々がそれを知らなかったとは思えません。 そして、このツアーを非難する人々は北朝鮮の人々にこれまで何かをしてきたのでしょうか。

 人間サファリツアーに参加する人々は、少なくとも北朝鮮の人々の飢餓状態をほんのわずかではありますが改善しています。 このツアーによる食糧で命をつないだ人だっていたかも知れません。 それに対してこのツアーを非難する人々は、ほんのわずかでもそういった改善をしたのでしょうか。 していないのなら、わずかでも飢餓をやわらげている人々を非難するのはおかしいでしょう。
 人間サファリツアーには人道のかけらもない? 飢餓状態の人々に全く援助をしないよりは、まだしも人道的でしょう。
 人間サファリツアーは悪趣味? 飢餓を知りながら何もしない無関心よりも、悪趣味の方が飢餓状態の人々にとってはましな態度でしょう。

 上で引用した週刊文春の記事では、このツアーへの韓国での『ゴミのような人間のアイデアだ』という反応を紹介しています。 なるほど、確かにゴミのような人間がこれを考えたのかも知れません。 しかし逆に、北朝鮮の人々に何とかして食糧を送りたいと心から願った人でも 「観光ツアーを組んで参加者の優越感をあおって食糧を投げ込ませよう」と、このアイデアに辿りつく知れません (偶然でしょうが、このツアーの参加者は 『800元(約1万1250円)分の食べ物などを義務的に買わなければならない』 という報道は、この仮定と符合します)。

 このツアーを非難する人には、恵まれない人々に実際に援助をしている人もいるでしょう。 また、もしかすると「嘲笑して援助するよりも、何もしない方が人道的だ」という考えの人もいるのかも知れません。 そういう人には私は何とも思いません。しかし、大半はそうではないのではないでしょうか。

 ウェブでよく見かける(そして支持されている)言葉に、「しない善よりする偽善」というものがあります。 私にはこの言葉は善と偽善の意味を誤解してのものであるように思えますが(※注釈)、 人間サファリツアーを非難する人々に対してはこの言葉を言えば良いのかも知れません。

注釈……善と偽善の違いは思いやりから善行をするか、それとも利己的な意図を持って善行をするか、です。 たとえば、電車でお年寄りに席を譲る際に、純粋にお年寄りを助けたいと思っていたら善、 冷たい人間だと思われるのが嫌だった・英雄的な行為をしたかった等と思っていたら偽善、という違いです (参考:「goo辞書【偽善】」)。 つまり、善と偽善は内心が異なるだけで行為としては同じであり、 「しない善よりする偽善」というのは「しない善よりする善」といっているのと同じで、あまり意味の無い言葉です。

2008年10月12日:リンクについての雑多な記事2

 コラムに、新しい記事 リンクについての雑多な記事2を追加しました。

 お読みいただければ幸いです。

2008年10月12日:奇跡の治療

この記事のリンク用URL/http://park5.wakwak.com/~tanaka02b/zakki/log16.htm#heal

 ある日電車に乗っていると、美容歯科の広告がありました。 こんなに黒ずんだ歯がすっかり綺麗に!という写真と、 こんな乱杭歯が完璧な歯並びに!という写真が載っていています。
 ……が、どう見てもそれらの治療後の写真は同一の写真でした。 治療後の歯が良く似た形・色になるだけならまだ分かるのですが、唇や鼻や頬までそっくりなのでは同一と考えざるを得ません。

整形写真

 これらの術式を施すと誰でも歯のみならず唇・鼻・頬もそっくり同じになると解釈すべきなのか、 あるいは乱杭歯の人と黒ずんだ歯の人は同一人物だったと解釈すべきなのか。はて。

2008年4月18日:直リンクに何が起きているのか

 コラムに、新しい記事 直リンクに何が起きているのかを追加しました。

 お読みいただければ幸いです。