体験記かな?


bQ 鹿児島へ。。タタッ。ヘ(;・・)ノ 「鹿児島へ いざ出発」   2009.11.8 なんでもありこtop 

 鹿児島へ いざ出発 2009.10.5


その朝は、やってきた!!
私の旅の朝は、いつも徹夜明け。。。留守中の処理が間に合わないのですよ・・
仕事の手が遅くなってしまった昨今、老体には響きますわ(笑)

自宅出発は5時30分、目眩が完治しない殿の運転で空港まで早朝だから1時間で着く計算・・
余裕をもった移動時間だけど、危険がいっぱい!と思わずにいられない(爆)
空港の駐車場では、身障者用スペース利用で殿と私のバトルが・・毎度の事です。

  電動車椅子ユーザーで、車の荷物室からリフトを使い車椅子に乗ったまま乗り降りする私達が身障者用スペースを使う必要無いという私と
身障者用スペースに車を駐車したい殿とのちょっとした意見というか見解の相違です 

身障者用駐車スペースは、車の横に車椅子を持ってきて介助により移乗する人や
駐車場から目的場所までの徒歩移動が、少し遠いとたどり着けない人や
運転者自身が、身体の具合や歩行器・車椅子ユーザー等で車のドアを全開しなくちゃ車から降りられない人が利用すれば良い
幅のある場所でしか乗り降りできない人の為に、なるべく空けておくべきだと考える私の意見が勝ちます\(^_^)/

福祉タクシーを利用すると、往復3万〜3万5千円ですが
自車で移動し駐車場に5日間停めても、身障者割引で駐車場代金は1万円かかりません。
有料道路も割引があるし、そうそう、飛行機も身障者割引でチケット購入出来るしね。
ありがたい事です・・・

飛行機は9時過ぎの出発なので、8時に手続きカウンターに到着すれば良い
5時30分に自宅を出発するはずが、なんだかんだで6時になり手続きカウンターに着いたのは7時40分
手続きカウンターで、機内乗り込みまでの手順を再確認
機内乗り込み後、貨物室行きの車椅子本体、バッテリー、ボードに貨物用の引き替えシールをペタペタ
お腹も空いたけれど出発ロビーに急ぐことにした中年カップルです。

早朝なのに、学生がどこからともなくウジャウジャ・・・・賑やかです
飛行機の旅は5年前の徳之島行き以来です。他の乗客よりも20分程度早く案内されいよいよです
機内乗り込み口の前で、自分と機内用、双方の車椅子のアームレストを跳ね上げ(肘掛けを外し)
フットレスト(足を置く部分)を外して、車椅子同士の角をなるべく近づけてボードを、お尻の下に差し込んで
上体を支えながら寄り切りです(笑)横滑りで難なく乗り換え完了

3〜4人のスタッフが、「ほ〜!! そうやって使うんですか!!」と感嘆の声
機内用の車椅子で機内へ乗り込んだらすぐに、通路を通るために車輪を外します。
コンパクトになった機内用車椅子を座席に横並びで停めてもらい、さて座席へ横滑り・・・っと思ったら
飛行機のシートにある肘掛けが、固定されていました(爆)ボードが使えません
エコノミーしか知らない私にとって、知らない常識でした・・・まさに目が点状態
それでも、機内用車椅子の座面が少し高めだったので、ボードを使わず殿に抱えられながら
方膝にロックをかけ、殿の馬鹿力で回転し何とか機内座席に着地

  余談
スライディングボードは、本来「車椅子」と「ベット」間の移乗に利用されています
移乗には、立位移乗・座位移乗・介助移乗と大まかに3種類あります。
立ち上がりが困難で座ったまま腰をずらして移乗するのが「座位移乗」
この場合に楽なのがスライディングボードの利用ですが、
車椅子のアームレストやフットレストが取り外せることが条件になりますよ。
確認して車椅子を購入すると後々役立つ事間違い無しです!


その後、一般の乗客がゾロゾロ・・・・見た顔が一つ二つ
ギェ!王子2の同級生達だ!!ヤバ〜イ!!!
でもね面と向かって話したこと無いから誰も気づかないはずだ!!ラッキー
そう思った瞬間
「○○先生!!先生は、今日出発でしたか!」と殿のでかい声
王子2は、私たちの一日後に修学旅行で九州に出発の予定、学年11クラスも有るので
先発と後発の2グループに分かれての旅行なの、
その先発隊に昨年担任だった熱血教師○○先生が・・・そして王子2の仲良しグループが・・・
同じ飛行機だなんて、あり得ないよぉ
ほぼ全員が着席しただろう、その時に後方から「○○さ〜ん、彼は明日、大丈夫だしょうか!!」
「大丈夫でしょう!本人は行きたくないとも言わず、母親と準備してましたから!」と、殿がお返事(笑)
九州をバス移動する修学旅行なので、王子2のひどい乗り物酔いを知る人たちは心配して声をかけてくれる
気にかけてくれて、とてもありがたい。。。だけど後方から叫ばなくても(笑)
鹿児島に到着し、降りるときに生徒たちが挨拶しなくちゃならなくなるし
数が数だけに、私も疲れる。。。。着いたら寝たふりしていよう・・密かにそう思う「愚かな保護者」です(笑)

       飛行中の約2時間、気流等によって上下する機体に併せて
後方からは「キャアー ギャー」の赤い声に混じり「ウォー オォー」の野太い声(爆)
台風の影響で、雲の上も荒れ模様だったんですね
きっと、初めての空の旅を経験中の子どもたちも居たんでしょう、
眠れぬ騒音ですが徹夜明けですそれなりにウトウトしつつ、
しっかりコーヒーとお菓子、お変わりのジュースまで頂きました  
とても、美味しかったです「ごちそうさま〜」

そんなこんな、あっという間に2時間は過ぎ
一般客がゾロゾロと降りてゆきます。
降りゆく学生の振り返る目とぶつかれば、仕方有りません私もマスクしたままの怪しい風体で
「行ってらっしゃい、楽しい修学旅行してきてね」と言うのです。良い大人の振りをしてしまいました(笑) 

私たちが降りる番です。スタッフが集まり始めました。
機内スタッフ3名が見守る中、空港スタッフが4人だったか・・・有名人じゃ無いのに大げさです(爆)
乗った時と反対の方法をとるしか無いけれど、機内シートの高さが低すぎる
ロックをかけられる方の足が、内側に来るために違う方法が良いという私に
時間がかかると殿は焦る、待たせては迷惑だと思うから、さらに焦る
焦って私の言葉を聞き入れず、力任せに私をクルッと回した案の定、膝をひねった(爆)
あまりの痛さに、膝をさする私、それをのぞき込む心配そうなスタッフたち

他人様の手を借りるのをとても嫌がる殿と一緒だから、旅先では壁にぶち当たりやすいけど
それも、少しずつなれてもらい、意識を改革しなくちゃ私の行動範囲がドンドン狭くなる
私が少し痛い思いをするのも我慢しよう、殿に少し反省してもらうために(笑)

車椅子から車椅子への移動はスライディングボードで横滑り
痛めた膝も使わないで済むから、良かった。
スライディグシートのような物を持参して、移乗の時に介助を依頼しておけば、
スタッフの手を借りて人力で持ち上げ可能になって良かったのかもしれないけど、
レンタルが無かったのよね。

やっと、鹿児島に到着です。
頼んだタクシーを探していたら空港の外で、初めて見る不思議な物を発見。

車椅子で使える足湯です(o^^o)
 
時間が無くてつかりませんでしたが(爆)
鹿児島県内、あちこちに足湯があるそうです
 

私たちが予定より早く到着したので、福祉タクシーさんを待つこと10分だったかな
私たちにとては、あいにくの雨模様
県民の方にとっては、桜島からの灰に困っていて恵みの雨だそうです。
このまま、私たちは病院へ直行です。そして、病室から見えるのは
 

そして、私は4年ぶりの
殿は3年ぶりの、お義母さん
着くなり始まった「携帯電話」使い方講習会(笑)

何時間か話し込み
病院の夕食準備が始まった
殿が
「ゆうこは仕事で一睡もせず来てるから
今日は、もう帰るけど明日の午後に又来るから」
そう言って病院を後にした
  

だけどねぇ「ゆうこが・・・・」と言うより昼食抜きの殿は、お腹がすいて
お義母さんの話を聞くどころじゃ無かったし
友人との約束の時間も迫っていたからね 一刻も早くここから出たかったのよ
そして、鹿児島の道の悪さを実感する30分の道のり

この先は、又次に書きますわ(笑)

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