体験記かな?

bT 鹿児島へ。。タタッ。ヘ(;・・)ノ 「知覧の武家屋敷」  2010.2.28 なんでもありこtop 

 
 「知覧の武家屋敷」 2009.10.9

※次回更新は2月初旬なんて予告しておいて、2月末日ってオオカミ少年のようだなぁと反省(笑)
※観光案内のようですが、おつきあい下さいませ!

私は、「武家屋敷」という観光名称に少し思い違いをしていました。
頭の中では、日光江戸村を描いていたのです(笑) テーマパークじゃなかった
「知覧武家屋敷庭園散策」と案内に、しっかり書かれてあるのに(爆)

さて、それでも1時間ちょっと散策しました。
7つ有る庭園の中に車椅子で、介助なく入れる屋敷は1軒だけでしたが、名前を控え忘れてしまいました(爆)
自走式で、人手が有れば段差を持ち上げて敷地内のお庭を見ることが出来ると予想されますが
お出かけの時には、庭園内に入れるかを直接確認してみてくださいね


日本の各地には「武家屋敷」と名の付く観光地が存在してて、一部は「重要伝統的建造物群保存地区」になってます。
知覧の武家屋敷庭園もその一つだそうです。

下調べをしないまま勢いで出かけたので、詳しいことはわからないままでしたが
帰京してから、少し調べてみましたので、その話も交えながら始めます\(^_^)/

私たちは、案内図の左上「南九州市役所」前の駐車場に車を止め、
入園料取扱所のお茶やさんのような商店で入場券を購入
16時からは、一般車両が通りを走るので、気をつけてくださいねと言われ15時30分頃に
散策を開始しました!
 

案内図の全景





どこの門構えも同じような感じです。


案内図の横に書かれていた説明


知覧武家屋敷庭園

徳川幕府の天下統一は、一国一城の制度を厳守させることにありました
そこで薩摩藩では、鶴丸城を中心として102(のち113)の外城をおきました
外城(とじょう)は城でなく、旧城の麓に在郷士族の集落をつくり、「人をもって城とする」軍事行政の拠点でありました。
知覧麓の整然とした縦横の道路は、第18代知覧領主島津久峯公の時代に造られたもので、
領主の御仮屋(居宅)を中心に防備を兼ねた城塁型の区画となっています。


重要伝統的建造物群保存地区

武家屋敷庭園郡は1750年前後に造られました。主屋と庭園とがよく調和し石垣の上には大刈り込みによる石垣が続いて麓全体が母ヶ岳を中心に自然をよく取り入れた一つの庭園を形成しています。
上郡地区18.6ヘクタールは、藩政時代のたたずまいを今に残しており、昭和56年11月に重要伝統的建造物群保存地区として、国の選定をうけました。全国では17番目、吸収では2番目の選定となります


知覧武家屋敷庭園「名勝」に指定

庭園が名称として国の文化財に指定されたことについて、文化庁は薩摩藩だけにある郷の麓にあること、いずれも江戸時代中期の作庭で、それぞれ優れた意匠で構成されていること。その手法は琉球の庭園と相通じるものがあることなどをあげ、庭園文化の伝波を知るうえでも、貴重なものと説明しています。
昭和56年2月に7庭園が名勝指定になっています。鹿児島県では、昭和33年島津氏の別邸である磯庭園についで2番目の名称指定となっています。



NHK大河ドラマ「天璋院篤姫」が放映され話題になったことで、
多くの方が鹿児島・知覧に訪れる事になったようです。
篤姫の今和泉家と縁のある知覧と思いながら散策できれば
違った目で見学が出来たのに、惜しいことをしました。
門構えだけをみると「古くさ〜〜い」としか、思えない私が情けない(笑)

沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入り口には
屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)がありました。
石垣はきれいな切石整層積みになっていて、石垣の上の生け垣は、
お侍の時代を思い描ける景観でした




アスファルトの色が石垣の色にマッチしてました。
調べてみると、景観を保全する街作りを進めた知覧町では、
武家屋敷通り線(0.8キロ)に立つ電柱の移転や排水施設の地下埋設をし、
アスファルトも名勝庭園の庭上と同じ色あい(シラス色)の特殊舗装をしたそうです。






外からしか写してなくて、残念ですが知覧型二ツ家です・
説明を探してみると
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知覧型二ツ家は主屋と付属屋(「おもて」と「なかえ」)をつなげて、そこに小さな棟を付けている家をいい、知覧独特の民家であり現在武家屋敷群の中に2棟移築されている
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説明がよくわからないけど簡単に言うと
「おもて」と「なかえ」を逆L字型につなげた家のようです(爆)



正直なところ、この写真のどれが何邸なのかわからないです。
自分で見てないこともありますが・・・でも、薩摩の小京都「名勝」 に指定された庭です。
さらっと見ても、価値有りかなぁ????


武家屋敷は、石造りの上にイヌマキと呼ばれる高い生垣があるのが特徴だそうです
馬上からでも屋敷内が見えないって事ですよね。3mくらいあったかも(爆)
石垣は、沖縄の物と似ています。全て(7つ)の屋敷に目隠し塀と見事な庭園。
武士たちは競って庭の手入れをしたんでしょうね

※※※邸

※※※邸
 
武家門と呼ばれる独特の作りだそうです
武家屋敷特有の隠し塀も有りました

茶室によく見られる丸い窓とひし形の窓
古い家によく似合ってますよね
 
※※※邸
 
佐多美舟氏庭園
知覧庭園の中では最も、豪華で広い庭園
 
森重堅氏庭園

高床式、二段屋根は武家屋敷の特徴だそうです。 
 
何件かのお宅では、このように鎧が
展示してあったそうです
 
中に内縁と障子が見えます。
殿の実家(築55年くらい)もこんな感じです。
木と紙の文化ですね!!
 
平山邸から見える母ケ岳・・だと思う(笑)
 
平山邸の生け垣を中から見た所
 
殿が、見学している間
私は、とーーーーーっても暇でした。
庭に入れないから、武家屋敷通りをブラブラ
二ツ家や石垣を携帯カメラに収め
まっすぐ、まっすぐ進んでいったら
隠れ家みたいな家が、お店のようです(笑)
定休日だったのか、もうソロソロ閉園時間で店じまいをしたのか、
何を売ってたんだろう
昼食抜きで、お腹すいてたからとても残念だった
ピンクの花がアクセントになってかわいい感じ
どの角度で、見ても良い感じ〜

 
ずんずん進んで行くと一般宅の前で、睨まれた
見事に真っ白、それにお侍顔・・狐顔
怪しい物を見る目つきでしょ・・・車椅子だからかな(笑)


気を取り直して、さらにズンズン進んで行くと
きれいな門構え!塗り直してるよね絶対(o^^o)
やっぱり隠し塀が見える。ここが一番最後の家


殿は、まだ中間あたりをウロウロしているはずだけど
町にチャイムが鳴り響く〜 おぉ車も来たぞぉ〜来た道を戻ろう
当然といえば当然だけど、待っていたようにニャンコ
さっきと同じ顔!!!!睨んだんじゃなく普通顔だったんだ(笑)


時間になると、この通りも普段の生活に戻るらしい。
武家屋敷の裏戸から、自転車に乗った可愛い姉弟が、飛び出てきた
ぶつかりそうになったから「大丈夫!!」っと声をかけたら
「だいじょうぶやけん!」と聞こえた気がした・・・福岡弁じゃないか?(笑)

空を見上げたら、ペケポンの飛行機雲?
曇っていたのに、陽が落ちるにつれ晴れてきた
特攻平和会館に行ったからか、妙に気持ちに残った



やっと、来た!! 走ってます。走ってます。
 

あぁ〜 私を通り過ぎた!!


おたんこなす!!、声くらいかけなさぁ〜い!!!
時間だ、時間だと焦る殿・・・門がしまる訳じゃなし焦る理由がわからない


武家屋敷通りを抜けた、町並みも江戸風情です
 
駐車場にたどり着くまでに
すてきな風景見つけました
町をあげての「独自の整備」は素晴らしいなぁと思う中目についた
電信柱って、本当に景観を損ねるのね(爆)
鳥居の向こうにある、「電柱」目立ちすぎ(笑)
歴史が残した物を守りながら石灯籠や清流溝を整備して
「古い町並みに心やすらぐ町」を基本コンセプトに町並みの
維持を図っているそうです。

見なかったのだけど、清流溝には鯉が泳いでるそうですよ

知覧には、複数の観光スポットが有りましたが今回は
時間も無く、2ヶ所の見学のみとなりました。
ミュージアム知覧(知覧の民俗や歴史や考古に関する資料が展示されている」博物館)
薩摩英国館(英国側から見た視点での歴史資料館)
ホタル館 冨屋食堂(特高の母と呼ばれたトメさんの食堂)

 



名称;知覧武家屋敷庭園
住所;鹿児島県南九州市知覧町郡6198番地
電話;0993-83-2511(問い合わせ先:総務部商工観光課)

営業時間【9:00〜17:00】 
料金   【大人500円・小人300円】
車椅子対応トイレ、市役所前駐車場1ヶ所
※一般トイレは武家屋敷庭園内に数カ所あります。(階段有り)
車椅子対応スロープ無し(1庭園のみ、横入り口から車椅子で入れる)

トイレについては詳しく画像紹介しているサイトがあるので、お知らせします。
出かける予定のある方は、チェックしてみてくださいね

「やさしい鹿児島スイスイなび」
http://www3.pref.kagoshima.jp/suisui/26-chiran/015/



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