住まいは京都市で集合住宅5階建ての3階です。当然ながら屋上にはアンテナを建てるのは禁止なのでベランダにアンテナを設置しています。3方向を別の棟に何重にもブロックされている状態で、はっきり言って条件は悪いです。
機 種 名 | メーカー | カバー 周波数 | |
AR5000+3 | AOR | 0.01〜2600MHz | 誰もがいつかは所持したいと人気が高い本格的な固定機である。基本性能が非常に高く混変調や抑圧に強い。感度も非常によい。S/N比はかなり良好で雑音が少ない。カバー周波数がとても広くオールモード対応。機能満載で固定機ならではの周波数別アンテナ選択が自由にできるプログラムもある。スキャン・サーチの速さは驚きである。スキャンバンド、サーチバンドのリンクが自由に出来る。無変調時にスケルチが開かないようにするモードがあり常にキャリアの出ている無線局(タクシー無線・救急無線など)を聞くときに便利。IFバンド域を変えられる。メモリーは1000chもある。トーンスケルチをオプションでつけられる。ドットマトリックス表示でないのは残念。パソコンで制御できる非常に優秀なフリーソフトあり。 AR5000+3の使用レポートはこちらにある。 |
TM-G707 | ケンウッド | 118〜173、 300〜523、800〜999MHz | アマ無線用のモービル機です。144/430MHzのダブルバンドで運用できます。自宅で固定機がわりに使用しています。感度はAX400B並みでとっても耳がよいです。混変調にも強し! TM-G707の使用レポートはこちらにある。 |
AX400B | スタンダード | 001〜1299.999MHz | 感度が非常によい。小型軽量で持ち運びに超便利。近所で自動車が川に転落する事故がありましたが全然目立たずに野次馬に行けました。メモリーは余裕の800ch。付属アンテナの性能はなかなかよい。電池が非常によく持つ。(アルカリ電池で24時間以上、スーパーニカド電池で12時間弱)サーチは速いがメモリースキャンはやや遅い。音がこもった感じでやや聴きにくい時もある。2回もコンクリートの上に落としてしまいましたが小さいキズがついただけでした。意外と造りは頑丈みたいです。またAX400Bに限らないが専用充電式電池でなく単3型電池を使えるのはありがたい。予備の乾電池や充電式電池を用意しておけるのは心強い。隠しコマンドあり。受信改造方法はこちら AX400Bの基本操作・設定方法(サーチ、メモリ登録、スキャン)はこちら |
C710 | スタンダード | 100〜199、 300〜519、700〜999、 1200〜1319MHz | アマ無線用のハンディー無線機です。出力は1Wで144/430/1200MHzのトリプルバンドで運用できます。感度はAX400Bに勝るとも劣らずで侮れないです。ブロックメモリースキャンが可能で受信機並みの機能を持っています。お勧めの無線機です。 C710の使用レポートはこちらにある。 | Super Ear X | 東洋通商 | 145〜154.995MHz | 感度はAX400Bに遜色ないレベルで非常によい。15年前に購入したいわゆる受令機でサムホイールを指で回して周波数を合わせる。当然ながらメモリーなどはない。昔はこの受令機で警察無線を常時BGMのごとく聴いていました。アンテナ端子はピンジャックタイプで自作のコネクタ変換ケーブルを利用して外部アンテナに接続しています。バッテリーはイカレテしまっているのでACアダプタでしか動作せず持ち歩きはできない状態です。最近消防無線を聴き始めたので現役復帰しました。 | IC-P3T | アイコム | 144〜146MHz | 430MHz帯の無線機です。アマチュア無線の局免を取得した際に購入しましたがほとんど運用せずに終わってしまいました。車の中に置きっぱなしにしていたら受信範囲拡大の機能が働かなくなってしまいました。アマチュアバンドは今も健在です。やはりこれもバッテリーがイカレテしまっています。アマチュアバンド内は感度が非常によいですがそれ以外の周波数の感度は今一つでした。メモリースキャンはかなり遅いです。 |
パナソニックのスーパーニカド1000(ニカド電池では現在最高容量の1000mAh)とニッケル水素電池のメタハイ1500(1450mAh)です。ニッケル水素電池はまだ使用していません。
AX400Bはスーパーニカド1000利用で11〜12時間もちます。メタハイ1500を使えばおそらく16〜18時間程度はもつでしょう。アルカリ電池だと24時間以上もちます。
ニッケル水素・ニッカド電池兼用急速充電器(写真左)はパナソニックのBQ−360でスーパーニカド1000(2個)を140分で充電可能です。
ニッカド電池充電器(写真右)はパナソニックのBQ−340でスーパーニカド1000(4個または2個)を14時間で充電可能です。
なおニッカド電池用充電器でニッケル水素電池を充電するのは爆発の恐れがあり大変危険です。ニッケル水素電池は高容量で魅力がありますが過充電に対して大変デリケートでニッケル水素電池充電器には必ず過充電防止回路が組み込まれています。
アイワのTP-710という製品で、不在時に主に消防波の録音に使用しています。音声感知による録音が可能です。
ケーブルを使用して「AR5000+3」の外部スピーカー端子からカセットテレコのマイク端子に接続しています。外部マイク端子はプラグインパワー対応になっている親切設計です。カセットテレコの使用により「AR5000+3」は24時間運転となりました。
マイク感度は2段階に設定でき、また音声感知レベルも連続可変で任意に設定できるので、多少の雑音が入り込んでもそれを録音してしまうことがないように調整することが可能です。
オートリバースと2倍モード機能があるため120分テープを使用すれば最大連続4時間の録音が可能です。これだけの時間を録音できれば、テープ切れで悔しい思いをすることはまずないでしょう。ちなみに京消の場合は、その全チャンネルをスキャンさせておくと、深夜から夕方までの間で、火災発生時などは簡単に3時間を超える位の通話量がありますので、これらの機能があるととても安心です。
2倍モードでも音質はまあまあのレベルに収まっています。無線通信の録音という用途では、その音質は十分なレベルで特に問題にはなりません。
録音の頭切れは実用上問題にならないレベルで満足しています。
ただ巻き戻しや早送りでテープエンドになってもオートストップされないのは不満です。
録音時に音声がなくなってから6秒も経たないとテープが止まらない仕様になっていて、再生時は次の音声が出るまで待たされる印象が拭えず、その点も不満に思っています。
音声感知レベルのダイアルと音量のダイアルが兼用になっているのは不便です。
定価\9800を\7980で購入しました。ACアダプターは別売で\1870です。
<主な仕様>
●録再オートリバース、●録音モード切り替え(標準/2倍)、●大口径50mmスピーカー、●ハイパワー360mW、●VZRS(雑音となる低域と高域を弱め、人間の声(中音域)を強調して録音する機能)、●マイク感度切り替え、●SLSS(音を感知すると自動的に録音が始まり、音がしなくなると止まる機能)、●再生スピード可変、●テープカウンター、●外部マイク端子(プラグインパワー対応)、●イヤホン端子