受信環境の紹介


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受信機
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電池
カセットテレコ

ロケーション

住まいは京都市で集合住宅5階建ての3階です。当然ながら屋上にはアンテナを建てるのは禁止なのでベランダにアンテナを設置しています。3方向を別の棟に何重にもブロックされている状態で、はっきり言って条件は悪いです。



受信機

下の写真は私が所有している受信機・無線機です。



AR5000+3(AOR)です。




TM-G707(ケンウッド)です。




左からAX400B、受令機、IC-P3Tです。

写真左からAX400B(スタンダード)、受令機Super Ear X(東洋通商)、IC-P3T(アイコム)です。


C710(スタンダード)です。



機 種 名 メーカー カバー
 周波数
コメント
AR5000+3AOR0.01〜2600MHz誰もがいつかは所持したいと人気が高い本格的な固定機である。基本性能が非常に高く混変調や抑圧に強い。感度も非常によい。S/N比はかなり良好で雑音が少ない。カバー周波数がとても広くオールモード対応。機能満載で固定機ならではの周波数別アンテナ選択が自由にできるプログラムもある。スキャン・サーチの速さは驚きである。スキャンバンド、サーチバンドのリンクが自由に出来る。無変調時にスケルチが開かないようにするモードがあり常にキャリアの出ている無線局(タクシー無線・救急無線など)を聞くときに便利。IFバンド域を変えられる。メモリーは1000chもある。トーンスケルチをオプションでつけられる。ドットマトリックス表示でないのは残念。パソコンで制御できる非常に優秀なフリーソフトあり。 AR5000+3の使用レポートはこちらにある。
TM-G707ケンウッド118〜173、
300〜523、800〜999MHz
アマ無線用のモービル機です。144/430MHzのダブルバンドで運用できます。自宅で固定機がわりに使用しています。感度はAX400B並みでとっても耳がよいです。混変調にも強し! TM-G707の使用レポートはこちらにある。
AX400Bスタンダード001〜1299.999MHz感度が非常によい。小型軽量で持ち運びに超便利。近所で自動車が川に転落する事故がありましたが全然目立たずに野次馬に行けました。メモリーは余裕の800ch。付属アンテナの性能はなかなかよい。電池が非常によく持つ。(アルカリ電池で24時間以上、スーパーニカド電池で12時間弱)サーチは速いがメモリースキャンはやや遅い。音がこもった感じでやや聴きにくい時もある。2回もコンクリートの上に落としてしまいましたが小さいキズがついただけでした。意外と造りは頑丈みたいです。またAX400Bに限らないが専用充電式電池でなく単3型電池を使えるのはありがたい。予備の乾電池や充電式電池を用意しておけるのは心強い。隠しコマンドあり。受信改造方法はこちら AX400Bの基本操作・設定方法(サーチ、メモリ登録、スキャン)はこちら
C710スタンダード100〜199、
300〜519、700〜999、
1200〜1319MHz
アマ無線用のハンディー無線機です。出力は1Wで144/430/1200MHzのトリプルバンドで運用できます。感度はAX400Bに勝るとも劣らずで侮れないです。ブロックメモリースキャンが可能で受信機並みの機能を持っています。お勧めの無線機です。 C710の使用レポートはこちらにある。
Super Ear X東洋通商145〜154.995MHz感度はAX400Bに遜色ないレベルで非常によい。15年前に購入したいわゆる受令機でサムホイールを指で回して周波数を合わせる。当然ながらメモリーなどはない。昔はこの受令機で警察無線を常時BGMのごとく聴いていました。アンテナ端子はピンジャックタイプで自作のコネクタ変換ケーブルを利用して外部アンテナに接続しています。バッテリーはイカレテしまっているのでACアダプタでしか動作せず持ち歩きはできない状態です。最近消防無線を聴き始めたので現役復帰しました。
IC-P3Tアイコム144〜146MHz430MHz帯の無線機です。アマチュア無線の局免を取得した際に購入しましたがほとんど運用せずに終わってしまいました。車の中に置きっぱなしにしていたら受信範囲拡大の機能が働かなくなってしまいました。アマチュアバンドは今も健在です。やはりこれもバッテリーがイカレテしまっています。アマチュアバンド内は感度が非常によいですがそれ以外の周波数の感度は今一つでした。メモリースキャンはかなり遅いです。

車での設置車の中ではこんな風に置いています。





アンテナ

ベランダに設置しているアンテナです

写  真
メーカー
コメント
アンテナ(コメットGP95)コメットの
GP95
広帯域受信対応の高利得GPアンテナです。当初、AX400Bに接続していましたが、現在は新規に購入したAR5000+3に接続しています。利得は144MHz帯で6.0dBi、430MHz帯で8.6dBi、1200MHz帯で13.5dBiです。当初下のD190を使用していましたが遠距離局の傍受をしたかったためこちらに乗り換えました。長さが2m半位あるため上の階の天井近くまで伸びています。(手土産を持っていって了解をもらいました)さすがにアマチュアバンドでは驚異的な入感です。150MHz帯ではアマチュアバンドと比較するとかなり利得が落ちているものの強烈な入感で入感エリアが1.5倍位と、とっても広くなりました。300〜400MHz帯も入感局が5割増しになりました。800〜900MHz帯はやや感度が落ちました。中波・短波では使い物にならないレベルのアンテナです。
アンテナ(コメットGP1)コメットの
GP1
広帯域受信対応のGPアンテナです。TM-G707に接続しています。利得は144MHz帯で3.0dBi、430MHz帯で6.0dBiです。全長1.25mあります。100〜170MHz、350〜470MHzで良好に入感しています。150MHz帯が主なワッチ対象で、50〜60km程度の消防波を聞くには十分な性能を持っています。アパマンの方にはちょうどよい大きさのアンテナだと思います。
アンテナ(第一電波工業D190)第一電波工業の
D190
広帯域受信用のディスコーンアンテナでAX400Bに接続しています。D130と比較すると感度はやや落ちるかも知れませんが、なかなかの性能です。それでいてかなり小さいのでベランダにも簡単に設置できます。
アンテナ??? 
忘れてしまいました。
144/430MHzのアマチュアバンド用のアンテナです。利得は3.0dBi/5.0dBi程度だったと思います。アマチュア無線を開局していた時に車の屋根の上に貼り付けていたものです。150MHz帯でも感度はよいです。現在受令機に接続し、消防無線用として利用しています。
ヘンテナ自作
ヘンテナ
380MHzに同調させるように作成しました。制作費は640円です。理論上、3.5dBの利得があります。雑音なく聞ける局が倍増となりました。ヘンテナ恐るべし!




愛車につけているアンテナです

写  真
メーカー
コメント
アンテナ(第一電波工業AZ511B)第一電波工業の
AZ155B
広帯域受信対応の144/430MHzアマチュアバンド用のアンテナです。全長1.07m。利得は3.0dBi/5.8dBiです。本当はもっと短くて目立たないものを購入するつもりでしたが「トランクにつけるのなら長いアンテナでないと電波を拾えない」と言ってほとんど強引に日栄無線のおばさんに勧められました。その甲斐あってか150MHz帯はかなり電波を拾ってくれます。300〜400MHz帯も感度は良好です。







電池

パナソニックのスーパーニカド1000(ニカド電池では現在最高容量の1000mAh)とニッケル水素電池のメタハイ1500(1450mAh)です。ニッケル水素電池はまだ使用していません。
AX400Bはスーパーニカド1000利用で11〜12時間もちます。メタハイ1500を使えばおそらく16〜18時間程度はもつでしょう。アルカリ電池だと24時間以上もちます。

充電式電池です



充電器です。

ニッケル水素・ニッカド電池兼用急速充電器 ニッカド電池充電器



ニッケル水素・ニッカド電池兼用急速充電器(写真左)はパナソニックのBQ−360でスーパーニカド1000(2個)を140分で充電可能です。
ニッカド電池充電器(写真右)はパナソニックのBQ−340でスーパーニカド1000(4個または2個)を14時間で充電可能です。
なおニッカド電池用充電器でニッケル水素電池を充電するのは爆発の恐れがあり大変危険です。ニッケル水素電池は高容量で魅力がありますが過充電に対して大変デリケートでニッケル水素電池充電器には必ず過充電防止回路が組み込まれています。






カセットテレコ

カセットテレコ TP-710

アイワのTP-710という製品で、不在時に主に消防波の録音に使用しています。音声感知による録音が可能です。
ケーブルを使用して「AR5000+3」の外部スピーカー端子からカセットテレコのマイク端子に接続しています。外部マイク端子はプラグインパワー対応になっている親切設計です。カセットテレコの使用により「AR5000+3」は24時間運転となりました。
マイク感度は2段階に設定でき、また音声感知レベルも連続可変で任意に設定できるので、多少の雑音が入り込んでもそれを録音してしまうことがないように調整することが可能です。
オートリバースと2倍モード機能があるため120分テープを使用すれば最大連続4時間の録音が可能です。これだけの時間を録音できれば、テープ切れで悔しい思いをすることはまずないでしょう。ちなみに京消の場合は、その全チャンネルをスキャンさせておくと、深夜から夕方までの間で、火災発生時などは簡単に3時間を超える位の通話量がありますので、これらの機能があるととても安心です。
2倍モードでも音質はまあまあのレベルに収まっています。無線通信の録音という用途では、その音質は十分なレベルで特に問題にはなりません。
録音の頭切れは実用上問題にならないレベルで満足しています。
ただ巻き戻しや早送りでテープエンドになってもオートストップされないのは不満です。
録音時に音声がなくなってから6秒も経たないとテープが止まらない仕様になっていて、再生時は次の音声が出るまで待たされる印象が拭えず、その点も不満に思っています。
音声感知レベルのダイアルと音量のダイアルが兼用になっているのは不便です。
定価\9800を\7980で購入しました。ACアダプターは別売で\1870です。

<主な仕様>
●録再オートリバース、●録音モード切り替え(標準/2倍)、●大口径50mmスピーカー、●ハイパワー360mW、●VZRS(雑音となる低域と高域を弱め、人間の声(中音域)を強調して録音する機能)、●マイク感度切り替え、●SLSS(音を感知すると自動的に録音が始まり、音がしなくなると止まる機能)、●再生スピード可変、●テープカウンター、●外部マイク端子(プラグインパワー対応)、●イヤホン端子





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