2007年
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05/07 メキシコで1万8000人が集団ヌード撮影
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[メキシコ市 6日 ロイター] 米国の写真家スペンサー・チューニック氏が6日、当地のソカロ広場で1万8000人の集団ヌード撮影を行ったとのこと。集団ヌード撮影で有名な同氏は2003年にも、スペインのバルセロナで7000人のヌード撮影を行っている。今回の撮影は過去最大規模となった。
朝日新聞。集団ヌードは何故だかずっと追いかけているので今回も。人数がどんどん増えてます。関連記事:スクラップ2006年8月6日
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埼玉県の朝霞市立博物館は10日、同県鴻巣市から借用していた国指定文化財の円筒埴輪1体を一部破損したと発表した。 同博物館によると、円筒埴輪は高さ39.3センチ、上部口径24センチ、下部同11.2センチで、8日午後3時40分ごろ、鴻巣市に返却するための梱包作業中、誤って床上のマットに倒し、上部が6個の破片に割れたという。鴻巣市の生出塚埴輪窯跡の出土品で、05年6月に国の重要文化財に指定された。3月17日〜5月6日の企画展「埴輪の世界」で展示されていた。破損部分を11日までに修理して鴻巣市に返還するとのこと。 毎日新聞。埴輪の災難:スクラップ2006年11月11日・2006年12月9日
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極彩色壁画の修復保存に向けた高松塚古墳の石室解体で、文化庁は10日、「飛鳥美人」として知られる女子群像を描いた西壁石を石室から取り外したとのこと。クレーンでつり上げた際に壁石が大きく揺れる場面もあったが、壁画に損傷はなかった。 取り外した壁石は高さ116センチ、幅79センチ、厚さ38センチ、重量515キロ。隣の壁石との継ぎ手(合欠=あいがき)を外すのに「ころ」を使う手法を採った。 日経新聞。
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朝日新聞より。
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正倉院所蔵の経巻「唐経四分律」が8世紀に唐から来日した僧、鑑真が持参した可能性が高いことが判明し、宮内庁正倉院事務所が15日、発表したとのこと。鑑真は多数の経巻や仏像、仏舎利などをもたらしたと伝わっているが、鑑真の持参品と確認されれば経巻としては初めてのケースという。同事務所の杉本一樹保存課長が「正倉院紀要 第29号」所収の論文で指摘した。
日経新聞。
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マーク・ロスコ(1903−70年)の作品「ホワイト・センター」が15日、ニューヨークの競売商サザビーズでオークションに掛けられ、7284万ドル(約87億4000万円)の高値で落札されたとのこと。 ニューヨーク・タイムズ紙によると、この作品は50年に描かれたロスコの代表作。出品者の米富豪デービッド・ロックフェラー氏は60年に1万ドル以下で購入しており、およそ半世紀で7200倍以上に値上がりした計算になる。同氏はニューヨーク近代美術館(MoMA)の名誉会長を務めるなど、芸術に造詣が深いことで知られる。 15日付時事通信。
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文化庁は16日、高松塚古墳の東側壁の漆喰に残る擦り傷が、木棺を石室に納める際にこすってできた傷だったと発表したとのこと。 東側壁には、すでに解体された西側壁の「飛鳥美人」とは別の女子群像が描かれている。東側壁に残る最も長い傷は、床面から高さ69センチの位置でほぼ水平に伸び、長さ112センチ。木棺に張っていたとみられる金箔も確認されたとのこと。高さ17センチの場所には、棺を乗せる台で付いた可能性がある水平の擦り傷があり、棺そのものの高さは52センチ以上と推測。傷の状態から、棺のふたは屋根のような形をしていたらしい。 読売新聞。
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競売商クリスティーズは16日、ニューヨークで現代美術のオークションを開き、アンディ・ウォーホル(1928−87年)の作品「グリーン・カー・クラッシュ」が7172万ドル(約86億6000万円)で落札されたとのこと。 ウォーホルの作品では、昨年秋に毛沢東の肖像画が過去最高の1738万ドルで競り落とされているが、今回の落札額はこれを大幅に更新した。ただ、前日にサザビーズで落札されたマーク・ロスコの作品「ホワイト・センター」の7284万ドルには届かなかった。 16日付時事通信。
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高松塚古墳の石室解体で文化庁は17日、女子群像がある東壁の壁石を石室から取り外し、鋼材製の保護枠に梱包したとのこと。18日に修理施設へ搬送し、カビや汚れを除去した後で本格的な修復作業に入る方針。 この日取り外した壁石は幅85センチ、高さ116センチ、厚さ45センチ、重量685キロ。赤や緑の衣装を来た女性4人が描いてある。10日に取り外した西壁石の女子群像とは画風が違い別の絵師が描いたとみられるが、立体的な服装の描写やディテールの表現など、東壁を手掛けた絵師の方が技術は上とされる。 取り外し作業は、壁石を石室から分離するため、Γ(ガンマ)字形の特殊機材で挟み込み、重りや手動クレーンで慎重にバランスを取りながら移動。Π(パイ)字形の機材で石材を持ち直してつり上げ、保護枠に収納したとのこと。 日経新聞。
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江戸中期の儒学者で、文人画の祖の1人として知られる祇園南海(1677―1751年)が描いた珍しい「美人図」が見つかったとのこと。
和歌山県立博物館によると、見つかったのは「美人石上読書図」。大阪府の古美術商が所蔵していた。キリの木陰で、中国風の衣を着た長い髪の女性が石の上に座り、読書にふける姿が水墨の細かい線で描かれているとのこと。 日経新聞。作品は5月22日から和歌山県立博物館で公開されるそうです。
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エリザベス・テイラーさんが購入したゴッホの絵画の所有権をめぐって元所有者の家族から訴えられた裁判で、当地の米連邦高裁は18日、テイラーさんの絵画の所有権を認める内容の判決を出したとのこと。判決では、時間が経ち過ぎていることを理由に、原告の返還要求は応えられないとして、テイラーさんに絵画の所有権を認めた。
18日付ロイター通信。関連記事スクラップ2005年2月9日
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キトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)の壁画はぎ取り作業を進めている文化庁は18日、四神・白虎(西壁)の南側にある余白の漆喰はぎ取り作業に成功したと発表した。 はぎ取ったのは縦70センチ、横45センチの長靴状の漆喰。石室内に長い棒を四方に延ばし、はぎ取る部分に当てる縦80センチ、横60センチのアルミ製フレームを棒に沿って固定した。その上で、フレームに沿ってワイヤー・ソーを下から上に動かしてはぎ取ったとのこと。 毎日新聞。
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朝日新聞より。
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文化庁は23日、星宿が描かれた北から3番目の天井石の亀裂が新たに2か所見つかり、計7か所になったと発表した。 この天井石は、もともと中央で真っ二つに割れかけており、西側面の亀裂も、石室の内側中央と外側上部に延び、さらに西半分が大きく二つに割れる恐れが出ているとのこと。 読売新聞。
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文化庁は24日、高松塚古墳の石室から取り出した東西両壁の女子群像を、近くの修理施設で報道陣に公開したとのこと。女子群像が描かれた西壁は10日、東壁は17日に取り上げられ、修理施設に運ばれていた。補強用のレーヨン紙などが張られていたが、東壁からはがされたのを機に公開。解体後初めて姿を現した東壁女子群像は、西壁と比べ壁面の漆喰が激しく劣化。黒いカビの痕跡も目立った。
毎日新聞。 「向き合っていたのが解体によって初めて隣に並んだ」という記事。そして劣化。西壁もカビまみれですが、東壁は何が何やらな状態に突入している印象。
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京都市北区の大徳寺の境内にある聚光院の方丈に描かれた国宝の襖絵の複製作業が完了し、25日公開されたとのこと。最新のデジタル技術と職人技で、限りなく実物に近い形で再現。実物は京都国立博物館に寄託。永年保存される。
時事通信。スクラップ2006年8月26日の続報です。
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朝日新聞より。
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朝日新聞より。「星宿図の天井石を報道公開」(5月29日付朝日新聞)
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朝日新聞より。
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税金滞納者からの差し押さえ品をもとに、国税庁が6月から入札を始めるネットオークションを巡り、文化庁が「著作権法違反の疑いがある」と指摘していることが分かった。洋画家で文化功労者の故東郷青児氏の作品などが既にサイトで紹介されているが、国税庁は著作権者から許諾を得ていないとのこと。国税庁は「権利者の不利益ではない」とするが、入札を控え同庁の対応が注目を集めそうだ。
日経新聞。
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