2008年
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04/01 米大陸最古の金製品、ペルーで出土 4000年前の遺跡
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【31日共同】ペルーにある約4000年前の小規模な集落遺跡から金の首飾りを発掘したと、米アリゾナ大などの研究チームが米科学アカデミー紀要(電子版)に31日発表したとのこと。南北米大陸で出土した金製品としては、従来の発見を少なくとも600年さかのぼり最古という。 チームによると、ペルー南部のティティカカ湖付近にある、5つの竪穴住居からなる集落遺跡から、人骨に交じって長さ2センチ前後の筒状の金のビーズが計9個出土した。ひもはなかったが、あごの付近に弧を描いて並んでおり、トルコ石が間に挟まっていた。 日経新聞。
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文部科学省と国土交通省は国や都道府県が運営する博物館について、外国人を受け入れる体制がどの程度整っているかを調べた実態調査の結果をまとめた。それによると、窓口に外国語のできる担当者を置いているのが5館に1館にとどまったとのこと。 調査は昨年6月に閣議決定された観光立国推進基本計画に基づき、国立や都道府県立などの美術館や資料館を含む博物館計178館を対象に同12月に実施した。 日経新聞。
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江戸中期から戦前まで「東京画壇」「京都画壇」と並び、多くの作品を生み出した「大坂画壇」の絵画が、大英博物館や米ボストン美術館など海外に流出し、大阪から姿を消しつつある。大坂画壇のレベルは東京、京都画壇と遜色はないが、価格が約10分の1というのが大きな理由。財政難の大阪の自治体は絵画購入まで手が回らず、美術関係者からは「公立美術館で流出防止の手を打つべきだ」との声も上がっている。
大坂画壇は江戸中期から商人の支援を受け、文人画を中心に質の高い作品を数多く生んだが、大阪経済が力を失うに従い支援者を失っていった。研究者も少なく、忘れられた存在になり、現在では投げ売り状態に近いという。 産経新聞。
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足で描いた油絵で国際的にも高く評価された抽象画家で、「具体美術協会」の中心メンバーの一人だった白髪一雄さんが、8日、死去した。83歳。
朝日新聞。
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岡倉天心(1862〜1913年)が、書生だった男性に送った未発表の草稿や書簡が、男性の遺族から茨城県天心記念五浦美術館に寄贈(一部は美術館が購入)されたとのこと。25点が同館の所蔵となる。 草稿は長さ2.2メートルの和紙の巻紙に墨書き。1897(明治30)年ごろのもの。ルーブル美術館で、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザを観賞し、目に涙を浮かべ、口元に微笑をたたえた様子を「心ニ暗愁(あんしゅう)ヲ懐(いだき)テ笑テ世人ヲ慰ムルノ意ナルナカランヤ」と記している。ベルリンで聴いたバッハやベートーベンの音楽、さらにはゲーテやユゴーの文学などについて論評している。また、1901(明治34)年5月にあてた、香川県での日本美術院地方展の準備のための出張を依頼している書簡や、天心、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山連名の「仲秋観月園遊会」の招待状なども見つかり、併せて公開される。 毎日新聞。茨城県天心記念五浦美術館の天心記念室で18日から一般公開されるとのこと。
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文化庁は10日、キトラ古墳の石室に残された天文図(天井)について、同日までに約4分の1をはぎ取ったと発表した。9、10両日の作業で、「造父」など8星座の一部を含む7カ所のしっくいをヘラではぎ取り。同庁は「今年中を目標に天文図のすべてをはぎ取りたい」としているとのこと。
毎日新聞。
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[10日付ロイター]パブロ・ピカソが恋人と裸で抱き合う姿を描いた水彩画が10日、スペインで競売に掛けられ、手数料を含め8万1260ポンド(約1630万円)で落札されたとのこと。 同作品は、英国人画家のジョージ・スタブズとアルフレッド・マニングスによる馬を描いた2枚の絵画とともに、英国南西部の民家で壁に立てかけられた状態で発見された。1900年初頭、ピカソがパリにいた頃の作品で抱き合っているのは恋人オデット(Louise Lenoir)とみられている。落札したのはロンドンを拠点とする個人収集家で、夫のために購入したという。 朝日新聞。
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【共同】17世紀のインドのムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが所有した黄金の短剣が、ロンドンのボナムス社で競売にかけられ、約170万ポンド(約3億4000万円)で落札されたとのこと。ロイター通信が11日、伝えた。 価格は約50万ポンドと予想されていたが、3倍以上の値が付いたという。落札者の身元は明らかにされていない。短剣の背には、皇帝の称号やシャー・ジャハーンの生年月日などが刻まれているとのこと。 日経新聞。
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朝日新聞より。スクラップ2008年2月25日の続報です。詳細でました。応募方法はリンク先にて。
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昭和50年に開催された沖縄国際海洋博覧会に出品されていたサルバドール・ダリ(1904〜1989年)の彫刻が、今年7月から再び沖縄で展示されることが16日、分かった。作品は海洋博終了後、所在不明だったが、沖縄県内の有志が所有者を突き止め、交渉の末、約33年ぶりに“里帰り”することになった。 彫刻は「SUN GOD RISING IN OKINAWA」。縦横1メートルほどで、人魚姿の女神は銀製、沖縄の青い海を青銅で表現し、赤いサンゴがアクセントになっている。美しい青い波間に漂う女神を通して、平和を訴える作品だという。 産経新聞。彫刻は「スペインの貴族の所蔵品の中」にあったそうです。展示は7月から9月にかけて海洋博記念公園、沖縄県立博物館・美術館など3カ所で行われるとのこと。
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キトラ古墳(明日香村)の壁画「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」が16日、奈良市の奈良文化財研究所から、会場となる同村の飛鳥資料館に移されたとのこと。 3枚の壁画は到着後、文化庁の担当者らが壁画の状態をチェック。異常がないことを確認した上で、展示用のガラスケースに並べられた。 毎日新聞。一般公開は5月25日まで。
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朝日新聞より。
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朝日新聞より。
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20日午前5時40分頃、長野市の善光寺本堂で6カ所に落書きがあるのを寺の職員が見つけ、長野中央署に通報した。同署は文化財保護法違反と建造物損壊の容疑で捜査している。 調べでは、落書きは本堂の北側4カ所と西側2カ所にあった。白いスプレーで楕円や直線が描かれていたとのこと。最も大きいものは、西側の柱に描かれていた縦80センチ、横60センチほどの楕円。北側の板戸には直径約15センチの円があった。幅5センチ、長さ約1.5メートルの直線も見つかったとのこと。 善光寺事務局によると、本堂への落書きは前例がないという。修復は文化庁と協議して決める。 朝日新聞。
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1970年の大阪万博で「太陽の塔」を制作した美術家、故岡本太郎が構想中に描いたスケッチ402枚が、自宅アトリエの岡本太郎記念館で見つかったとのこと。 太郎は67年5月にテーマ館プロデューサーを頼まれ、最初は固辞。しかしスケッチは受諾前の6月1日に始まり、構想はすぐ動き出していたことを物語る。スケッチを発見した大杉浩司・川崎市市民ミュージアム学芸員は「日付を追うと、7月から2か月にわたる中南米への旅行中、造形イメージが固まっていったことが分かる」と話しているとのこと。 読売新聞。23日から、同館の「太陽の塔−万国博に賭けたもの」展でスケッチ約20点が初公開されるとのこと。塔の模型や内部の設計図、記録映像なども展示されるそうです。8月31日まで。
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奈良県明日香村の国特別史跡キトラ古墳(7世紀末―8世紀初め)の壁画保存問題で文化庁は24日、石室天井に描かれた天文図から、月を円形の銀ぱくで表現した「月像」などをはぎ取ったと発表した。月像は天井西側にあり、直径5.5センチ。周囲の余白を含めて縦9センチ、横8センチを電動カッターや金属ヘラ、ピアノ線などを使ってはぎ取ったとのこと。星座「星宿」の一部など3カ所もはぎ取った。
日経新聞。
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十和田市現代美術館が26日、オープンしたとのこと。美術館は、常設展示室と企画展示室、市民活動スペースが入り、金沢市の「金沢21世紀美術館」などを手掛けた西沢立偉氏が設計した。 入り口脇には、馬産地として知られる十和田市のシンボルとして、馬のモニュメント「フラワー・ホース」が置かれた。館内には「スタンディング・ウーマン」、「光の橋」といった作品が並ぶ。 河北新報。開館記念特別展「オノ・ヨーコ入口」が開かれているそうです。展覧会は2008年7月6日まで。 美術館公式サイト
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夜中に他人の家の壁や道路脇の塀に「落書き画」を残す謎の画家、バンクシーがロンドンで話題をさらっている。不法侵入や財産棄損など法律上は犯罪行為にあたるが、その芸術性の高さや平和を訴えるメッセージが評判を呼び、オークションでは高値がつく人気ぶり。老舗画廊も扱い始めているとのこと。
日経新聞。定期的に話題になってる気がするバンクシー。関連:スクラップ2005年3月25日、2005年5月21日
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