たねなし柿 こだわって栽培しています
昨シーズンですが、こだわり冬ギフトはこちらから

年明けから雪はなく外仕事がはかどりました。
仕事は柿の剪定作業。まあ、柿の散髪とでも言うのでしょうか。
太い枝は、チェーンソウで、切ってしまいます。鋸では大変ですから・・
細い枝は、はさみと鋸。我が家の何百本という柿の木に手を入れなければいけません。寒いときの仕事なので、かなりキツイです。
散髪ですから、バランス感覚のセンスが必要とされます。

 =

散髪の前と後。
写真の写り方が違うので、少し見にくいですがご了承を〜
いらない枝、伸びすぎた枝を切ります。
これで、今年の芽が春に一斉に出始めます。
剪定をしないと、樹も弱りますし、成りすぎで玉肥りも悪くなります。
いらないところに養分も取られますし・・・・

後は、養分補給。
化学肥料なら、降っておしまいですが、我が家は・・・・
土の山ではありません。堆肥の山です。籾殻・米ぬか・鶏糞・・・を年に何回か混ぜて、完熟にさせます。
最後は土と変わらない状態になり、これを柿の木の下に降ります。
堆肥というものは、量にたいして化学肥料のように有効成分が多く含まれていないので、かなりの量をまきます。もっとも、成分的には微量要素を多く含んではいますので、土壌に対しては有効的です。
 

 

柿の剪定をやると、当然切った枝の始末もあります。
次女もお手伝い。
じいちゃんも大喜びです。

じいちゃんも枝が伸び伸びでどう散髪するか
思案しているようです。
日当たりから今年の新しい枝がどう伸びてくるかまで
計算しながらやっています。
息子の私は、まだまだ修行の身。。。


田んぼの草刈りと穂肥が一段落すると
柿の摘果です。
もっと早くやらなければいけないのですが
なかなか出来ずにいつも7月から
はじめます。
今年もたくさん柿の実が付きました!

ひと枝に一個つけるように
実を落としていきますが、
この猛暑のおかげで柿の実も日焼けを起こして
赤くなってしまう実もあります。
せっかく一つ残しても
焼けてしまったら、それも落としてしまいます。

 

実を落としながら、やっぱり草との戦いです。
田んぼも畑も一緒です。
草の伸びるのも早くて、
こんな雑仕事が多くて
なかなか摘果作業もはかどりません。
今年はまだ台風も当たらないので
これから摘果しながら、支柱立てもやります。
柿の実も大きくなるんで
支柱をしないと枝も折れてしまいます。

 

写真は、いらない柿の実。
摘果をした、柿の実は普通地面に落としてしまいますが、
お客様のご要望で
収穫しました!

で、この柿の実は染め物のために
柿渋を取るためとか・・・・
摘果した実を初めて収穫しましたが
やっぱり落とす量も半端じゃあありませんでした。

 柿も赤くなりました。
年々、早くなっているようです。
稲刈りとダブるので、最近は
困っています。
今年は、猛暑のため積算温度もかなり貯めた
為か、柿の熟期が早く感じます。

秋の玉太りに期待したいと思います。
乞うご期待(^_^)/~
と言いつつ
少しずつ、もぎはじめています。
柿のチラシもできあがり、
配布中です。
 柿もぎが忙しくなる前に草刈りを
もう一度行います。

日焼け果は、美味しくないので
はずして収穫します。
軟化もかなりあって
アルコール脱渋してすぐに
軟らかくなる柿が目立ちます。
それもはずして
箱詰めするので、ロスが今年は
多そうです。

落葉病も今年はどうなる事やら・・・

皆さんのご注文を
お待ちしています。

家の柿は柔らかめが
とっても美味です。



昨年の柿は、豊作の予感がしていましたが
例の台風の影響をうけ
あまりに収量も無く、例年の3割減。
夏の猛暑の影響もかなり受けたのではないかと
思っていますが、なんとか皆さんのご注文に応えられたので
ほっと一安心しています

娘も手伝いとは行きませんが、お茶の差し入れに
来てくれました・・・
お陰で財布の小銭はなくなることが・・・

 

上の3枚の写真。
左から葉っぱの量がかなり違うことがわかりますか?
左・中央の柿は無農薬の柿畑です。
稲刈りが終わって
さて、柿畑に行ってみるかと
足を運ぶとこの状態です。
まったく参りました・・・

これまた猛暑の影響ばかりとは言えませんが
どうも無農薬の栽培もかなり限界に近くなってきています。
落葉病で、葉っぱは落ちるし
早い頃は気温の影響か柿のみが軟化してしまいました。
原因はよくわかりませんが
収量減で、参りました・・・

右の柿は、葉っぱも多く、見た目も良いのですが
この低農薬の半分は、台風で
半減してしまいました

 ⇒

我が家の柿は、アルコール脱渋です。
スーパーに並んでいる一般の柿は、ほぼ炭酸ガスで渋を抜きますが
これは、堅くて市場性には適していますが、
柿本来の甘みを引き出すには
やっぱり焼酎ですね!
今年は佐渡の海洋深層水や清水を使ってアルコール脱渋を
やっていたいと思っています。

やり方は、収穫してきたら、ごらんの大袋にコンテナごと入れて
アルコールをかけて丸二日密閉します。
その後、開封してガス抜きをします。

この開封も、柿の表面を結露させないように
温度が上がるのを待って
行います。
ビニールの中で柿の実も暖かくなっているんで
急に冷えた空気を当てると
結露して、果面はきたなくなるんだそうです。(実は最近知りました)

収穫は息子の私が
一生懸命頑張ってもぎます!

箱詰めはもっぱら園主の仕事。
これまたやってみるとセンスと
きっちり入れるのに苦労でするんですよ〜

当園の箱詰めに
うれしい感想を頂けるのも
オヤジによるものです。

 

 

あるところで調べていただいたところ

渋柿の無農薬栽培をやっているのは
どうやら日本広といえど
矢田農園だけみたいです!

 

 

 

 

4600個!

今年は剥きましたよ〜〜
正確ではありませんが、4600個近く剥きました。
頑張った。頑張った。誰も言ってくれないので・・・
年末に出来上がるかどうかは
お天気次第です。

左上の干し柿はよく見ると
大きさが違います。
十日前に干したものと、剥いたばかりの柿です。
かなりスマートになっています。


干すのも、特製ハンガーを使っていて、
写真で見るよりきれいなものですよ。
時期になりましたら見に来てくださいね〜