GT Run & Attack

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Run&Attack 2日目−1



参加記念撮影

風はペパーミント

朝、やはりアルコールを制御して早く寝たのが効いたせいか^^;、昨日の二日酔いとはうって変わった爽快な気分で目を覚ました私は、チェックアウトの帰り支度を済ませた後、シャワーを浴びてGパンに暑さ対策にタンクトップ、冷房対策に上からデニムジャケットを羽織って朝食を取りに降りるため、私の部屋のある最上
階の5階でエレベーター乗りました。

すぐ4階で止まってTシャツに短パン姿、ヴィトンのバッグといった宿泊のドライバーらしきが乗って来ます。マッチでした。彼は何故か妙にうつむき加減で顔をそむけ、懸命に顔を見られまいとしているようでしたが、私は残念ながらマッチのファンではないし、ぜんぜん興味もないので、そんな心配はご無用でしたね^^。
それからまた2階で止まって今度は外人のドライバーが乗ってきました。誰だかよく見ませんでしたが、マッチが、やあ、と軽く挨拶してました。と、エレベーターが閉まる寸前、前の部屋から鞄を3つくらい抱えてドアを出て小走りにやって来る人が見えたので咄嗟にエレベーターの扉の開くボタンを押しました。駆け込んで乗ってきたのは本山選手でした。しかし彼は事もあろうか、降りる時に我先にと出ようとしました。ましてわざわざ開けて待っていたのに一言の挨拶も無しです!
いくら日本一速いドライバーといっても、エレベーターの乗り降りのマナーも出来ていないようでは何処にも出せないじゃない。車の操縦技術云々以前の問題で、肩書き取ったら只のそこいらのGAKIと同じよね!((`_´))と、ちょっと憤慨&がっかりさせられたiranekoでした。

気を取り直してダイニングに行って、昨夜のへヴィーな夕食のあおりか食欲は薄かったので、またしてもお粥を取りました。(朝はバイキングなんです)あと、血液をサラサラにしてくれる、というNHK番組お墨付きの梅干、クコの実少々、ミルク、水・・・そうしたらトレイに載せたものが余りに貧弱だったせいか、係りのお姉さんがご機嫌伺いをしてくれて、食欲無くって、、、と言ったら、お味噌汁は如何ですか、と勧められてあり難く1杯戴きました。

テーブルに行きかけてふと通りすがりに横を見ると道上選手と誰か(後ろ向きだった)座って2人でフランクにお喋りしながら朝食をとっていました。私は奥のテーブルに付きましたが、目の前のテーブルで追っかけ風のお若い女性が1人、道上選手のテーブル(更にその後方のテーブルにも数人ドライバーが座っていた)の方を見ながら座っていて、朝食を食べながら何と!携帯で誰かにお目当てのドライバーが今何を食べているかを実況放送していました。そこまでやる☆!

部屋に戻って荷物を抱えてまた降りて来て、チェックアウトを済ませ、役に立たなかった(持参のモジュラーケーブルが×だったのか、ホテル側の差込口が×だったのか!)モバイル用ノートPCの入ったバッグだけはフロントに預けて、P10であの暑いパドックへと向かいました!が着いてみると??昨日の猛暑は何処へやら、今日はかなり涼しくて過ごし易そうではないですか。Mark2さんは参加日程を今日にしておいて大正解!でしたね。

車をまた昨日と近い場所に停めて受付に行きました。ゼッケン(今日は70)とタイム計測器を貰って、きっとMark2さんはもう先に着いている筈、とゼッケン番号を確認しようと係りのお兄さんの持っている参加者の名簿表を覗き見ると、Mark2さんの本名の箇所にチェックが入っていません。あれっ、まだ着いてないのかなぁ。。と確認の為聞いてみると、やはり、‘まだみえてませんね、というお返事です。ひょっとして市内渋滞に引っかかったのでは!と思って(地方の市街の渋滞は逃げ道がないので怖いです!<経験あり)外に出ようとしたら、そこに見覚えのあるお顔が飛び込んで来られました。あ!Mark2さん、間に合って良かった。私を認識されないといけないと思って思わず手を振ってしまいました^^)思った通り朝の渋滞にはまられていたとの事でした。

Mark2さんは今日TMSCの会員の講習も受けられるので、その手続きなどもして、77番、というラッキー×2の番号のゼッケンを受け取られていました。私は70番なので、倍良い番号ですねー。

その後、私の車の前の空いたスペースに車を持って来られ、私はまた車からパラソルや椅子を出して昨日と同じ金網の前に陣取りました。今日は丁度上手い具合にMark2さんが差込口の付いた折りたたみのキャンプ仕様のテーブル&椅子を持って来られていたので、パラソルをしっかり固定出来て快適でした。(実は昨日は風に煽られて2,3回倒れたんです**)

ゼッケンを貼ったり計測器を付けたりした後お喋りをしていると、オイル漏れでGTのテストスケジュールが30分遅れているとのアナウンスが入りました。私は着替えに行こうとして、うっかりライトのテーピングを忘れているのに気付きMark2さんに御願いしてしまいました。昨日も参加した事が何も役立ってませんね^^;尚、Mark2さんの車は珍しい文字の入った業界仕様のテープでテーピングされてました。といっても、私も何故か養生用テープ、といった某業界が使うものをスペアに持ってきていましたが^^!その後まだ少し時間があったのでカフェでお茶&涼んでミーティングのあるブリーフィングルームに向かいました。

そしてまたしてもジャンケンで負けてしまい、チューニングマシンにはとうとう乗れませんでしたTT;)あーぁ・・。

パドックに戻って間もなくみんな移動を始めたので私とMark2さんも第一パドック後方のタイヤガレージ前の通路に並びました。待っているとさっきガソリンを入れに行ったスタンドのおじさんと若い男の子が私のP10に気付いて笑って見送ってくれました。

2日間も参加したのですから今日は昨日より良いタイムを出さないとまずいかなぁ。。とちょっと個人的なプレッシャーを感じながらピットロードに入って整列しました。ピットガレージ前にはBOONとかで車のイベントに良く出て来るタレントのヒロミが報道関係者とらしきに囲まれてインタビューを受けているのが見えましたレーシングウエアを着ていたので、チューニングカーのデモランに乗ったのかもしれません。

そんな場面がチラと通りすがりに見えただけで、もうすぐに先導走行が開始され、先導車からコースインしていきます。1周目はややゆっくりですが此処でコースを再確認、2周目はスピードが上って、走り方を思い出しながら追走します。一旦ピットに戻って同乗者がいる場合は降ろして、再スタートです。今日もGT-R系が多く、そうでなくとも殆どそれなりのチューンが施されている車のようで、(エンジンルームは暑さ対策で開けているのか、これ見よがしなのか分からないくらいですから)ドノーマル、初心者なんて全く何処にもいないでしょう。あ、私くらいか^^;)
車を見る限り、来られているみなさんはもてぎのコースは初めてでも戦歴は豊富といった走り屋さんたちばかりのようでした。

走行開始して間もなく後ろから出たMark2さんが1コーナー前でお約束のごとく抜いていかれました。まあ相手は何と言ってもスカイライン、太刀打ちは出来ないので、抜かれるのは時間の問題だと思っていましたから反って気が楽になりました。
今日はHTは出来ないまでもブレーキングは前日よりメリハリがついて、何度も抜かれたヘビーGTより先にインを付く事が出来ましたが、その後の立ち上がり加速で勝負出来ず、当然直線速度も全然違って、軽量級のリスクをたっぷり味わいました。でも他の車の走りを気にしても仕方ないので、自分で今出来る精一杯の走行法を探りながら走りました。
路面のゴムのカスは昨日より一段と増えて、1コーナーではかなり大きな塊が車の底に入り込んでカラカラと大きな音を立て、最初は何かと思ってビックリしましたが、その後も音がする度に気になってアクセルが踏めませんでした。またダウンヒルにも昨日以上に左半分のレーンに黒い塊が散乱していて加速を躊躇させられました。それとS字で調子の良い時にはスッと車が2箇所の縁石を切るように走ってくれるのですが、今日は何度やってもS字の乗りが悪く、手前の130Rの入り方やギアチェンジのタイミングを度々変えてみましたが、やはり上手く乗ってくれません。

Mark2さんに抜かれて1周して来ると、3コーナー手前辺りでしたか、Mark2さんの車らしいテール(見覚えのあるテーピング^^)が見えたので、あ、Mark2さんの車だ、と思って走っていましたが何故かやけに遅いのです。え、良いの?!と思いつつ抜かせていただいてミラーを見ているとスローダウン気味に左端を走行しているようでした。ブレーキパッドがノーマルだと言われていたので温存走行かなと思っていると、間もなくしてミラーから姿が見えなくなりました。大丈夫なのでしょうか。

その後も時々Rなどに抜かれ(抜かせてあげ)ながら走っているともうチェッカーフラッグ!今日は涼しい分走行時間が昨日より短く感じられました。昨日のようになるのでタイムタワーを確認するのは止めていましたが、1度チラ、と見たら一番下ではなかったようです。尤も箱スカがいてのんびり走行していてくれたのが救いでしたけど。

一回目の走行が無事終わってパドックに戻ってきましたが、なかなかMark2さんの車が戻って来ません。さっきのこともあって一寸心配しましたが一番遅くに77のゼッケンが見えてほっとしました。
どうしたのか聞いてみると、100km/h以上出すとタイヤがブレて片寄りするとの事です。見た目は何とも無い様に見えるのですが、このままでは2回目に出走出来ない心配もあるので、ホイールバランスくらい看て貰えるだろうと思い、モータースポーツ課に相談してみたら、と言って、一緒に受付に行きました。
担当のお姉さんが今日はGTのテストに供給する為タイヤメーカーさんが各社タイヤガレージに入っているので交渉してみてください、との事です。早速ブリヂストンのタイヤガレージに行って見ました。丁度ご年配のスタッフの方がいらしたので訳を話すと、GTのピットガレージへのタイヤの搬送が終わったらみて下さると言っていただけました。良かったね〜。タイヤメーカーのプロに看てもらえるのですからもう安心です!
昨日は直ぐに連続して2回目の走行でしたが、今日はスケジュールが違って、この後もう一回GTのテストが終了してから2回目の走行ですし、オマケに時間も遅れが出ていて3時間近く空き時間があるので充分間に合うでしょう。ホント77番をゲットしただけにMark2さんはついてますねー^^

そこでカフェにお昼を食べに行くことにしました。外ではご年配の頭にタオルハチマキをした方が数人のインタビュアーに囲まれているのが見えました。撮影もしているようですが、後ろ向きなので誰だかわかりませんでした。Mark2さんと首をひねって見ていました。後で聞いたところによると無限の監督さんだったとの事です。(みかっち情報サンキュ!)

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