2014年1月18日
私は、日本の数学教育には問題があると考えています。
例えば、こういう問題があります。「4の平方根を求めよ」……多くの方が回答できると思いますが、答えは「±2」です。
ここで私が注目したいのが、この問題で「2」とだけ回答したり「-2」とだけ回答したりすると数学では不正解になることです。これはおかしいのではないでしょうか。
たとえ「2」とだけ回答したとしても、回答者が4の平方根を求めたことは間違いありません。
つまり、回答者は問題の通りにしているのですから、「2」のみの回答も正解とされるべきなのではないでしょうか。
もしも片方だけの回答では不十分だと出題者が考えるなら、この問題は「4の平方根を全て求めよ」と出題されるべきなのです。
私が知る限り、数学ではこのように複数の解答を求める問題でも、何の断りもなくいつも「全て」が省略されます。これは、日本語としては間違っていると言わざるを得ません。
数学に求められる厳密さは他の学問に類を見ないもので、数学者の厳密さは時としてジョークのネタになったりもします。
天文学者と物理学者と数学者(とされている)がスコットランドで休暇を過ごしていたときのこと、列車の窓からふと原っぱを眺めると、一頭の黒い羊が目にとまった。 天文学者がこう言った。「これはおもしろい。スコットランドの羊は黒いのだ」物理学者がこう応じた。 「何を言うか。スコットランドの羊のなかには黒いものがいるということじゃないか」数学者は天と仰ぐと、歌うようにこう言った。 「スコットランドには少なくとも一つの原っぱが存在し、その原っぱには少なくとも一頭の羊が含まれ、その羊の少なくとも一方の面は黒いということさ」
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」(新潮社)P.174より
しかし私には、何の説明もなく問題文から「全て」を省略する姿勢は厳密さを欠くように思えるのですが。
なお、数学に「問題に断りがなくとも、回答は全て求めなければならない」というルールがあるなら、無論問題はないでしょう。 しかし私はそのようなルールは義務教育を終えても結局教わりませんでしたし、小学生の時に教師にこの問題について質問した時も、 そのような説明はされませんでした。
2014年4月1日
先日、2ちゃんねるユーザーの投票が行われ、2ちゃんねるの書き込みが転載禁止になったことが話題になっていました(参考:「なぜ2ちゃんねるは「転載禁止」を選んだのか――「まとめサイトVS住民」繰り返す歴史 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース」)。
しかし、この姿勢には疑問を感じざるを得ません。
そもそも、2ちゃんねると言えばウェブの無法・不道徳の巣窟です。
そこでの無断転載やデマ、誹謗中傷は多くの人が見聞きしたことがあるでしょう。
例えば「ニュース速報+@2ch掲示板」を見てみるとどのスレッドも明らかに無断転載をしていますし(呆れたことにこの板も『転載禁止
』を謳っています)、
スマイリーキクチさんへの2ちゃんねるでのデマ・誹謗中傷は様々なメディアで採りあげられました(参考:「スマイリーキクチ中傷被害事件 - Wikipedia」)。
思うに、2ちゃんねるの問題は単に無断転載やデマや誹謗中傷が存在していることではなく、 それらを2ちゃんねるユーザーが問題視する兆候がないことなのではないでしょうか。 「過ちて改めざる是を過ちという」という格言は、まさに2ちゃんねるユーザーのためにあるような言葉です。
その2ちゃんねるが転載禁止を謳うというのは、何かの冗談なのでしょうか。
法や道徳を主張するなら、まず自分たちがそれを守るのが筋ではないでしょうか。
2ちゃんねるが転載禁止を謳うなどというのは、まるでジャイアンの『おまえの物はおれの物、おれの物もおれの物』と同様の矛盾した姿勢にしか思えません。
ただ、2ちゃんねるにはちゃんと法や道徳を守って書き込まれている板もあるのかも知れず、そういう板が転載禁止を謳うのなら矛盾はありませんが。
無論、相手が無法者だろうが法は守るべきです。2ちゃんねるが無法地帯だからと言って、そこから転載してよいことにはなりません(著作権法上認められる引用は自由ですが)。
その点自体には私も異論はありません。
しかし、やはり2ちゃんねるユーザーの「自分達は法や道徳を守らないが他人は守るべき」という姿勢は理解に苦しみます。
他人に法や道徳を守って欲しいなら、まず自分達が率先して2ちゃんねるの無法状態を改善するのが筋なのではないでしょうか。
余談ですが、上で引用したジャイアンの有名な台詞『おまえの物はおれの物、おれの物もおれの物』について。
2011年の「ドラえもん」アニメでは、これを他人の物も自分の物のように大切にするジャイアンの心意気として扱ったエピソードが放映されました。
それを見て、有名なこの台詞の本当の意味はこれだったんだ、と思った人もいたようです。
しかし、原作ではこの台詞はジャイアンがのび太から借りた漫画を失くしたのを誤魔化す時などに使われた台詞であり、
どう考えてもアニメ版のような美しい台詞ではありません。
2014年4月26日
私が2014年4月5日にパソコンを起動すると、アンチウイルスソフトが警告してきました。
『コンピュータ保護の期限が切れました』と。
しかし、このソフト(業界で1・2位を争う大手のものです)は比較的最近インストールした記憶があり、使用期限の1年間はまだ経っていないはずでした。
メモを調べてみるとこのソフトをインストールしたのは2014年3月11日で、まだ1ヶ月も経っていません。
私が翌日ソフトのメーカーに連絡を取り、指示された手順でプロダクトキーを再登録すると保護の期限は復活し、事なきを得ました。
その時に残りの保護期間は341日と表示されましたので、やはり何らかのエラーにより残り11ヶ月強あった保護期限が突然0になってしまったものと思われます。
このトラブルの原因は『おそらくサーバー上の一時的の問題のため』とのことでした。
このトラブルで私がリスクを感じたのは、次の2点でした。
1のようなリスクに備えるには、今回私がしていたようにソフトのインストール時に日付をメモしておくことが必要なのではないでしょうか。
もし私と同様のトラブルに見舞われても、多くの方は私と同様、ソフトをインストールした日付に確証がないとメーカーに連絡を取ったりはできないと思います。
またメーカー側も、インストールした日付がはっきりしていないとクレームを受け付けてくれないかも知れません。
2のようなリスクに備えるには、ソフトの使用期間終了の際にはインストールした日付を調べ、期限通りに終わっているかを確認することが必要なのではないでしょうか。 それをしないと、本来よりも短い期間でサービスが終了してもそれに気づかずに損をしてしまう恐れがあります。
今回のトラブルは、私にとっていい教訓になりました。 皆さんの参考にもなるかも知れないと思い、ここにこのことを公表しておきます。