受け付けではきれいなおねぃさんが何人かいて、とりあえず目が合ったおねぃさんに話し掛けてみる。本来ここは取材にきた記者が来るところなので、アタシは自分のことをなんと説明していいやら考えてしまった。なんて言ったかはもう憶えていないけど、おねぃさんはやさしくてにこにこしながら話を聞いてくださった。
そしてここで紙袋をいただいた。中にはいろいろ入っていて、入りきらない長い紙の筒が袋から飛び出していた。たぶんポスターだろうと思われる。これがキャンペーンの当選者に贈られる、もう一つのプレゼントだ。会場に来ることができなかった当選者は、このプレゼントのみが郵送されることになっている。(プレゼントの中身をお知りになりたい方はこちら。)
そのおねぃさんに呼ばれて、近くにいた1人の男性が来てくださる。
『あ、こんにちは。下駄です。』
CRAZEのスタッフの下駄さんだ。ホームページの管理人もされてる方で、昨夜チャットで話したばかりだ。以前ホームページかなんかで下駄さんの写真を拝見したことがあると思うけど、会ってみても名前を聞くまでわからなかった。見ただけで下駄さんだとわかる自信があったのに。アタシも、いつもお世話になってます、とかなんとか言ったと思うけど、緊張していてしどろもどろだ。とりあえずテキパキと案内してくださる下駄さんに着いていく。
下駄 『まだ時間がありますのでしばらくここでお待ちいただけますか。もうお1人来てますよ。』
だだ誰だろう。アタシの知ってる人だろうか。当選者がCRAZEホームページの常連さんばかりとは限らない。名前も知らない人で、掲示板やチャットで話したことのない人なら、共通の話題もなくて間が持たない。
きなこ 『どどなたですか?(^-^;)』
下駄 『えーと、ききょうさんですよ。』
ききょうさんと言えば、キャンペーンに一番に応募して、無条件で当選した方だ。先日もチャットではたくさんお話をして、きっと話しやすい方だと想像している。案内された場所には、淡いグレーのスーツを着こなした女性が1人座っていた。
きなこ 『ききょうさんですか?』
自分は名乗らずいきなり話し掛けるデカい女を見て、「誰だこいつ」と思われたかもしれない(笑) はじめまして、と挨拶しながら作戦どおり名刺を出す。
あるときはサウンドノベラー Web Master 樹菜瑚
ききょう 『あれ!?来れないんじゃなかったんですか!?(゚゚;)』
一度、参加できなくなったのは嘘じゃない。が、また状況が変わって参加できることになったというわけだ。だけど、参加できるようになったということを誰にも話してなかったのだった。
ききょう 『そうだったんですか〜。(^_^)』
なんだかホッとして安心したら黙っていられず、いろんなことをききょうさんと話しまくる。黙ってじっとしていられない心境だ。次は誰が来るのだろうとそわそわしていると、また下駄さんに案内されて2人の男性がやって来た。
『・・・・・。』
お互いに誰だかわからないので、一瞬顔を見合わせてしまう。
きなこ 『えええっと、どなたでしょう・・・?』
またもや、先に自分が名乗ろうとしない。失礼なやつだ。そのお2人はセツルさんとショウさんだった。知ってる人でよかった。というわけで名刺を渡す。
『・・・・・。』
名刺を受け取ったお2人の時間が一瞬止まる。
セツル 『あなた来ないはずじゃなかったんですか!!!!!!』
をを、ナイスなリアクション! つかみはおっけー!(゚∇゚)v
(※ZAPPING「樹菜瑚」→「セツル<2月26日 PM02:20>」)
(※ZAPPING「樹菜瑚」→「ショウ<2月26日 PM02:30>」)