■WTB戦闘詳報 03■
2002年11月21日


打ち合わせ後にちょっと時間があったので、すかさずWTBですよ。WTBな日常バンザーイ。
リューバ少尉「軍国主義的な日常にゃん」
今回は写真レポートでお送りします。


1944年某月某日 東部戦線某所(フリー対戦)
アイルランド酔っ払い小隊(正式名称不明)(ケーニヒスティーガー×1 赤ティーガー×1)
……百木さん
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×2 T-34/85×1)……速水


リューバ少尉「前方にファシストの巨大戦車にゃん」
ナターシャ少尉「ちょっと、あれはアイルランドの塗装じゃないの。アイルランドは中立国ですわよっ」
ラーイカ中尉「同志ベリヤは言われた。『撃ってから尋問せよ』!」
ナターシャ少尉「ええーッ。もう、知りませんわよ」

サーシャ軍曹「王虎が横っ腹さらしてるある。撃つよろしいな」(彼女はカザフ共和国出身で訛りが強いのだ)
どかーん!
かきーん!
アイルランド人ズ
「誰じゃ、楽しく呑んでいるときにいらんことする奴は!」


サーシャ軍曹「わぁ、こっち向いたのことよ!」
パンツァーフロントでも、虎がこっち向いてるときはドキドキするよねぇ。
どかーん!
ぼかーん!
サーシャ軍曹
「アイヤー!」

その後も王虎は大暴れ。アイルランド人魂を発揮してたちまちT-34/85も血祭りに。
ナターシャ少尉「に、逃げてもよろしいかしら?」
ラーイカ中尉「臆病者は祖国の裏切り者と見なすぞ」
ナターシャ少尉「きゃああ」

とかなんとかがんばっているうちに、いつのまにか王虎を倒して目の前には赤虎が。
ナターシャ少尉「重戦車でも突撃ー!」


ぼかーん。
大勝利。
ナターシャ少尉
「アイルランドからは、ジャガイモぐらいしか略奪するものがありませんわ」
リューバ少尉「ビールじゃあ、マーシャも満足しないにゃん」


1944年某月某日 東部戦線某所(フリー対戦)
とけねこ中隊(赤ティーガー×1 ヤクトパンター×1 4号戦車×1)……藤浪さん
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×2 T-34/85×1)……速水


ナターシャ少尉「なんか猫が乗ってますわよ」
ラーイカ中尉「猫だとぉ。まさかリューバ、貴様と同じ民族か」
リューバ少尉「と、とんでもないにゃん。忠誠は行動で示すにゃん。とつげきぃー!」
とけねこ中隊は、ドイツ軍らしからぬ高機動力の編成。
が、それが裏目に出たのか赤虎はともかくヤクトパンターが突出。


ナターシャ少尉「にょほほ、横腹を見せた駆逐戦車ほど無害なものはありませんのよ」
ぼかーん。

そして、赤虎の背後にするすると寄るT-34。ああこの頼もしき機動力よ。ソビエトの労働者に栄光あれ。
リューバ少尉「いっちょあがりだにゃん」

とけねこ隊長「なんの、まだ4号戦車があるのじゃ。とけねこ中隊に降伏の二文字はないのじゃッ」
しかし、運命は非情であった。
我が勇敢なる赤軍工兵隊の設置した地雷原につっこんだ4号戦車は、あえなく行動不能に。


とけねこ隊長「ああーッ!?」
大勝利。
ナターシャ少尉
「弱いものいじめをする気分は最高ですわね」
ラーイカ中尉「これも共産党の指導のたまものなのだ。歴史の必然というものよ」
リューバ少尉「休暇はもらえるのかにゃん」


二連勝していい気になる科学アカデミー中隊。
しかし、やはり戦場は地獄であった。
中隊を絶望のドンゾコに突き落とす激戦は、もうたったの二日後に迫っていたのである。


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