■WTB戦闘詳報 01■
2002年10月27日「といぼっくす」にて
日記から抜粋


■「畜生、魔女のバアさんに呪われたか」■
第1戦 1944年某月某日 東部戦線某所
ミルデゾルデ小隊(ティーゲル×1 4号J型×3)……鴻さん
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×1 T-34/85×3)……速水

機動力に優るソ連軍が突撃。
上空にルフトヴァッフェの影はなく、ヤーボが(栄光のシュツルモヴィクであろう)虎を見事破壊したときには
勝利を確信した我が中隊だったが、その後突出した赤軍は残った4号によりせん滅。
敗北。
指揮官は兵卒に降格の後タンクデサントとなり、2週間後戦死したという。


次に、マニさんと遊ぶことにしました。
このゲーム、なにがいいってルールの説明が5分で済むのがいいです。
そのあとはちょっとプレイすると、すぐに流れが掴めますから。
しかも、きちんと面白いんですよ。


■「もう勝ったと思っているな」■
第2戦 1944年某月某日 東部戦線某所(付属シナリオ「遭遇戦」)
マニ小隊(4号J型×4)……マニさん
速水中隊(T-34/85×5)……速水

またも、赤軍必勝の信念のもと突撃するソ連軍。
ゲーム自体はビギナーながら、ミリオタらしく森の影に隠れて待ち伏せるといういかにもな作戦を取るドイツ軍。
なんだか『黒騎士物語』のはじめの頃を思い出すんですが。
あと1両まで追い込むものの、やっぱりバウアーが乗っていたのか続け様に撃破されて全滅。
敗北。
指揮官はモスクワに召喚。ルビヤンカの中庭で銃殺されたという。


マニさんも、マイ部隊を組むことにして再戦再戦。
30分ほどで終わるのも評価高いですよ。高校の昼休みで1プレイできる感覚。


■「へへへ、こいつはミンスクの戦友の分だ」■
第3戦 1945年某月某日 東部戦線某所
マニ小隊(ケーニヒスティーゲル×1 ティーゲル×1)……マニさん
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×1 T-34/85×3)……速水

科学アカデミー謹製の成形炸薬弾をぶっぱなしたT-34により、ティーゲルが沈黙。
残った3両で、ハゲタカのようにケーニヒスティーゲルを包囲するも、ドイツ軍砲手はあわてずさあわがず
1両ずつT-34をしとめていく。残るは正面のJS2のみ。真っ青になるソ連軍。
ジョン・ウー映画の如く打ち合ったあげく、最後に立っていたのはJSだったという。ウラー。
大勝利。
戦車兵を捨て駒にしつつ勝つというのはソ連軍らしくて大変によろしい。


さっき負けて憤懣やるかたない速水は鴻さんに再戦を申し入れ、宿敵同士がロシアの大地であいまみえたという。


■「この線から一歩でも後退したらシベリア送りだ」■
第4戦 1944年某月某日 東部戦線某所
ミルデゾルデ小隊(ティーゲル×1 4号J型×3)……鴻さん
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×1 T-34/85×3)……速水

政治将校の督戦のもと勇敢に突撃するソ連軍……の筈が、果敢にティーゲルが前進を!
後方に回り込んで次々とT-34を撃破し、慌てて前線から戻ってきたJSも的確な射撃で一発轟沈。
ここに至って戦意を喪失し、降伏するソ連軍。
敗北。
指揮官はドイツで捕虜生活を送った後、終戦で解放されるもシベリア送りになり獄死したという。


最後に、えみり王子と対戦ですよ。
ちょっとの間に、これだけ遊べるのは素敵なことです。
今日はもう一卓WTBが用意されていたので、いろんな人が遊んでました。啓蒙の幸先はイイカンジです。


■「角度が悪いな。戦争ってものを教えてやれ」■
第5戦 1945年某月某日 東部戦線某所
百年祭祝典序曲小隊(ケーニヒスティーゲル×1 ヤークトパンター×1)……えみり王子
赤衛ソ連科学アカデミー中隊(JS2×1 T-34/85×3)……速水

マップ中央部に広がる森林での戦車戦。
こうなれば、圧倒的に有利だとばかりに、森に飛び込むソ連軍。
至近距離からケーニヒスティーゲルをぶち抜き(至近距離じゃないと抜けないと言った方が正しい)、
不用意にJS2の前で尻を向けたヤークトパンターも破壊され。いやぁ、駆逐戦車は不便ですのう!
大勝利。


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