2010年
05/01 盛況なのに京都博物館が苦悩 国宝の公開日数に上限
共同通信より。
江戸時代後期に鯖江藩の有力庄屋に送られた合成顔料「唐藍(プルシアンブルー)」の製造法を伝える手紙と一緒に見つかった少量の粉が、本物のプルシアンブルーだったことが研究者の分析で明らかになったとのこと。
1850〜58年のものと推定される手紙は、鯖江藩の大庄屋として藩の物産取り扱いにかかわった飯田家の子孫から、2004年に福井市の県文書館に寄託された資料群の一つ。翌05年に手紙と一緒に紙で包まれた少量の青い粉のかたまりが見つかったとのこと。
差出人は大和新庄藩主の家来を名乗る男で、文面からかつて鯖江藩に仕えていたとみられる。飯田家に「鯖江の産物にもと思い、取り急ぎちょっとお伺いします」と切り出し▽唐藍はまだ日本で作られていない▽ほかの藩にはまだ話していない▽かつての主である鯖江藩のために最初に連絡した―などと強く売り込んでいるとのこと。「返事が遅ければ、ほかの大名に問い合わせる」と、交渉を急がせる姿勢もうかがえる。もう一通の添え状は、手紙と一緒にとっくり2本を送ったと伝えている。文面ではとっくりの「青酸加里」と「硫酸鉄」を混ぜれば「たちまちに唐藍の色」になると製造法を伝えているとのこと。
手紙と一緒に見つかったプルシアンブルーは差出人が見本として同封したものか、もしくは添え状の指示に従って飯田家が試作したものと考えられる。
福井新聞より。
共同通信より。スクラップ2010年4月5日の続報。 最近の高額:スクラップ2010年2月4日「「歩く男」、95億円で落札 美術品として史上最高
八戸市の風張1遺跡から出土した国宝「合掌土偶」をモチーフにした土産品などを商品化する際に必要な、同市への商標の使用許可申請が順調に伸びている。受け付け開始から1カ月半たった4月末現在、14の個人、団体が申請済み。既に携帯ストラップやレプリカなどが商品化されているとのこと。
同市は昨年3月、文化審議会が合掌土偶を国宝に指定するよう文部科学相に答申したことを受け、合掌土偶の文字と形状(図形、立体)の商標を特許庁に出願。その後、正式に商標登録された。
登録後に市は、特定の事業者が独占的に商標を使用することや、国宝のイメージを損なう商品の流通を防ごうと、商標使用に市独自の基準を設定。八戸の縄文文化のPRを目的とし、合掌土偶をモチーフにした商品を作製・販売する事業者や個人を対象に、使用権を認めている。
デーリー東北より。
共同通信より。
共同通信より。
米ワシントンの総合文化施設ジョン・F・ケネディ・センターから日本の芸術家4人に「芸術金賞」が贈られることになった。受賞者は建築家の安藤忠雄さん(68)、バイオリニストの五嶋みどりさん(38)、歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(54)、演出家の蜷川幸雄さん(74)。
同賞は2005年の設立。年ごとに特定の国の出身者から、国際的なスケールで芸術に多大な貢献をした個人を表彰しているとのこと。08年に同センターが日本文化を紹介する行事を開いたことから、今回は日本の芸術家が対象になった。
朝日新聞より。
共同通信より。
画家の故谷内六郎さんの遺族が横須賀市に寄贈し、展示・保管されている「週刊新潮」の表紙絵原画約1300枚など多数の作品について、谷内さんの遺族が返却を求めていることがわかった。市が谷内氏の遺族に支払ってきた月額22万8700円のアドバイザー報酬を打ち切ったことなどに遺族が反発。「返却されなければ訴訟を起こす」などと市に通告しているとのこと。
朝日新聞より。
共同通信より。
共同通信より。
共同通信より。
パリ西部の市立近代美術館が所蔵するピカソなどの絵画5点が19日夜から20日朝にかけて、盗まれた。市当局は20日、5点の絵画の被害総額は推定9千万〜1億ユーロ(約99億〜約110億円)と発表した。盗まれたのはピカソの抽象画やマチスの風景画のほか、モディリアニ、ブラック、レジェの作品。
共同通信より。
香川県文化振興課は21日、同県坂出市の四国霊場81番札所白峯寺で、比叡山延暦寺の初代座主・義真(781〜833)の色つきの肖像画が見つかったと発表した。義真の肖像画はこれまで京都の仁和寺など3例確認されているが、色つきは初めてという。
義真は日本に天台宗を伝えた最澄の弟子。見つかった肖像画は、縦195センチ、横93.9センチの絹地に描かれているとのこと。筆遣いなどから、鎌倉時代に制作されたとみられる。
朝日新聞より。
共同通信より。
キトラ古墳の石室からはぎ取った極彩色壁画について、文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」は24日、国土交通省が同村に整備中の「国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区」内の新施設での保存・展示を決めたとのこと。同検討会は今後、「飛鳥美人」など極彩色壁画を取り出した高松塚古墳の復元方法についても検討を始める。
朝日新聞より。
共同通信より。
共同通信より。
共同通信より。






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