2009年
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02/01 京都・建仁寺の観音像盗難 防犯カメラに不審な男
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共同通信より。
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英紙イブニング・スタンダードによると、大手競売商サザビーズで4日までに、印象派の絵画などの競売が行われ、エドガー・ドガの踊り子のブロンズ像が約1320万ポンド(約17億円)で落札されたとのこと。日本人が落札したという。
4日付時事通信。「ドガのブロンズ像としては史上最高額」とのこと。この御時世に。それから落札者が日本人と聞くと、誰?と勘ぐってしまいます。
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京都市南区の東寺で昨年12月、毘沙門堂に安置された不動明王立像が盗まれていたことが5日、分かった。仏像は国宝や重要文化財の指定は受けていないとのこと。京都市内では今年1月末に建仁寺で「木造十一面観音座像」の盗難事件があったばかり。 盗まれたのは高さ約110センチの木像。平安時代後期の作とされるとのこと。東寺によると、昨年12月7日夕方、見回りの僧侶が仏像がないことに気付き南署に届けた。防犯カメラには同日午後、建物から仏像のようなものを何かにくるんで持ち出す男性とみられる人物が写っていたという。 産経新聞。
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共同通信より。
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佐賀県伊万里市が昨年10月、窯跡として初めて市史跡に指定した「阿房谷下(あぼんたにしも)窯跡」が、指定の約1か月後に盗掘されていたことがわかった。窯跡から出土する古唐津の陶片狙いとみられるとのこと。 市教委によると、同窯は1590〜1610年ごろ古唐津を焼成。全長43メートル、約20室あったとみられる。昨年11月7日に職員が訪れた際、大小6か所の盗掘跡を確認した。大きい穴は最大幅2.4メートル、深さ50センチあり、陶片が散乱していたとのこと。 読売新聞。
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文部科学省は貴重な文化財や歴史的な建造物をコンピューターなどでリアルに再現して仮想体験する「デジタルミュージアム(博物館)」の開発に来年度から乗り出すとのこと。高精細な映像や触感の再現技術を使って文化鑑賞を身近にし、教育や日本文化の理解につなげる。5年間かけて完成して全国の博物館や美術館に普及する。
日経新聞。
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共同通信より。
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インド中西部にある世界文化遺産「アジャンタ石窟群」の仏教壁画を保存・修復するため、東京文化財研究所は12日、調査チームを現地に派遣するとのこと。 日本のチームがインドの世界遺産の保存・修復にかかわるのは初めて。同研究所は、バーミヤンと敦煌の壁画の保存・修復を手がけており、今回の調査により、法隆寺金堂を含めたアジア全域の壁画の影響関係の解明につながると期待しているとのこと。 アジャンタ石窟群には、壁や天井に釈迦の生涯を、テンペラ技法で描いているほか、インド最大級の涅槃像も存在している。同研究所は、大小30ある石窟のうち、二つの石窟を調査するとのこと。調査期間は2年。 壁画は、1920年のイタリア人による修復で、ニスが塗られた。しかし、ニス自体が変色したり、水分を通さないことに起因する剥離の恐れがあったり、と保存上の大きな問題になっている。また、仏教の衰退に伴い石窟が長らく放置されていたため、コウモリのすみかとなっており、排せつ物によるにおいや、微生物被害も顕著になっている。 読売新聞。
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共同通信より。
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共同通信より。
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奈良の東大寺正倉院に所蔵されていたと伝えられる唐時代の玳瑁螺鈿(たいまいらでん)八角箱が、4月に香港で開催されるサザビーズ中国美術オークションに出品されることが10日、明らかになった。サザビーズでは4000万香港ドル(約5億円)以上の落札価格を見込んでいる。 この八角箱は、8世紀中期に唐で作られたとみられる工芸品で、直径約38センチ。表面には玳瑁(ウミガメの一種)の甲羅を材料とする鼈甲で鳥や花模様の細工が施されているとのこと。 文献などによると、もともと正倉院の収蔵品だったとされる。流出の経緯は定かではないが、明治時代に、実業家で有力コレクターだった武藤山治の手に渡ったという。これまで一度も一般に公開されることはなかった。 サザビーズジャパンによると、唐時代の同じような八角箱は現在、日本にあと2点しか存在せず、一つは正倉院に、もう一つは大和文華館(奈良)に所蔵されている。 産経新聞。
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興福寺に残る波羅門立像の頭部継ぎ面から、奈良で活躍した仏師集団「宿院仏師」の一人、源三郎が安土桃山時代に作ったことを示す墨書銘が見つかり、同寺が17日、発表したとのこと。 奈良時代の西金堂には、釈迦如来像を中心に、阿修羅像などの八部衆像や十大弟子像、波羅門像などが安置。当時の波羅門像は護国の経典「金光明最勝王経」に基づき金鼓を打つ撥を持つ姿だったとされる。しかしその後、失われたという。 現在の波羅門立像は木造で像高約63センチ。同寺国宝館収蔵庫に収められたままになっていたが、昨年10月から損傷した左腕や肩付近などが修理された。修理に伴い、頭部は、他に銘を記す部分がなかったためか横に切断。その継ぎ面に「源三郎 天正五(1577)年四月」などと墨書されていることが分かった。源三郎は宿院仏師の3代目。宿院仏師の仏像はヒノキの材を生かすなど清潔感のある作風で知られるが、同像は広葉樹を使用しているという。 産経新聞。
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高松塚古墳の極彩色壁画の劣化原因を調査中の文化庁は19日、外部の専門家の検討会で、壁画余白部のしっくい片について破壊分析を行う方針を固めたとのこと。切断して電子顕微鏡で断面を観察したり、粉砕して元素組成を分析したりする方針。壁画は国宝だが、1972年の壁画発見時に採集されたしっくい片などは国宝指定から外れているものがあり、それを破壊分析するとのこと。
日経新聞。
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共同通信より。
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博物館学芸員のあり方を検討してきた文部科学省の有識者会議は、大学での学芸員養成課程の単位数を現行の12単位から19単位に大幅に増やすことなどを盛り込んだ改革案をまとめた。博物館利用者の要望が多様化し、学芸員に求められるレベルも高くなっていることから、資格のハードルを上げて資質向上を図る。
日経新聞。
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昨年6月に死去したフランスのデザイナー、イブ・サンローラン氏が所蔵していた美術・工芸品など733点が23日から3日間、パリの展示場「グランパレ」で競売に掛けられるとのこと。競売商クリスティーズによると、落札予想価格は総額2億−3億ユーロ(約240億−360億円)。会場には30億円の高値が付きそうなピカソの絵画「小テーブル上の楽器」をはじめ、マティス、ロートレックらが並び、21日に内覧会が始まった。
時事通信。
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共同通信より。
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共同通信より。
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共同通信より。
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共同通信より。2月26日付ロイターによりますと、落札総額は3億7350万ユーロ(約465億円)に上ったとのことです。ここだけ色々桁や世界が違う話になっている。収益金はチャリティーと医学研究のために寄付される予定。
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共同通信より。
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共同通信より。
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24日、死去。59歳。 1980年ごろ、写真評論を開始。川崎市市民ミュージアムの学芸員として内外の写真家の展覧会を手がけ、独立後も「ピュリツァー賞写真展」などの企画や評論で、幅広く写真文化を紹介。九州産業大教授。 読売新聞。
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共同通信より。
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岡山県の笠岡グランドホテル内にある美術館「ワコーミュージアム」で昨年5月、梅原龍三郎の油彩画「バラ」(2500万円相当、縦58センチ、横45.7センチ)が盗まれた事件で、笠岡署は27日、盗品と知りながら絵を運んだとして、岡山市の古美術商を盗品等運搬の疑いで逮捕したとのこと。絵は傷などもなく無事。 発表によると、容疑者は25日午後、絵を自分の車に積み込み、岡山市内を走行した疑い。同日、「『バラの絵があるので見てほしい』と頼まれ、絵が持ち込まれた」と笠岡署に通報があり、通報者宅で署員が絵を発見。鑑定し、盗品と確認できたため27日に逮捕したとのこと。 読売新聞。スクラップ2008年5月25日の続報です。
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25日、死去。68歳。 20年以上撮り続けた歌舞伎俳優の中村吉右衛門さんや女優らのポートレートで人気を集めた。80年、「男の肖像」のシリーズで講談社出版文化賞。近年は松尾芭蕉の「奥の細道」をたどった作品、「百一人の肖像」「まだ見ぬ中国」などの写真集を発表。 読売新聞。今年8〜10月、東京都写真美術館で回顧展の開催があるとのこと。
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共同通信より。関連:「ダ・ヴィンチ作品の裏にスケッチ3点、本人が描いた可能性」(スクラップ2008年12月19日)
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共同通信より。
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