●一徳/若冲が、鶏やカマキリと戯れるシーン
目つきがアブナイ…ちょっぴり不気味な香りが。それにしても若冲、もとい一徳氏は背が高いな〜。ドラマは、石峰寺や錦小路、相国寺、(多分)鴨川でロケしていました。
●カリフォルニア・プライス邸
自宅で絵を鑑賞する際、外光を障子でやわらげ、さらにはブラインドをおろし光りを調節。こうして、人工照明のない江戸時代の室内を再現するのだとか。風呂場のタイルが「鳥獣花木図屏風」というのも凄いな。話しにはきいてたけど、初めて見ましたよ。
●とことんアップで写される作品
細部まで神経の行き届いた、緻密な作品たちは、とことんアップにされても余裕の佇まい。迫力ものでした。あと言うまでもありませんが、色が大変美しい。「動植綵絵」、「プライスコレクション」を中心に紹介。
●木村蒹葭堂の家を訪ねるシーン
若冲が、見せてもらった虎の皮の匂いをかぐ所がおかしかった。蒹葭堂は、町人の本草学者で、珍しい生き物や標本を収集しまくっていた人物。若冲は、大典と共に収集品をみせてもらっていたといいます。絵を描くとき、それはそれは役に立ったらしい。
●ツボ
相国寺・方丈の間に、「動植綵絵」30幅を掛けた所。あんな風にして見せてもらいたい。絶対に無理でしょうが。
●「鳥獣草花図屏風」の動物たち
田中優子氏による解説:ここには架空の動物も描かれている。その動物たちは「霊獣」と呼ばれるもので、1本の角と背中に甲羅を背負った「水犀(すいさい)」、「麒麟」、「唐獅子」、「獏」が確認される。穏やかな世になると姿を表す、武器のない平和な世をもたらすなど、それぞれ意味がある。デコラティブ建築・東照宮に、同じ動物がいるらしい。日光、行ってくるか。






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