助成金とは何か?


 助成金とは、国から「もらえる」お金です。
 銀行からの「借入金」や、国民金融公庫などからの「融資」とは違い、返さなくてもよいお金です。

 つまり、国がスポンサーとなって、会社に「がんばってね」と、くれるお金なのです。 

 国とは、具体的には、労働省だったり、建設省だったり、通産省だったりします。これらの省庁の「お好み」に合えば、助成金がもらえます。

 パトロンが、自分の好みの女性に、おこずかいを渡すのと、よく似ています。
 女性が、自分の好みのホストに、おこずかいを渡すのと、よく似ている、と言い換えても構いません。

 助成金を受けるには、そのようなスポンサー好みの、企業であることを示すか、パトロンの好みの企業になることを、装わなければなりません。 


 ただ、スポンサーの好みも、去年と今年は違いますし、好みだけでなく、スポンサーの経済状況も、日々変化してしまいます。

 去年までは、いやし系の女の子がもてはやされていたのに、今年はスタイリッシュな女性が流行ったりします。
 同様に、去年までは、長期休暇制度を導入した企業が助成金の対象だったのに、今年は従業員が育児休暇を取れるような制度を導入した企業に対して助成金が出る・・・みたいなことが起こります。

 去年まで、お手当が月に150万円だったのが、今年は月に30万円が精一杯、ということがあります。
 スタート当初は1企業に対して1,000万円近く支払われていたのに、500万円になり、せいぜい250万円・・・となってしまっている助成金も存在します。

 

 助成金を、もらうためには、各省庁の、方針(好み)を知り、それに合致するような、企業になることが、大きなポイントです。


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 このホームページは千葉県千葉市花見川区幕張本郷で開業している30代後半の中堅社会保険労務士、横山和男のホームページです。社会保険労務士とは、労働保険や社会保険の書類作成や提出手続代行、就業規則の作成、助成金の申請、年金相談や人事労務経営相談などを行う国家資格者です。お気軽に御連絡ください。