初レース参戦記 

 もてぎ 
Enjoy 3耐


もてぎ チャンピオンカップレース Enjoy3耐

2003・3/1・2 開催



 
耐久レースに出ますっ!
前哨編


3年目の正直

思えば一昨年、もてぎから一冊の規則書が送られて来たのが事の始まりだったでしょうか・・。

「Enjoy7時間耐久レース」その画期的な内容を見て、(賞金が出る、ゴルフみたいにバラエティーな賞がいっぱい、ブービー賞もブービーメーカーもあるし、、<これなら取れる!^^)出たい!私だって出られそう、、車は、、プリメーラを改装すれば良いんだし、、と、もの凄く単純にそう思って、前年富士のチャンピオンカップに出られた経験のあるリーマンさんに、こんなのがあるんですけど、、と、規則書をお送りしたところ、『iranekoさん、これAライ要るみたいなんですよね。。』?えっ、やっぱしA級ライセンスが要るんですか!早速もてぎに問い合わせると、エントリーするドライバーは皆A級ライセンスが必要と言われ、そりゃだめだぁぁ!!で断念。;;)でも来年は出られるようにしよう。そこで翌年(昨年)早々A級ライセンスを取りに行って、車も2000ccのHP10が頂ける事になったし、替わりに要らなくなったP10を出せばなんとか出られそう、、と思っていたのですがEnjoy耐久の規則書が送られてきたのを見てがっかり、、、7月だと思っていた日程は5月に!一カ月そこそこではとても準備が間に合わない!ましてドライバー候補もいないし、、、で、またしても断念!

ところが昨年末、もてぎのスポドラで、Joy耐にエントリーされたコムドライブチームの方から、来年3月にプレJoy耐の3時間耐久がある、という未発表情報を入手、またNetのお知り合いの方から、不要になるセリカ(ST-183)を戴ける事になって、3時間なら1人で走っても何とかなるかも、、。とこの耐久レースに出る算段を開始、このセリカを仲介されたというご縁のあるリーマンさんにも御連絡すると、『僕も出ますよ、』と即エントリーをOKされ、早速レース参戦の企画を練っていましたが、セリカのST-183がJAFの登録車から外れていたり、(この件はもてぎからOKが出ましたが)また車を戴くに当たっても、その手続きで手間取ったり、、他にも色々とすったもんだがあって、ドライバーも足りないし、メカニックもいない状態でした。それであちこち参加して下さる方を探していたら、知り合いの峠の走り屋、レガシーさんから、\1500万掛けて改造したGT−Rを富士で走行中にブローさせたという知合いがそのレースに出たいと言っている、と聞いて、喜んでエントリーしていただく事に、、、。その方がYMSの店長代理の、こちらで勝手に付けたHNで名高い^^1500Rさん‘<まんまですネ^^)でした。

ようやく月末にセリカの名義変更を終え、引渡しして貰ったカッコ良い!黒いセリカを早速YMSに持って行ったところ、足回りの点検をして下さった1500Rさんに、この車をレースに出すには初期のメンテナンスの費用だけでもかなり大きな金額が掛かりますけど、、と試算され、出走させるのは経済的に無理、と判断し、その場で断念しました。でもレガシーさんもメカニックで是非参加したいと仰っているし、折角話が煮詰まって来たこの機会に参戦を断念するくらいならちょっと弱体でもiranekoのHP10を出そうかナ、、と考えた時、1500Rさんが、『富士のレース村にN1スペックのレース落ちの車が格安で売っているようなので、いっそのことそういうのを皆で買って出ませんか!』と打開案を提案され、また車をお任せする事になるチーフメカニックには、プロの方ですが、適任の方がいます、、、と安藤さんという方を紹介されて直ぐにお会いして即決。車も富士で都合よくこの話を待っていたような程度の良いN1仕様のレース落ちレビンが見つかって、車と、その面倒を見て下さるチーフメカニックさんがほぼ同時に決まりました。

この時既に2月3日。レースまでにあと1カ月もありません。買ったレビンはレガシーさんが引き取りに行って下さって、メカを引き受けて下さった安藤さんのガレージの傍にPを借りて預け、数日後、分解され以下の不具合な箇所を改修しました。

キーシリンダーロックピン キルスイッチピン、
フロントディスクローター交換フロントキャリパー交換 
クラッチディスク MT−OH、リアキャリパー−OH
電動ファン取付 牽引ボルト交換 ドライブシャフト交換 
シートレール(固定されていたので)交換 消火器取付 プラグ交換

その他に1500Rさん、御職業柄奔走されたお陰で、部品として、
YOKOHAMタイヤさんからADVAN−A048をほぼ原価でウエット仕様込み3セット、
またGLADさんからBPレース用CZ1組を無償提供され、
スノコ(SUNOCO)さんからレース用オイルを使い放題の無償提供、
何処かの?^^;ホイールメーカーさんから次回使用の15インチアルミホイール1組(インチアップ用)の提供、
YMSさんからは部品代からローダー車代相当額分(以上)を値引きして頂く他ピットやPの使用
など様々なサポートを戴きました。ご協力いただいたスポンサー各位に御礼申し上げます。有難うございました。

尚、レビンの出走名
「YMS スノコ D-4 ∀レビン」
           で登録、      


∀はMark2さんのHNの由来のパクリで、「ガンダムに∀があるならレビンに∀があってもいいじゃないか!」ですが、D−4は何か走行カテゴリーの事かと思ったら、請求書の宛名にDOSHIROUTO(度素人)4人組の文字が^^! 
∀なんてこっそり付けたiranekoも人のことは言えませんけど、D−4なんて、1500Rさんいつの間に考えたのでしょうね^0^ こうしてようやく22日にレースに出す車が仕上がりました。
メカニックさんやヘルパーさんも決まって、ホテルを抑え、レストランをリザーブしたり、あちらこちらに印を押したり、署名したりの書類も発送、車の外装をボランティアして戴けるプロの広告デザイナーさんご夫婦も紹介されてソフト部門は万全、あとは試走と練習走行に行くだけです。

多勢に無勢;;)の101

私達は耐久用に車温存と経費節約の意味でも、練習日はシェイクダウンを兼ねた23日1日のみで行こう、と予定していたのですが、私がラインの確認の為HP10でスキルアップ‘というもてぎのプログラムに参加した際(この日iranekoはHP10で2‘45“前半を出し、自己ラップタイムを更新しましたァ!)事務局で奪って来た、、あ、いや貰った^^暫定書きのエントリー表をYMSに持って行くと、居合わせたチーフメカの安藤さん、いつもルンルン、、、のはずがそれを見て顔が急にマジになって、「ウーン。。。」とうなったきり表を見つめています。その上いつ伺ってもにっこりと優しい笑顔の1500Rさんまで明らかに引きつった顔をされ、
『***さん、<iranekoの名前、やっぱり28日も走りましょう・・』とエントリー表を片手に真面目な顔で仰います。

Q:「そういえばさっき安藤さんもうなってらっしゃったけど、凄いドライバーさん達でもいっぱい出られるのでしょうか?」

A:『ドライバーじゃなくて車です。全部が僕たちのより速い車ばかりなんです!』

エントリー車種は殆どがEK9または4、EG6のシビック、そしてレビンは私達の101以外は111あとはクラス違いで下はシティー、上はS2000やインテR、ロータス、変わった所ではレーシングドライバー脇阪寿一の弟で同じくプロのドライバー薫一が乗るランドクルーザーがエントリーされています。

Q:「じゃ、敵はシビックとレビン111ですね」

A:『いや、シティーでも、ホンダの車は別格に速いです。エンジンが全然違って、最初からレース出来るように作られてますから。。』

「そうなんですかぁ、、道理でよくコースでEK9にも抜かれるはずだわ、、これって当たり前なのね^^」
等と今更のように感心していると、1500Rさんが速攻でビジタードライバーされるアルテッツアレースドライバー馬場さんにこの事を連絡され、もてぎ走るに練習なんか要らぬ、筈だったレースドライバー馬場さんもこの話には流石にちょっとビビられた様子、23日のみならず28日の練習走行にも参加されることになりました。なんだか皆さん急にマジになって来られて、今までお気楽エントリー気分だったこっちがビビりました。。

シェイクダウン
2/23 快晴




シェイクダウンの前日の夕刻、打ち合わせの為YMSに行くと、もう仕上がったレビンがPに停めてありました。
チーフメカニックの安藤さんが『***さん、ちょっと乗ってみて、』と仰るので、お店の顧客の車も何台か停まっているPを恐る恐る周ってみました。

『ステアリングはどうですか?』とレース仕様の重いステアリングが動かせるかどうか心配して聞いて下さっているのですが、私は高校時代剣道部で、今も腕だけはA・シュワルツネガ−並^^につおーい!ので、大丈夫です、と告げました。
シート合わせは、レールは幾分遠いので、私と背が3cm位しか変わらない1500Rさんも足が届かないよー、、といわれていましたが、この車で明日コースを走ると思うと、これを私がコース走行車として運転出来るのだろうか、、と少し不安になってきました。
そのあと車の外装デザイン案のスケッチを持って、実際にやって下さる広告デザイナーご夫婦と打ち合わせをしました。資材込みのボランティアで、使用するカッティングシートというのは高価と聞いて、廃材利用で何でもいいですからね、、と言ったのですが、奥様は元(今もか!)04族、ご夫君は峠族で、レガシー他3台を乗り回す大の車好き!ご夫婦ですから、仕上がった101を見て、ああしよう、こうしよう、、とデザインのプランにもかなりリキが入ったようです^^。

翌朝早くHP10で高速で迷って2度もミスコースしながら<降りて乗って降りて乗った^^;;)リーマンさんをご自宅前まで迎えに行って常磐に乗り一路もてぎへ向かいました。レビンのほうは1500Rさんと馬場さんが乗るローダー車とレガシーさんのレガシーに乗った安藤さんと一緒にもてぎに向かっていました。途中インターでiraneko強く推奨!のすいとんで朝食<これを食べるとタイムが出る、、かも^^。ツインリンクのパドックに到着すると101はもうローダーから降ろされてパドックのガレージに収まっていました。
この日は1500Rさんとリーマンさんは午前中TRMCの会員講習を受けられるので、その間、私と馬場さんが午前中先に走行することになりました。

   
                   
      エンジンルーム:   この支柱↑がプロ御用達^^ 


      
運転席
                                     
               ←TAKATAは借り物です^^;
シートはレカロだしぃ、でもってシートベルトはTAKATAだしぃ、、何たってやーっぱブランドモンじゃーん!^〇^




↑(上)の方が、とっても!頼れる^^チーフメカニックの安藤さんです

         

バックギアは禁止なので、手押しでガレージから車を出すチーフメカの安藤さんと、ドライバー兼臨時メカニックの馬場さん


37台の改装車と登録車の混走ですが (登録車とN1仕様混走)は初めてで、というより、このスポーツ走行自体初めての体験。ちょっと台数多いナ、、と緊張。
初めて乗るN1仕様車で恐る恐るピットロードに並びました。スタートの旗が振られて30分の走行開始。レースメカの安藤さんに取敢えず3周したら戻って来て下さい、と言われていたので、アウトラップ入れて4周ほど回ってピットイン。初めてレース仕様車に乗って緊張している上、何処でブレーキングしてコーナーでどうステアリングを切ればジャストに出口の縁石に付くのか全く分らず、アクセルも中途半端に恐々踏んで様子を見ながら周って一度ピットに戻りました、簡単にチェックをしたあともう一度コースインしましたが、兎に角速いシビックの群れに追いまくられ、避けてばかりでクリアもなかなか取れず、更にS字侵入箇所で土が撒かれていてオイル旗が出ていたり、1コーナーで突如の黄旗などで、少しは慣れて来たのに思い切り踏めないまま終了し、Pラップのタイムはずっと50秒台を刻んで最高が49秒。
何ンだ、プリメーラより遅いじゃん^^;;。いっそのこと自分のプリで走ったらいいかも・・/^^;というのが私の初レースカー走行でした
ステアリングは思ったほど硬くは感じなかったのですが、コーナー、特にV字やヘアピンはこれまでは速度計目安のブレーキングをしていたので、その目安が無くなって、コーナリング速度をかなり落とし過ぎてしまいました。それから何度もシフトミス、特に2速に入れたつもりで4速に入っていて^^;;急に2000回転トロトロになって慌てる始末、、。これではいくらN1仕様の車でもプリメーラ以下の走りしか出来ませんね、、、。



   iranekoが乗った後、データチェックするアルテッツアドライバーの馬場さん

そのあと馬場さんが走り、流石にコースなれしたドライビングで22秒台。正午になって講習から戻って来られた1500Rさんとリーマンさんが昼食をはさんで相次いでコースイン。1500Rさんは初めてのコースが余程心配だったらしく、私がプリでも走ろうと取っていた走行枠を、僕に譲って貰えませんか、と申し出られ、リーマンさん走行時に、iranekoのプリメーラで出てコースを慣熟、101での走行は23秒台を出されてました。素晴らしい!


         

走行前、初めて走るコースが気になるのか、ちょっと表情が硬いリーマンさん リーマンさん、行きまーすっ!
                                              

リーマンさんはこの日何と2年数ヶ月ぶりのコース走行。ましてもてぎは初めてなのに35秒台を出されていました。これも素晴らしい!ただリーマンさん、この時5コーナーをミスってタイヤを大きく片減りさせてしまったらしく、次に走る1500Rさんに、‘あ〜、ずいぶんいっ<逝)ちゃいましたねェ・・・’と悲しそうに言われてましたので^0^かなりアグレッシヴに走られたのではないでしょうか、、って、しっかりオンボードVTRに捕らえられてましたっけ、、^0^
    
                               
        あとでドライヴィングミスの言い訳が出来ないよう?しっかり^^監視カメラが付いてますぅう^^;;

               

いつも双子みたいにくっついて仲のいい馬場さんと1500Rさん、何の話?・・どうやら記録紙で走行タイムをチェックしてるみたい


          
 お仕事あるのに来て下さっているメカニック第一号のレガシーさんは、背が高くて目立つので手計測とピットサインも・・・!

でも無事に走り終えてみんなホッとした表情でした。特にもてぎが初めてだった1500Rさんはとてもナーバスに緊張されていたので、帰りは肩の荷が下りてほっとした様子でした。iranekoは余り踏めなくてタイムが出なかったので、安藤さんに『頑張って下さいよ!』とプレッシャーを掛けられてしまいました/^^;; でも一度乗って車には慣れたので、あとはもっと回転レンジを上げて走行し、BPを直せばもっとタイムは上がる筈なので、少し安心出来ました。あ、そうそうシフトミス癖も直さないと^^;

それから困った課題がもう一つ!サインボードが全然見えないのです。

iranekoの走行時には37台が走行していましたが、やはりJoy耐の練習に来た車や、レースの練習車両が主だったらしく、ピットウォールに人だかりが出来て、ズラズラとサインボードが並んでいましたが、メインストレートでの走行ラインは左側でウォールから遠くて、いっぱい人が並んでいるという事は判るのですが、背の高い(185cmの)レガシーさんの出すサインボードが全く識別できないのです。

馬場さんに、レースまでにはサインボードが見れるようになっておいて下さいよ、と言われましたけど、どうしよう・・・。

サルiranekoにも解る反省会

その2日後、オンボードのVTRが出来、私の走りを心配して下さったのか、1500Rさんから携帯にVTRの鑑賞会兼反省会をしましょう、、と掛かってきて、YMSの閉店後、店内のTVを使わせていただける事になり、1500Rさん、リーマンさんの他、安藤さん、レガシーさん、広告ご夫婦も観に来られる事に。iranekoは差し入れに特注の夕飯のお弁当を用意して出掛けました。
急なエントリーだったので、安藤さんの分が無くてゴメンナサイ!

自分の運転の車内撮影したのを見るのは初めてで、モニターに映し出されるとまるで他人の運転のようですが、でも、やはり明らかにiranekoの運転でした^^;

馬場さん,リーマンさん、1500Rさんのドライビングシーンも順次出てきて、皆それぞれ4人4様、全く違うドライビングスタイルです。同じ車を同じコースで運転しても、こんなに違うものかと感心しましたが、感心している場合ではありませんね^^。

一番セオリー通り綺麗な運転だったのは流石のレースドライバー、馬場さん。BPできっちり素速いHTでシフトダウン、クリップ、アクセル、と、レースドライバーの同乗走行の時と似て、ベスモのドラテクでも見ている感じです。リーマンさんはカートドライビングです、とご自分でも仰るように、BPもステアリング操作も言ってみれば破天荒、という感じですが、セオリーと全く違ったアプローチでもちゃんとコース走行が出来るものなンだなぁ、、と感心させられました。これはリーマンさんにしか出来ない特殊なドライビングなんでしょうか。また1500Rさんは柔らかなブレーキング、ゆっくり間を置いたシフトダウン、加速も非常に滑らかで、本当にこの運転で度!改造GT−Rで富士を300km/hも出して走っていたの?と疑問に思うほどです。ご自分ではダラダラとメリハリのない運転ですよ、と仰ってましたが、それでも馬場さんと同じタイムが出ているのですから、驚異的なドライビングです。iranekoはこの落ち着いたドライビングを見習いたいです。

iranekoは安藤さんや1500Rさんから、他の車を避けなくてもいいです、ああいう車は皆上手くて向こうから避けてくれますから、自分のラインをしっかり守って運転して構いませんよ、と同じ事をアドバイスされました。

画像を見ていると、自分でも何度も後ろから来た車を避けてラインを譲っているのが良くわかります。iranekoはシフトミスや未熟な、なーんちゃってHTを指摘されると思ったのですが、その点は意外でした。それを話すと1500Rさんは、シフトとかHTは練習すれば直りますから、、と余り意に介さない様子で、安藤さんも、他の車を避けなければ、あれで10秒は違いますよ!と仰いました。

もてぎのプログラム走行に来るNSXやインテRやその他、殆どが上級車の中を避けながらHP10で肩身の狭いコース走行をしている状況がすっかり身に付いてしまってますね、;;)

それと、何日か前に、初めてもてぎを走るリーマンさんと1500Rさんに私がコース図に走行ラインを書いてお渡ししたのですが、今回の走りでもうすっかりマスターされた1500Rさんが、、『あ、これちょっと書いてみたんですけど、、』と遠慮がちに仰って、ご自分のBPとギアとシフトチェンジの目安の場所を書いたコース図を私に渡して下さったのは本当に嬉しかったです。これ、とっても役に立ちました。感謝!

初レース参戦の日迫る!

僅か20日前に富士でレビンを買って以来、車両メンテナンスの相談、申請の為の事務手続き、経費の試算、ライン確認のプログラム参加、コース図の作成、シェイクダウン、外装打ち合わせ、手伝い(立会い^^)、反省会、雑談会、、、もう毎日のようにYMSに通い詰め、すっかりYMSのスタッフさん達に顔を覚えられてしまいました^^; そして今日がその最後の日。その最後の用事というのが、何と!YMSへのお支払い^^でした。
おまけにその前に買出しに行ったドラッグッストアのPで他人の車にぶつけてしまうし;;)<修理費30,000ギル請求来ました;;)
仕方ない、、今までが上手く行き過ぎました。これを厄落としと思うことにしましょう。

その前の日から本業そっちのけでデザイナーご夫婦がレビンの外装をやってくださってましたが、それも仕上がってきていました。
この短い間に、本当に良い方ばかりにお会いし、善意と無償の御協力を受け、また出来合いのN1仕様車ながらもメンテナンスの過程を見たり、レギュレーションを細かく確認したり、と、レースや車については何も知らなかった自分の目から鱗が毎日何枚も落ちて全てが勉強の日々でした。

iranekoも多少は弱貧コンストラクターっぽくなってきたでしょうか?!^0^)チームを維持するために我身を削ったミナルディーのガブリエレ・ルミ氏の気持ちがわかるような^^;、、って、そんな大げさじゃないか^^;;このレースに出るために所用も仕事もお役も放棄、東奔西走した毎日が思い出されました。

さて、いよいよ先発隊の出発です。明日は練習走行、そして続く予選、決勝、

             3時間耐久レースに向けて、明日早朝もてぎに向かいま〜す^^/
続きはここから