Iraneko’気持ちは‘28回目の誕生日スペシャルイベント

鈴鹿南コース走行会参加リポート




誕生祝に高校時代の友人が送ってくれた画像2


参照:鈴鹿南コース攻略法「福山バージョン」

2日目−a

「意外!熱血福山先生」

朝7時20頃目覚め、即窓の外を見ました。空は薄曇りですが、雨は止んでいましたし、雲も高くて、降り出すといった気配はないようです。

シャワーを浴びレーシングスーツに着替え、荷物をまとめて昨日車を移動しておいた玄関前の駐車場からホテルのフロントのある建物に向かいました。
くろくまさんは無事早出されたのでしょうか?確認もしないままチェックアウトして、前に停まっていた参加者のR32乗りさんに、‘朝食此処ですよね、とお尋ねしたら、昨日夕食を食べた建物の2階ですよ、とのお返事!あちゃー!あそこまで行くのかぁ。。

もうまもなく8:00am。8:30に南コースで集合が掛かってるんです。夕べの事があるので今日は絶対遅刻出来ません。でも朝食はどうしても摂りたいので車をレストラン街の前に停め、小走りで朝食のダイニングがある裏手に回り、階段を駆け上がってレストラン受付でミールクーポンをさっと出し、速攻でコーヒーにお粥、バナナ、フルーツ、温泉卵など消化の良さそうな物ばかりトレイに載せ、レーシングスーツなんか着ているせいか周りの人にジロジロ見られるのもお構いなくこれらをかき込みました。その間約15分!大急ぎでまた車に乗って昨晩教わった南コースに向かい5分で到着。ゲートで丁度歩いて来られた今日の講師、福山さんとバッタリ出会いました。ふぅ、何とか間に合ったようです/^^;

既にパドックにお集まりの参加者の皆さんにご挨拶して、係りの方からレンタル車輌のCIVIC−Rの鍵を受け取りました。私は4号車です。早速乗ってみます。おおっ!回転計の表示が10000まである!!(内心ウホウホ^^v)
一応ノーマル車、となっていますがそこは専用のコース走行車輌ですから後部座席はなく、ロールゲージが入っています。ステアリングはノーマル系でしたが、Rタイプの標準仕様なのか、ペダルはスポーツタイプです。RECAROのバケットシートにはグリーンカラーがトレードマークのTAKATAの高級4点式シートベルトが装着されています。iraneko−P10は安物のSABELTなので、こんな高級シートベルトどうやって留めるのかなぁ?更にタイヤは、かのNSX専用開発タイヤのRE010ではないですか!
このタイヤを安物を履いていると思われた方がいらしたので、しっかり訂正させて戴いときました^^。CIVIC−Rに履かせてるなんて贅沢ですね〜。

因みにこのCIVICは誓約書に拠ると保険免責額20万円也。当サイトのRyuuさんのNSXオーナーの走行会リポートにもあるように、此処は過去にかなりの数のNSXも破損しているという難コースらしいので、CIVICにもしもの事がないよう気を付けて乗らなくては・・・と、緊張しますねー^^;;

この日のエントリー車輌11台はレンタルのCIVIC−R:5台、S2000:2台、スカイラインGTS:1台、レビン:1台、インテグラ−R:1台(あと1台思い出せなぃいい??)相変わらず人の車は殆んど見てないiranekoです^^;)

ちら、とエントリー表を見た所に拠ると、最年長者が実は私のようで/^^、30代の方が殆んど、一番お若いのが20代のくろくまさんのようですね。タイム計測器(トランスポンダー)も付けたし、頑張らなくちゃ!

福山さんがレーシングスーツに着替えて来られ、ブリーフィングで最初のスケジュールの走行方法の説明があった後早速車に乗込みます。シート合わせは大事なので、スタッフと福山さんが回って来られ、ベルトの留め方や外し方を指導されながら1人ずつ合わせて下さってます。妊娠してませんよね?なーんて聞かれ^0^結構きつく締められました。

福山さんお勧めのドラポジはシートに肩を付けたまま左右の手をステアリングの11時・2時辺りに伸ばしてみて、ゆとりがある(肘が曲がる)位置だそうです。

始めはコースのライン取りと慣熟走行。福山さんはタイヤ1本分違わずこのコースで一番効率のいいラインを走りますから、と仰いました。先にレンタルのCIVIC組が追走します。順番を入れ替えながら6周回して自車持込組と替わります。最初はゆっくりの走りでポイントになる箇所を覚えていきます。

この南コースは1,3kmほどあって、ショートコースでも長いほうです。あっと言う間に私達の組が終わって、なんだかキツネにつままれているような気分で持込組みの走りを見ていました。終わって福山さんが『コース覚えた人?!』  し〜〜〜ん・・・。

『初めて乗った車で初めてのコースを走って、ライン取りまで覚えるなんて無理ですよねぇ、もう1度やりましょう!』と仰って下さって、また追走して走ります。2回の走行が終わってもまだ皆(含むiraneko)ライン取りはおろかコースすら頭に入ってない感じ。これを察した福山さんは、皆がコースを覚えてライン取りをマスターするまで何度も繰り返してやってもいいと仰ったのですが、スタッフのほうからダメが出て、(なにせもうブレ−キングやコーナリングの教習もはしょってる^^ので)パイロンスラロームのプログラムに切り替わりました。

ホームストレートの入口から6個のパイロンを並べてこれをくぐって、福山さんからアドヴァイスを聞いて、コースを回って戻って来るので、コースも覚えられるでしょう。
私はもてぎではP10でこのメニューをやると結構上手く行くので自信があったのに、何と!今日は車が全然思った位置で曲がってくれません。P10は侵入角を浅くしても、またパイロン間がもっと接近していてもちゃんと曲がってくれるのですが、このCIVICで同じ事をするとアンダー気味になってしまい最後のパイロンで詰まってしまったり、途中で何個か倒してしまったりと、全然ダメじゃん状態、自分でも納得いかない感じです。こんな難しかったかしら?!かといってクリアする為だけにスローで入りたくはないし^^;。S2000のお一人がとてもお上手です。S2000は車の特性として元来回り易く出来てはいますけど・・。

持込組の走行をパドックから見ていると、CIVICレンタルの方々が口々に、曲がりませんねー!と仰っています。あ、やはり皆さんそうなんだ!と一安心・・もしていられないのですが^^、割合曲がりにくい車なのかもしれません。

2回目の走行の時に福山さんが前の方2人と私のところにもいらして侵入時の角度にゆとりを持たせて入るよう指示されました。そこで少し角度を付けて侵入してみると、ある程度の速度で最後まできちんとくぐり抜けられました。あれ?どうして出来たのかなぁ!という感じでしたが2回目も同じようにスンナリ出来たのでビックリ!。
『こういう時は、最初に余分に回って、だんだんとお釣りを使っていくようにするんです。』
というアドヴァイスでした。なるほどぉ・・・。

そうこうするうちに昼食の時間になりました。事務所にお弁当とお茶が用意されています。
私は午後から参加される予定のくろくまさんが心配になって携帯をかけてみると、くろくまさんは現在奈良と三重の境界辺りをこちらに向けて懸命に走行中、小一時間で到着予定とかで、午後には間に合いますね。それを聞いて安心してお弁当を戴きながら皆さんと歓談しました。
特にP10乗りの方はただでお友達から貰った車で、今日はレンタルCIVICですが、普段はド・ノーマルで鈴鹿の本コースを走られているということでした。本当に正真正銘まんまのド・ノーマル車で全く何もいじっていないそうです。それでもランアタでちゃんと走られているというのですから、ご立派です。参加者の殆んどが関西の方ですから(関東は私の他にもうお1人、千葉県から来られた方がいます)何人かの方は鈴鹿の本コースもこの南コースも走られているようでした。

お昼を食べ終わって早めにパドックにスタンバイしていると、携帯が鳴りました。フォーミュラ系のマシンにも乗れる関西のお友達H君が、面会がてら私の走りを見に来てくれるというのです。彼も小一時間で着きます、ということでした。丁度フリー走行の辺りかな。来たらくろくまさん紹介しよう、同じくらいの歳だし、メカも非常に詳しいので、きっと話が合うでしょう。

程なくして、背後からどどどどっというエンジン音が聞こえて来ました。あ、くろくまさんだな!と振り返ると、案の定金網の直ぐ外にくろくまさんのマシンが見えました。音を聞いて皆がこっちを振り向きました。^^#。福山さんも見られてましたよ。くろくまさんは皆がじーっと彼の車を珍しそうに見守る中、パドックの駐車場に車を停め、スタッフのところに行って、CIVIC−Rのキーを受け取りました。くろくまさんのCIVICは左ハンドルなので、昨晩左クラッチの心配をされてましたが、私だって昨晩ちょこっとだけどくろくまさんの車を運転して大丈夫だったし、、直ぐに慣れるでしょう。

午後のブリーフィングの前に記念撮影があって、そのあとくろくまさんは福山さんに、
『ライン取りが分からないと思うけど、普段コース走ってるみたいだから大丈夫だね。』と言われてました。来たばかりのくろくまさんは訳が分からず???という顔をされてました。
、、、というのも、午後からは即ジムカーナ形式のタイム測定になっているのです。フリー走行してタイム測定ならいいのに、何故かプログラムは逆なんですよねぇ・・。

:続く