Iraneko’気持ちは‘28回目の誕生日スペシャルイベント

鈴鹿南コース走行会参加リポート




福山さんと記念2ショットv^^#のiraneko



参照:鈴鹿南コース攻略法「福山バージョン」

ここで、(ドタキャンでCIVIC−Rに乗れなかった方の為にも)今回わざわざレンタルで乗ったCIVIC−Rの走行インプレッションなどを・・・。

サスはノーマルでしたが、足回りは固くて重心も見た目より低く感じました。キャリパーもこのクラスにしてはとてもBig!タイヤは15inch?P10より大きく感じましたけど・・。

ステアリングはエアバック内臓で、普通のセダン系乗用車並に径が大きくて、半回転まで手が届かない&重目。また、パイロンスラロームのように切り返しが重なってパワステが次第に重くなる、アシスト遅れが出るみたいです。<福山さんも証言。

でも流石に10000回転リミットだけあって回転領域の幅が大きいので、南コースくらいのショートコースなら2速1ギアのままでも充分走れてしまい、3rdへチェンジするタイミングに迷いました。タイムアタックしていない時には2速のままでしたが、リミターに1度も当たらなかった!

加速はそれほど一気に来ないように思いましたけど(iranekoP10比)、タイヤがRE010だったのがちょっと重いのでは・・?

シフトのストロークはスポーツバージョンのせいかとても短かくて、ギアの入る感覚が薄い(iranekoP10比)のですが、(これで3rdに入ってるのかな〜?というような・・)前にホンダベルノで一寸座らせてもらった事のある新インテ−Rほど極端には短くなかった。

勿論前に書いた通り、コース走行仕様車ではありますが、総体的に見かけ(排気量とか大きさやデザイン)と性能が全然違うという気がします。馬力も相当あるみたいだし、(185とかって言ってましたっけ・・?)重量もそれなりに軽いのであれば、速度的にはインテ−Rとそれほど遜色無しに走れるのでしょうし、、で、これをどう変えるんでしょう??(というようなお話は、後日掲載予定のモーターショーの記事で詳しくお伝えしまーす。)

iranekoはいつもコースでは乗っているのがP10なので、たまにこうして違う車でも走ってみるのも良い勉強でしたし、今回はまた、CIVIC−RというP10より性能の優れた車のスポーツ仕様走行車で思い切りコースを走ることが出来、普段やろうとしても簡単には出来ないことなので、考えようによってはお安い企画だったかもしれません。

また、担当の責任者の方が、今回は赤字ギリギリで、是非今後もこういったイベント走行会にはお友達等お誘い合せの上ご参加下さい、と切に懇願されておられ、福山さんも『1人最低3回は参加して貰わないとねぇ、^^!・・』とプッシュされてました。今回は皆さんへ宣伝投資です、と言われましたので、此処で皆さんもこういった機会に参加されてみたらどうでしょうか!と宣伝がてらお勧めしておきましょう。ま、\20,000位の走行会を3回節約しても得るところは充分あります。私としては、GT観戦との抱き合わせもいいのですが、1日は南コースレッスンで、翌日は本コース走行、というメニューだったら、借金してで^^;もまた行きたいです。

さて、プログラムはタイムアタックです。先ず講師、福山さんのデモ走行。担当のスタッフから『この前(誰か?)インテRで36秒だったから、5秒は出ますよねぇ。。』とプレッシャーが掛かって、福山さんも入れ込み充分!合図が出てスタート!猛ダッシュで駆けていかれました。結構本気ですね^^。タイムは1‘36“後半(7に近かった!)とういうことで、福山さん御不満の様子。それを察してか、スタッフ、もう1度行きますか!?で再度アタック!ところがタイム表示は先ほどと全く同じタイムを表示。昼食中にスタッフが試走していたのは、どうもこの計測器の不具合があった為らしい。別途パドック内に設置されたPCモニターにもタイム表示が出て来ません。スタッフから、タイムを拾う場所が不確かなので、ラインまたいでもアクセルは緩めないで下さい、とのお達しで、早速私達レンタルCIVIC組からタイムアタックのスタートです。

出走順番の待時間に柄にも無く^^;ドキドキ、緊張して来ました。だって、さっきパイロンスラロームの時にコースは一応シミュレーションしましたが、フリー走行も無しにいきなりアタックですからねぇ・・。

暫くして旗が振られ、取り敢えずスタート!福山さんがコース脇のフラッグタワー(テニスの審判席みたいな)に上って見てらっしゃるのが確認できます。その手前でブレ-キングして1コーナーに侵入・・あれ?でもどう入るんだっけ??、ともかくコーナー先の直線の右縁石を目指して行くんだったわね。といいかげんなコーナリングからも無事縁石に。そのまま右を突き当りまで真っ直ぐ。途中音で判断して適当な箇所でシフトアップ(コースが短いので回転数確認する間が無い^^;、)

マーシャル塔の前でブレ-キング。ちょっとインを付いて周ってしまい、ド・アンダー、福山さんが先のコーナー出口に立てて下さっている目印のパイロンから大きく外れてしまう。おまけに早めにアクセル吹かし気味でトラクションが抜けロール状態、余分なステアリングを切らされやっとコーナー脱出、続いて直ぐ3連荘のS字コーナー。前のコーナリングがダサダサの影響で最初の入りをミスる羽目に、、何とか修正をかけ3個目の侵入で角を付いて左からその先の側道2個目辺りでブレーキング、コーナーを回った先左側の縁石中央を目指して回る。このコーナリングはちょっと慣れて上手くいく場所です。

更にそこから右に寄せ、その先のヘアピンにアウトからブレ-キングして侵入。ここは出口の先右手の縁石が目標。本来イン寄りからアウトに抜けなくてはならないのに、アンダー気味に回ってしまって出口で縁石を見ながら修正。縁石の延長右側を進み、マーシャル塔の手前で左のシケインの角を睨みながら、2箇所が重なるあたりをCPに、加速しつつ左右に切り返えし、その勢いで出口から左にある長い縁石の中央までを1ストロークで行くのですが、そういえば福山さんはここを恐ろしく勢い付けて抜けられてました。またここはRyuuさんがNOMの時NSXが何台か行勢い余ってコースアウトした、と書かれていた場所でもあります。アクセルオンしながら短いシケインの切り返し、というのはちょっと勇気が要ります。そのまま出口からステアリングを先の縁石に向ければ速度の割に自然に方向転換出来るのですが、抜けていく真正面はグラベルで、余り加速すると切り返しからそのまま真っ直ぐコースアウトするような気がして余りアクセルを開けられませんでした。

そこからはアウト側に横断、最終コーナーに向かい、ピットロードと交差する手前のラインを目印にブレーキングしてインの縁石をかすめるように出口アウトの縁石の真中を狙ってコーナリング、、ちょっとアウトに膨らんでしまいましたが、運良く縁石まで上手く回って行けて、立ち上がりも充分加速出来ました。そのまま加速を続けフィニッシュライン、そこから更にアウト気味に3速・・・。というのが1周ですが、ジムカーナ形式なので、1周毎に先程の1コーナー手前の福山さんのいらっしゃるフラッグタワーの前からピットに戻るのです。

さて、iraneko の最初の計測タイムが電光掲示板に表示されました。1’12”956.前の人で13秒台が表示されていたので、遅いタイムではないようです。
2回目は1コーナーの侵入を鋭角に入り、直ぐにヘッドを目印の縁石方向に向けたのでここが上手く行ってタイムアップの1‘12”075.
3回目は3コーナー侵入のブレ‐キングを遅らせて更にタイムアップの1’11”988.
最後の4周目はシケインの速度を一寸アップさせ、また3コーナーは福山さんの置かれたパイロン近くを通過するよう努力したせいか、自己ベストタイムの1’11”091。僅か4周目で2秒近くもアップすることが出来ました。
今日のメンバーの最速はインテ−Rを持ち込んだ方で、1‘09台。私は丁度皆さんの中位のタイムでした。タイムの良い方々は前にもこのコースを走られた事があるという事なので、初めてにしては健闘したと思うのは無論自画自賛^^;でしょう。福山さんは10秒切れたら立派です、と仰ってましたので、今度機会があったらそれを目指したいです。でも半日でここまでまともにタイムアタック出来るくらい走れるようになったのは福山さんの熱血溢れるご指導の賜物だと思いました。福山さんの講習会は人気あるんですよ、と前にコースの方が仰っていたのも頷けます。尚、終了後トップタイムを出したインテ−Rさんが福山賞としてサイン入りの額入り走行写真を受け取られました。

丁度フリー走行のメニューに入る前にお友達のH君がやって来ました。間に合えばタイムアタックでVTRを撮って貰うつもりでしたが、それには間に合いませんでした。でも私の走りは見てもらえそうです。彼にはVTRをお願いするより、直に見てもらって的確な評価をしてもらった方がいいようです。

フリー走行ではさっきの計測走行で慣れたので、さっきよりはいいタイムで周回出来た筈ですが、最後まで3コーナーだけはブレ−キング個所を迷ったり、ミスったりで余り上手く行きませんでした。5周ほどして持ち込み組みに替わりましたが、iranekoはちょっと大きな失敗をしてしまいました。実は途中でピットインしたのですが、待機の車と対面で入って来る事になるため、フラッグでコースインする為には車を反対に向けなくてはならないので、うっかりパドックでUターンしてしまったのです。それも同乗走行の車を進めている福山さんの進路を遮ってしまいました。これには1コーナーの金網の外から見学していたH君が講習中にも拘らず慌てて飛んで来て、言葉に気を遣いながら注意を喚起してくれました。有難う。まあ当方にもそれなりに言い分はあるのですが(ピットロードから入って再度コースインする方法を示されていなかったので、そのままピッロードから入ってきてしまった)確かに大きな失態でした。以後充分気を付けます。

フリー走行が1通り終わって、最後のブリーフィングで、福山さんが、『皆さん上手くなり過ぎ』と講評されました。でも、これはお世辞でもなさそうです。何故なら本当に皆さん、最初はヒヨコのようなヨチヨチ走行だったのに、最後のフリー走行には各段に違う走り方をされていましたから。

私は折角鈴鹿まで来て講習を受けたので、福山さんとツーショット写真をくろくまさんに撮って戴き、GTのプログラムにあったカレンダーにサインを貰いました。くろくまさん、パシリとパチリ(さぶ+_+)させてすいませんでした。

尚、H君の講評は、直線で3速に入れるのが1000回転早い。ヘアピン侵入のブレーキングが甘くて振られている。最終コーナー侵入のラインが違う、、等、どこもiraneko が迷った個所でした。プロのドライバーはブレーキの踏み方(強さ)が違うので、車が何処でも安定するのだとか。

そういえば福山さんに同乗して頂きましたが、驚いたのはコーナーに入る前のブレーキングが深く、そしてとても静かな事です。思わず、ブレーキ何時踏んだのですか?と聞きたくなるほど、踏み始めも分からないくらい。だからといって遅く走っている訳などなく勿論突っ走っておられます。なのにブレーキングの衝撃でヘルメットがぶつかるなんていう事はありません。それとコーナリング時既にステアリングを(べスモで黒澤元治のここでの走行でもそうでしたが)脱出方向に向けてるんですね〜。

こうしてiranekoのン回目の28回誕生日記念鈴鹿南コース走行会は幕を閉じました。今まで参加した走行プログラムの中でもとても思い出深いものとなる事でしょう。また、いきなり現地でお誘いして、お仕事を圧して参加して下さったくろくまさん、有難うございました。プロラムにパーフェクトには参加は出来なかったのは残念ですが、それでも楽しんで下さったようで、ホッとしました。

付録 カートでGO:H 君、驚きのラップタイム

プログラムを終えて私とくろくまさんは着ていたレーシングスーツを着替え、H 君をくろくまさんにご紹介し、3人でカート場に行きました。(何と、入場料ゴメンしてコース裏手から侵入^^;)

H 君はこのコースは初めてなので先ずライセンスを取るため先に申込んで、講習を受け、コースを3周します。私とくろくまさんは見学席から見ることにしました。くろくまさんが何故か、『彼にはオーラを感じますねぇ。いきなり37秒出すんやないかなぁ。。』と言っています。37秒というと私の昨日の記録より11秒も速いタイム。何処からそんな憶測が出て来るのか、、とは思いましたが、ただ、聞いた所なのですが、H君は初めて行ったカートコースでもコースレコードのタイムを出せるような人だとは知っていました。以前1度私と行った仮設コースで、僅か2回(10分くらい)走って当日のベスト5に入るタイムを出していましたし、、、

暫く待っていると彼がコースにが登場しました。今日は平日で空いていて、クリアラップ状態。彼1人で走行開始しました。決して派手な走りという訳でもなく、ブレーキング個所も分からないくらいスーッと滑らかに走行している感じです。くろくまさんは私が頼んだのでVTRを撮り始めました。『あ、余計な事言わんといて良かった!』、といきなりくろくまさん。『何のことですか、それ、?』『いや、1個所、肝心な処のライント取り教えようおもたんですけど、もうちゃんと分かってるみたいや、』・・・だそうです。
インラップを終えて1周目、タイムが出ます。『本当だぁ、37秒が出てる!』『出ました!?やっぱり・・凄いなぁ、かないませんわ!』2周目、VTR撮影中のくろくまさんには掲示板が見えないようです。『何秒ですか?』『あ!36秒台出た!』『36?!な、何だこの人は!!』

H君はその場でAクラスのライセンスを取得。その後3人で走って、ノーマルカートで、この日走ったというドライバーの松田秀士を凌ぐタイムを出し、くろくまさんより2秒速い今日のトップタイムで、早速名前を載せていました。iraneko は必死で懸命に努力して頑張って走って・・・45秒台 /TT;)あーぁ、こういう才能ある人と一緒に走ると、尚更惨めよねぇ・・だからカートって苦手だって言ったのに。。^^;;)

その後、同い年という事も判明してすっかり仲良しになったH君とくろくまさんと3人でご一緒にお食事しながら楽しく歓談して、(開店に入ってずいぶん遅くまで粘ってました^^)とても爽やかな気分で帰路につきました。
ところがiranekoは帰り道ミスコース、危うく、くろくまさんに付いて大阪まで行きそうになりましたけど・・・(激ばく/^〇^;)



シビア〜なおまけの話

歓談中に、コース走行のブレーキングの話になって、くろくまさんと100m看板の手前とかいう話をしていたら、H君に100m看板なんか見られてるんですか?と言われました。え!だってあれはブレーキングの目印じゃないの?と言うと、
『あの看板ははコースの外側にあるでしょう、あれは観ている人がブレーキングを判断する為の目印で、走ってる人が見るものではないんです。あれを見ていたらコーナリングは上手く出来ません。中嶋(悟)なんかは100m看板が何処にあるか知らなかったんですよ。』え!じゃあ、何処を見ればいいの?と尋ねると、『ブレーキングの時にはもうクリッピングポイントを見ていて下さい。(外の看板でなく)イン側を見るんです。』 OH!目から鱗!今日は落ち過ぎてもう無い。。^^;
私とくろくまさん、しかと納得のお話でした。