Daisy’s Driving Culb
1周年記念 走行


YMS
走行会inツインリングもてぎ

(後編)
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インターバルの間、ピット前でAグループの走行を見学しました。やはり最終コーナー出口で何台か振られています。シケインを抜けながら、ようやく上った先が直線のメインストレートになっているので此処で目いっぱいアクセル全開したい気持ちがはやってアクセルを早く開けすぎて車が不安定になるのか、シケインを抜ける時点で踏み過ぎているのかわかりませんが、よろけながらメインストレートに入って来る車が見られましたIranekoP10はパワーが全く無いお陰で^^上るのがやっとで、此処で一気呵成という訳には行かず、まったりとストレートに入って行くのですが、前にランアタの時振られたのは自分のタイムを確認する為、こんな難所なのにうっかり掲示塔を見てしまい、ステアリングが切り遅れ、更に慌てて間に合わせようと今度は早く切ってしまいバランスを崩したのが原因であって、とても出口でパワーを掛け過ぎ、なんて芸当は出来ません。


2回目ピットレーンに並ぶと、なんだか台数が減っている感じです。エントリーしない車もいるのでしょう。スタートして本来1コーナーまではウインカーを出しながら右端を走行するのが規則の筈なのに、みんないきなり1コーナー前から中央に出ています。それもウインカーも出さずに!今日ブリーフィングで主催者から旗の説明はありましたが、この件に関しては何も注意が無かった事を思い出しました。今日参加している車は全部がコース走行をメインにやっている車ではないかもしれません。実際このイベントを人伝に紹介してくれた人も(都合で欠席でしたが)確か峠専門でコースは走らないと聞きました。確かに今日のブリーフィングは本当に大雑把で、追い抜きのし方され方の注意なんかも無かったですね。車種のバリエーションが多くて、中にはレースに参戦している車もあるのですから、こういう走行会では口頭だけでなく、レジメを配ったりして注意したほうが良いのに、、と思いました。でもまあ幸いこの日の走行で接触事故は無かったようです。

私は相変わらず回転の上がったP10でコーナリングで戸惑い、比較的得意なヘアピンもダサダサに周ってました。ここはパワーカーに勝てる唯一のコーナーなのに、、。それとやはりS字。ここも何処で3速に入れるかタイミングを迷いながら走っていました。只、最後のシケインの入り方はバッチリ学習出来たと思います。

走っていると右京GT-Rに何度か抜かれました。1度は真後ろに付かれて右を怒涛のようにすり抜けられました。あの元F1ドライバーの片山右京と同じコースで走っているというだけでも信じられないのに、P10が抜かれた!と思ったら(抜いて戴けました!の気分^^;)ちょっと興奮しました。右京GT-Rは参加車の間を縫うように、右に左にとコースをかっ飛んで走っていました。私が2周する間きっと3周くらいはしているかも。。それも同乗者を乗せて。

今日は私iranekoP10のHP:Daisy’s Driving Culb開設1周年記念のつもりで参加した走行会でした。思えば去年HPを開設する時にはこんな風にもてぎのフルコースを自分が走れるなんて全く考えられませんでした。

初めて行った桶川の小さなコースで走る事に味を占め/^^; ASTPのトレーニングプログラムに恐る恐る参加して雪混じりの夕暮初めてツインリングを走って以来、何回目のコース走行でしょう。オーバーレヴさせるとエンジンは壊れる!なんていう事も身をもって体験しましたしσ^^;プロドライバーの山野哲也さんにP10を運転して貰って、実際にプロの走りを感じる事が出来たり、ショップのお兄さんやこのHPに来て下さる方々に車の事を色々教えていただいて。。それでもまだまだ何も解かってないに等しいかもしれません。

余談ですがiranekoの車好きのトラウマ体験はきっと小学生の低学年の時だと思います。まだ街を自家用車が走っているのが珍しかったような頃(江戸末期か?)に、よく親類のご夫婦の黒塗りのセドリックに乗せて頂いて、時にはその奥さんが手伝われて運転されていた採石業のダンプトラック(砂利トラです)にも載せてもらったりして(あの頃砂利トラを運転していた女性なんて日本には殆んどいなかったでしょうね)。母にいつになったら運転免許が取れるかと尋ねて絶望感に浸ったのは小学校2年生でした。時の経つのは早い!^^;。そこそこの歳になったらアッシー君やらメッシー君(がいた!?)にねだってドライブに連れて行ってもらって、そのうち自分で運転してみたくなって、、気がついたらこうなってました^^。

今は走ってる、というと親族なんかは、もっと早く始めてればよかったのに‘と言っております。だって全くの素人がコースで走ってもいい、なんて知らなかったんですよ、、確かに学生の頃自動車部とか車趣味のお友達も数人いましたが、何故かみんなラリー系でした。そういえば何故か全員スカイライン乗り(ハコスカ)でしたね。<って歳バレ^^

こんな私でも曲りなりにコースを走って楽しむ事が出来るようになったとはいえ、私1人の力で走られられるものでなく、本当に人頼みの部分が多い事をひしと実感しています。

ガソリンスタンドはもとよりメンテナンスや部品補充のショップ、コースの管理スタッフやマーシャルの方々、そしてアドバイスして下さる皆さん。コースでP101台を走らせるのにこんなに多くの人達に支えられているんですね。

そして今やっと自分なりに運転の課題を持てるようになりました。

これも余談で、随分前の話ですが、こちらのHPでもお世話になっているリーマンレーサーさんがカートのレースに出られるというので結果をお聞きしようとメールをお出ししたら、‘今回も課題がいっぱい残りました’とお返事が来た事がありました。課題って一体何なんだろう?どうしてレースして楽しんだのに課題なんて宿題みたいなものが残る訳??と、その時とても疑問に思ってました。

確かにコースで走っていてここは何速で行こうかとか、どの辺りからブレーキングしようかとか、どのラインで侵入しようか、等と迷うことはいっぱいありましたが、兎に角無我夢中で走っていますし、まだまだライン取りやコースを覚えたり慣れたりするのにやっとで、課題などという意識するようなものは無かったのです。

でも今回走ってみて、ようやくコースがおぼろげながらも頭に入って来て、コーナーの1つ1つの特徴を確認しながら意識して走れるようになって改めて、自分の車でのブレーキングポイント、踏む強さ、回転数、シフトチェンジのタイミング、立ち上がりのCPを正確に把握する事から始めなくてはならないと思い始めたのです。1年(何回か)走ってやっと課題らしきものが浮かんで来た訳です。 

今後このP10でいつまで走れるか分かりませんが、運転どノーマルのiranekoがどノーマル&非力なプリメーラでまたこれからも怒涛のようなへヴィーGTカーと一緒に楽しくコースで走って行けたらと思いました。山野さんが乗って下さった時の運転に少しでも近付けるよう・・。

                 
 これからもiranekoとP10をどうぞ宜しく御願いします。<_>

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