HP 「Daisy’s Driving Culb
1周年記念 参加走行会

 YMS走行会inツインリングもてぎ
  
(前編)
Photo Special^^  (後編)




晴天で暖かな日差し、走行会には絶好調の天候のようです。
朝、余裕を持って出かけたにも拘らず思わぬ所で渋滞に遭遇してしまい、受付時間ギリギリにコースに到着しました
前日入れたオイルの添加剤で回転が全然変わってしまったiranekoP10ですが、さて今日はどうなるのでしょう。


第一パドックのパーキングはもう既に戦いの前の準備、といった様々なマシンで埋まっています。余り車種があり過ぎて、ピックアップ出来ません。走れる車は殆んど揃ってる、といった感じです。コースの数キロ手前で途中キャリアカーに遭遇して前を阻まれましたが、3台くらいはナンバー無しの車も入っていました。

この日は車はガレージ内は使わせてもらえない様子ですが、取り敢えず空いている奥の自前で塗り替えたと思しきグリーンの180SXのお隣のスペースに陣取り、荷物をガレージへ降ろし、お約束のカーナンバー貼り、測定器の取り付けをしました。

この後ブリーフィングがあるのですが、時間節約の為インターに寄らずノンストップで来たので、パドックのカフェ「ジェイ」に行くと、入口でみかっちのお友達で、熱心なGTのファンの方に遭遇しました。今日はもう一方のお友達と一緒に右京をサポートに来られたそうで、一緒にカフェで暫しお喋り。

ブリーフィングではゲストの片山右京さんのトークとQ&A。皆さん遠慮されて質問が出ないのですが、主催者にマイクを向けられるとミーハー的な質問は全く無く、自分の車のセッティング方法やドライビングの仕方について等マニアックな質問ばかりで、シケイン(最終コーナー)が難しいとの事ですがどう走ったらいいでしょう?なんて、的を射た私の一番知りたい質問も出て、右京さんは、‘あそこは左コーナーを右寄りに入って車を立て直せない状態のまま左コーナーになっているから車の挙動が乱れ易いところだけど、その辺は理屈で云々よりあれこれ自分の身体で実感しながら自分のラインを探してみて下さい‘といったお答え。
やはりあそこはプロでも難関だとうなづきながら聞いてました。主催者が、後でコースは解説します、と言われましたが結局それは忘れ去られてました^^。でも本当に皆さん走る事に熱心でちゃんと勉強して来られているのでしょう、今日の参加者の意気込みが伺えました。

サポーターのお2人と一緒にコントロールタワーの2階に用意された全―ン然!美味しくないお弁当を1/3だけ食べた後、間もなく開始する出走の準備をしていると、車検の担当者が回って来られ、ヘルメットの規格検査とグローヴの点検がありました。そのあと私はパドックの給油所で来る時に使った分の燃料を補給、初めて使うシートベルト(幅広、ワンポイント解除式)でシート合わせをしておきました。残念ながらやはりオーダーしていたレカロのシートはこの日には間に合いませんでしたぁ。。!

私のグループは1時半出走。抽選で選ばれた10人は右京の運転するショップチューンのGT−R(R32)若しくはランエボ(スペアカー)に3周も同乗出来るのですが、私は相変わらずくじ運が(も^^;)悪く抽選漏れ、、TT;)でした。あ〜ぁ、乗りたかったぁああ!!

先ず1回目のグループ(35台ほど)が出走しました。最初の3周は右京GT−Rの先導でトレース走行ですが(贅沢ですね〜^^)、このイベントでは同乗者は特にヘルメットやグローブは不要との事で、サポーターAさんにお声を掛けたら乗って下さる事に。彼女はVTRを撮って戴けるというので、早速撮り方をレクチャー。もてぎのコースで人をお乗せするのも自分の走るところを撮って貰えるのも初めてで、お知り合いに感謝!

さて出走時間が来ました。Aさんを助手席に乗せてグリッドに。彼女は早速VTRを構えてくれています。

さて前の車が動き始め、出走です。ホンダ系の多い会員の走行会と違い、かなりの車種の混走で、まして久しぶりの走行ですし、隣に人もお乗せしているのでいつも以上に緊張していました。ライン取り覚えてるだろうか、、と不安になります。

で、早速1コーナーからあれ??!いつもの山野さんの先導の時とラインが違います。山野さんは確かインの縁石を舐めて次の縁石に付くのですが、右京さんはかなりアウトを円周に沿って回っているようです。右京GT−Rはどのコーナーでもこういったライン取りらしく、S字はインを切ると思ったのに、やはりアウトを周っていました。V字もマーシャル棟に寄るのは同じですが、そこからインの左の縁石に寄らないで直接右の縁石に行っています。ヘアピンもダウンヒルのストレートエンドのコーナーも外寄りでした。

午前のブリーフィングで質問が出た最終コーナー手前のシケインは一番注意して見ていましたが、右寄りに入ってピットロードの分岐線よりかなり前からどうもノーブレーキ若しくはいわゆるチョンブレでかなり大まかに左コーナーに入って行くラインです。ここの2つ目のコーナーから最終コーナーに向かっては妙なアンジュレーションも付いていて、iranekoは前にランアタの時そこで一度大きく振られたので、今はトレース走行で遅いからこのラインで行けても、きっと速度が上がったらこんな走りは出来ない、と思い、ブリーフィングで絶対きれいにトレースして下さいと言われましたが、3周の間にバリエーションを試みてました。また、周回中コーナーでもつい、いつものインベタラインを取ってしまいそうになり、慌てて修正しました。


隣ではAさんが熱心にVTRを撮って下さっています。
私はチェッカーが出て、同乗者のいる車はピットインしなくてはいけないのに、ライン取りに気を取られ、うっかりピットインのラインを越してしまって1周余計に同乗走行してしまい、ボードが出されるかと思いました。

ようやくピットでAさんを降ろしてコースイン。やはり大きなコースだけあって、35台という出走台数なのに確認出来るのは4,5台です。
目立って速かったのは黄色のフェアレディ(これは右京GTRを抜いてトップタイムでした)ヴィッツ(レース出走車らしい、結構よれて走ってましたが。。)スカイライン(DR30)、86レビン(これは速かった!)若い女性の乗ったMR−2ターボも頑張ってました(スピンしてましたが)あとはもう兎に角いつも通りで、直線力も全然違う非力なP10は、今日のラインの違う車に譲るテクニックばかり上手くなる感じでした^^;。

ただ、魔法の薬のせいで回転数が確実に上がってコーナーでも以前のように減速されないので、例えばヘアピンですが、今までは山野さんご指示の通り50km/h台まで落して2速で周っていたのに、今回はどう手前でブレーキングしても60km/hまでしか落ちてくれないのでギアを迷いました。
まさかコーナー出口で2速シフトダウンするわけにも行かず、そのまま3速で抜けると立ち上がりがキツイし、、というように、、。これではインベタをやめて右京GT−Rのライン通りアウトから入ったほうがいいかもしれない、、と思い始めました。それでアウト気味に周って、その間2速に落すといった苦肉の策で抜けてみましたが、一応次の縁石には付けました。ダウンヒルのエンドもやはりスピードが落ちないのでブレーキングを今まで以上にハードにしてそれでもギリギリ3速です。このぶんでは多分これから走り方を考え直さないといけない、、と思いました。

ただ、今日は前のGTの時に勉強したシケインの入りを真似して、ピットレーンの始まり辺りでブレーキングして右にステアリングを切ったら、丁度シケインのS字を切れる場所だったので、全く苦も無くシケインを抜けられました!ただ、ここも辛い箇所で、他の車はほんの僅かなブレーキングで左に立ち上がっていくのですが、P10は2速ではキツイし、3速で行くとトラクションが抜けてしまうし、、で、次は更に立ち上がり重視のブレーキングをするか、ブリッジから3速のまま来た方がいいかもしれないと思いました

今回のベストタイムはこの回の最終ラップで、2‘57“265でした。因みに今までのベストは昨年の7月のスキルアップミーティングでの2’59”538が最速でした。今回は何回か57‘58’台で走っていますので、まあまあ進化があったということで良い事にしましょう^^;
 (続く)