操作された?ランキングサイト

2018年4月9日

 「あにこれ」というサイトがあります。
 アニメの人気ランキングサイトを謳っていて、投稿された多数のレビューを基にアニメのランキングを行っているように見える、日本のアニメレビュー界では最も有名なサイトです。 海外のアニメファンの間でも同サイトは知名度があるようで、海外のアニメファンが同サイトのランキングを基に、「日本のアニメファンはセンスがないな」等と語り合っているのを目にすることがあります。

 確かに同サイトは日本のアニメレビュー系サイトの中では断トツのレビュー投稿数を誇り、一見同サイトのランキングにはある程度客観性があるように見えます。 しかし私は、同サイトのランキングは運営者によって恣意的に操作された客観性のないランキングなのではないか、と思っています。

 同サイトのランキングの基となる各作品のポイントは、一見すると各作品の多数のレビューによって積み重ねられたもののように思えます。が、しばらく同サイトのランキングを見ていると、明らかにそれでは説明のつかないポイントの激減があることに気付きます。

あにこれのポイント記録

 上図は、2017年4〜6月に放送されたテレビアニメの内4作品の2017年6月27日〜2018年4月8日までの同サイトでのポイントの変動をグラフ化したものです(破線部はデータ消失により記憶で再現した箇所です)。

 当初、同サイトでは同期のアニメのポイントは「月がきれい」「エロマンガ先生」「冴えない彼女の育てかた♭」「進撃の巨人 Season2」が四強で、5位以下を大きく引き離していました。 私はポイントの差から、同サイトのランキングではこの四強は崩れないだろうと思っていたのですが、この予想は外れました。 「エロマンガ先生」「冴えない彼女の育てかた♭」は突如ポイントを激減させたためです。特に「エロマンガ先生」の10月6日の3.4ポイント減は劇的でした。(「進撃の巨人 Season2」にも一度不自然なポイント減少がありますが、同作品には一度同程度の不自然なポイント増加もあり、結果的にグラフが予想に近い曲線になっています)

 同サイトでの各作品のポイントは、基本的に放送終了後レビューが増えると共に微増していくのですが、そんな中で「エロマンガ先生」「冴えない彼女の育てかた♭」のポイントの急減は異常です。ある日突然、これらの作品に低評価のレビューが多数付いたというのなら理解できるのですが、 全くそのようなことはありませんでした。
 初めはユーザーのアカウントの複数所持あるいは改竄等によるポイントの不正操作の可能性も考えたのですが、時間が経っても激減したポイントが戻ることはなかったため、この可能性は低いでしょう。ただ、急激に上がったポイントが58日後元に戻った「進撃の巨人 Season2」はそうだったのかも知れませんが。
 となると、やはり同サイトの運営者が恣意的にポイントを操作したと考えるのが自然なのではないでしょうか。

 運営者がこのようなポイント操作をすることが不正なのかと考えると、不正とは言えないように思います。何故なら同サイトの「ランキングについて」には、 以下のような説明があるからです。

アニメ作品の総合得点は、その作品やキャラクターに投稿されたレビュー・感想の単純平均点ではありません。

  • アニメ作品ページに存在するお気に入り登録数
  • アニメ成分タグの投票数
  • 感想の票数
  • レビュー・感想(満足度)の得点
  • Twitterでつぶやかれた回数

そしてこれらのコンテンツに対して行動をおこしたユーザーの信頼度(レベル)
つまり作品ページに存在するすべてのコンテンツに対して、あにこれに関わるどんな人が何をしたのかを総合した得点を算出し、独自のロジックで採点してます。

※独自のロジックとは?

  • 全アニメ作品での偏差値計算
  • レビュー・感想(満足度)を投稿した人の信頼度
  • Googleのページランクの概念や検索エンジンが上位表示を決めるロジック
  • 足し算、引き算、割り算、掛け算、パーセンテージ計算、ルート、微分積分。

これらの要素を得点計算式に導入して、総合得点が算出されています。

ランキングについて」より

 確かに、サイト運営者が独自に足し算引き算までしていいのなら各作品のポイント操作は思いのままであり、それは不正ではないでしょう。 しかし不正ではないにせよ、多数のレビューを集めてやっていることが客観性のないランキングだとしたら、ミスリーディングだと言わざるを得ません。私は、同サイトのランキングを参照する人々に、これが操作されたランキングの可能性が高いことを知って欲しいと思っています。

※2018年4月11日改稿

たくみ様の質問箱が熱い

2018年3月31日

 たくみ様は、私が好きな同人作家さんの一人で、頂いたスケブ(私設コミックマーケット対策委員会:めくるめくスケブの世界にて公開)は宝物です。 たくみ様の質問箱が面白いので、今回いくつか取り上げさせて頂きます。

 まずは、どのくらいの時間を創作活動に割り振られているかを聞かれて。

6:00起床、7:00出勤、8:00〜20:00勤務、21:00帰宅、22:00夕食・入浴なので、毎日8時間のフリータイムを、睡眠とお絵かきにどう割り振るか、体調と相談して決めます!最近は大体半々です!

6:00起床、7:00出勤……」より

 平均で4時間睡眠で執筆活動をされているようで、驚きです。売れっ子プロ作家並みのハードスケジュールなのではないでしょうか。

 次に、絵の練習方法を聞かれて。

れん…しゅう…?ってレベルで絵に関して練習らしい練習をしたことごないので…まともな背景もデッサンも描けません…20年くらい落書き描き続けてるとこうなります

れん…しゅう…?ってレベルで……」より

 たくみ様はとても絵が上手と思うのですが、練習をしたことがないとはこれまた驚きです。『「必死」は「夢中」に絶対勝てない』や、『好きこそものの上手なれ』といった言葉を思い出します。

 次に、男性キャラクターと女性キャラクターどちらを描くのが楽しいかと聞かれて。たくみ様はここ数年、男性キャラばかりの女性向け作品を描かれていたので当然男性キャラかと思いきや……

女の子は体つきもおっぱいも瞳も髪の毛も最高なので描いててめちゃくちゃ楽しいです!!大好き女の子!!!反面、男はなにひとつ楽しくないんですけど、女の子にはできない表情を描けるところが楽しいからギリギリ耐えてます

女の子は体つきもおっぱいも瞳も髪の毛も最高なので……」より

 男性キャラばかりを描かれているのに、描くのが楽しいのは女の子とは面白いです。

 また、たくみ様は真剣な人生相談といった質問もいくつも受け付けておられます。

大切な悩みですね。無責任に答えられないので、そういう考え方もあるんだな、程度に話半分で聞いてください。まず、他人の言う「みんな」は信じなくていいと思う。「クラスのみんな持ってる」くらいの意味だから。→
(略)

大切な悩みですね。無責任に答えられないので……」より

大切な悩みを相談してくださってありがとうございます。それから、ご卒業おめでとうございます!お仕事お疲れ様です!答え方に悩んでたら遅くなっちゃったんだけど、やっぱりあんまりいい答えが見つからなかった…→
(略)

大切な悩みを相談してくださってありがとうございます。……」より

 また、個人的に嬉しかったのが以下のツイートです。

あとね人にもよると思いますが、同人活動で「完売!」は嬉しいけど別に偉くはない。むしろ在庫抱えるぐらいたくさん作って、後から欲しいと思ってくれた人にも行き渡らせることができるのが偉いのです!!だから在庫に躊躇する必要はないんだ!たくさん描こう!たくさん刷ろう!余ったら焼き芋だ!

あとね人にもよると思いますが……」より

 同人作家さんには、いつもすぐ売り切れてしまう程度の部数しか刷らない方も多いです。それは仕方のないことではありますが、やはり寂しいものです。
 そんな中で、たくみ様の姿勢には感激です。たくみ様のような作家さんがもっと増えてくれたらいいのに、と思います。

 なお、たくみ様のツイートでおそらく最も話題になったのが、14000リツイートを集めた「限界化粧品のRT見るたびに 本当の限界ってこんなもんだぜと思う」です。笑いました。

※2018年11月11日改稿

何でも溶かす溶解液

2018年9月26日

学者「とうとう発明しました、これが何でも溶かす溶解液です」
王 「それが入っているガラス瓶が溶けてないじゃん」
学者「このガラス瓶は溶かされる端から粘膜を生成し、自分を守るようにできているのです。胃酸で胃袋が溶けないのと同じようなものです」
王 「むしろそのガラス瓶の方が凄くね?」

Twitter「何でも溶かす溶解液」