こがね虫物語

 


シオシオのバアの彼女の旅立ち」

4月13日(木)

今日、遠距離恋愛で、今回・・その彼の元にいってしまう彼女と最後の、
お別れをしました。

いつもの様に、「こがね虫」で・・・子供達に、鉛筆やサインペンをくれました。
私には、おいしい味噌と 卓上コンロのボンべ・・・(-_-;)
引越しの荷作りをして・・出てきたものです。ありがたく頂きました(*^^*)

本当にこれからは、会えないことが信じられません。

泣くような、別れではなく・・大笑いできるような気分でもないぎこちないお別れでした。

「じゃ・・・また。 気をつけて・・・」って握手しました。
先に帰る私を、満面の笑顔で手を振って送ってくれました。

私を、水泳に誘ってくれたのは彼女でした。
何年も、何かを始め出す事ができない私の背中をそっと押してくれたのです。

最後まで言えなかったけど、

「友達になれてよかった(*^^*) ありがとう!寂しいけど、ガマンするよ。
 もっと、話したかった。 もっと遊びたかった。
 
 これから、彼との生活は楽しいだろうけど大変だよ。
 貴女は強いようで、泣き虫だからね・・・・。
 彼と2人で、がんばってね。
 何度も、言うけど・・・ダメだったら帰っておいで!
 
 でも、彼はきっと大丈夫・・・貴女が惚れた人だからね」

私も、へんくつさかじいと仲良くがんばるよ。

あ〜あ、今ごろ涙が出で来たよ・・・(T_T)

 

 

「謎の老人の 3つのモットー」

4月10日(月)

老人と呼ぶには似つかわない 81歳の「かじさん」は謎が多い。

名前だって、最初の半年はかくしていたらしい。

半年くらい経ったある日、奥さんからの電話があった。

「かじですけど・・・・ハンバーグを2つ!!」 これで、バレた・・・(-_-;)

かじさんは、若者に好かれる老人を目指していて70歳になった時

3つのモットーを、心に決めた。今でも・・紙に書いて手帳の中にはさんでいる

1.戦争の話しをしない

              2・昔話をしない。

       3・過去の栄光を語って、威張らない。

ん〜〜〜、どの話しも聞いてみたいような・・気がします。

お仕事は、どこかの会社の役員。  これも・・また謎! 

自分の地位を隠すあたり・・・「水戸黄門様」のよう m(__)mハハ〜〜〜〜

たしかに話す言葉、内容は 老人特有のくりかえしがなく、知識の深さは計りしれない

我が家の子育てが良いと言って、子供達にお小遣いをくれたかじさん・・・

育てた、私にもお小遣いください。(^^ゞ(笑)

人生の大先輩の すてきな謎の老人 かじさん!!

いつまでも、お元気で! これからもいろんなお話を聞かせてくださいね。

 

 

「おそるべし、インドネシアの花嫁」

4月8日(土)

「こがね虫」の常連のメンバーで、遠くにお嫁に行った人はたくさんいますが

その中で、一番遠くに行ったのは「すいとぴいの掲示板」でもおなじみの

「あゆままさん」・・・貴女でしょう。

私が、あゆままさんと仲良くなったのは、文字通り貴女が 

あゆちゃんのママになった頃でした。

赤ちゃんの頃の香代に、そっくりなあゆちゃんは本当に可愛い赤ちゃんでしたね。

赤ちゃんが大好きな香代は、あゆちゃんをダッコして離しませんでした。

たとえ、髪の毛をひっぱられようが・・・ホッペを噛まれようが・・(笑)

旦那様の仕事の都合で、夫婦そろって知り合いの誰もいない 

インドネシアの地に暮らすことは、とても勇気がいったことでしょうね。

それでも、貴女からくるメールは、いつも楽しく たのもしいものばかりでした。

昨年、インドネシアに紛争が起こったとき心配しました。

日本人は強制退去になり、ただで日本に里帰りができたと喜んでいた貴女・・・

インドネシアの便利な布で、あゆちゃんを自分の体にしばり付けていた不思議な姿・・

おそるべし、インドネシアの花嫁!!

ココナッツのスープでおなかをこわしたり、雨期の豪雨で家の屋根がおちてくるのを

心配したり・・・・

パソコンのネットがつながるのが、くじに当たるようだと嘆いたり・・・

あそるべし、インドネシアの地で今日も元気に 楽しんで暮らしているあゆままさん。

あゆちゃんと、あゆパパさんと 仲良くお幸せに!

最近、貴女が私より年下だと知り・・ちょっとビックリした私です。(^_-)

 

 

「 一杯のカルピス 」

4月6日(木)

この春、高校3年生になる「まっつん」が、定食を食べた後 

自分のサイフを開いては、何か悩んでいた。

いつも食後に飲む カルピスを今日は飲もうか飲むまいか、ひとり考えていた。

小さなため息をついてから、読んでいたマンガの本をまた読み始める・・あきらめたようす

「まっつん! お小遣いっていくらもらいよるん??」っとちえさんが聞いた。

「8000円・・・」と答えが返ってきた。 つづけて、まっつんが

「でも・・・今度からお小遣いもらわないようにしようと思って・・」

高校3年のまっつんは、今度大学受験するので そのためにたくさんのお金がかかる

事を知っていた。 いままでだって自分を育てるために、両親が一生懸命働く姿を

見てきた。 ぜんぜんもらわないわけにはいかないけど、

いる時にだけ少しもらえばいいと言う。

ちえさんは、驚いた。 そして・・こう思った・・・

{今時の子供も、捨てたもんじゃないね〜〜〜〜!!

 親の姿を子供はちゃんと見てるんだ。 まっつん! エライ!!

 まっつんのご両親も・・・エライ!! )

その話しを、厨房の中で聞いていた ダンディなマスターが すっと姿をあらわし

そして、一言・・・・

「 まっつんに、カルピス 一杯!!」

レトロの街の「こがね虫」は今日も、みあげた青少年に

やさしいお店で、ありました。

 

 

「せんちゃんが 弟になった日 」

4月5日(水)

親元から離れて一人暮らしのせんちゃんは、夕食を食べに週の半分以上は

「こがね虫」にやってくる。

今年、29歳になったばかり。 少しクールで独自の雰囲気を持っているせんちゃん

さかじいのエロ話しの相手でもある。(もちろん・・そればかりではない)

せんちゃんと、私が話すようになったのは 私がパソコンを始めたからで

私の初代「師匠」は、このせんちゃんでした。

ポスペや解凍ソフト、リアルジュークボックスなどビール1本で設定してくれました

当時、初心者の私は訳のわからないメールを送って、せんちゃんを

悩ませたものです。

風貌は現代的で、女の子に関しては結構・・おいしい思いをしている。

何かあるたび、報告を強制して・・・ゴメンネ。

ある夜、突然せんちゃんから電話があった・・・・少しあわてている。

なんと・・・コンタクトが目の裏側に入り込んだと言うのです。

とにかく、すぐ レスキューさかじいを出動させ 私は眼科の看護婦さんの

知り合いに電話して状況を説明・・アドバイスをもらって連絡!

自分でも驚くようなすばやい行動でした。

幸い、目の中でレンズも割れることなく 自然にずれてきて摘出できました。

しかし・・・コンタクトが目の裏に入ったからって

なんで、うちに電話するんじゃい!! 

でも・・・本当は、なんだか嬉しくて・・・・(*^^*)

この日から、せんちゃんは私の弟になりました。

 

 


「こがね虫の太陽・・ちえさん。」

4月2日(日)

「こがね虫」に、どうしてこんなに人が集まるのか ふと、考えた。

料理の味がいい・安い・・・もちろんそれも理由のひとつだけど

もうひとつの大きな、大きな理由は 奥さんのちえさんの存在です。

私より、4つ年上!! まだ・・・若い(と・・言っておこう。)

私がかわいい18歳の頃、初めてちえさんに会った。

ちえさんは、すでに・・そこにいた。

明るく、働き者で みんなを包み込むやさしさがある。

以前、ちえさんがこんな事を言った。

「ここに(こがね虫)集まってくる人は、みんな会社の疲れや日々のストレスを

 抱えていて、それを少しでもいやしたいとやって来るんだから

 楽しく、いい気分になってほしい。

 明日から また頑張ろうと思える 時間を過ごしてほしい。

 だから・・その人のいい所を最大に誉めて認めてあげるの

 間違った考えに対しては、きちんとアドバイスをしても 批判はしない。

 ここを、元気を充電する場にしてほしい」っと。

私が、ホームページに掲示板をつけようと思ったとき・・・

真っ先に この言葉が浮かびました。

私が、まだ18歳の子供だった時、目標とする女性のひとりが

ちえさん、 貴女でした。

「こがね虫の太陽!ちえさん」は 今日も笑顔で私達を迎えてくれます。

 

 


「ダンディな、マスターのこだわり」

3月31日(金)

「こがね虫」のマスターは、昔・・船乗りで海の男だった。

港・港でかなりもてたと、本人は言っている。

本当にそうだったのかは、今となってはわからない。

確かにその容姿は、かなり若いしカッコいい(*^o^*)

曲がったことが大嫌い! すこし頑固なマスターの心の友はご存知「さかじい」

気が合うのか、合わないのか・・2人の討論が始まると誰も止められない。

そんな時・・・私は心の中でいつもつぶやく・・

「マスターと、さかじい!! 2人は、仲良し〜〜!!」(NHKお母さんと一緒より)

マスターのこだわりは、こがね虫ご自慢の定食のメニュー!

儲け抜きの内容で、味はバツグン。

お皿いっぱいのおかずに、ごはん・味噌汁・小鉢2品で 600円。

「私の目の黒いうちは定食の質は、落とさない。」との昔かたぎのマスターに

奥さんのちえさんは、頭をかかえているが、私は拍手を送りたい。

唯一の趣味は「パチンコ」で、よく姫達に

「お小遣いをマスターに投資したら、倍にするぞ!!」と、

ギャンブルの道に誘い込む。 その気になる、姫2人・・・おいおい。

暑い厨房の中で、もくもくと働くマスター

世の中の乱れを、あつく語るマスター

一段落終えて、カウンターにスッと出てくるダンディな姿はたまらない。

マスター、いつもおいしいお料理 ありがとう!

 

 


「たぬきの置物・・さかじい(-_-;)」

3月30日(木)

「こがね虫」を語る時、欠かせないのがこの さかじい!

我がスイトピイ一家の大黒柱!  姫たちの父ヾ(@^▽^@)ノ

毎日、夕方から閉店まで当たり前のようにそこにいる。

常連のみんなから影で「たぬきの置物」と呼ばれているらしい・・・

マスターと奥さんのちえさんの2人だけで切り盛りしている「こがね虫」の

いわば・・・「ホストボ〜〜イ!!」(ちょっと気持ちわるい・・)

初対面の人にも、昔からの知り合いのように話しかける。 変なやつ!

政治・教育・宗教哲学から、恋愛・人生相談・エロ話しまで、

語り出したら、もう誰も止められない。何人の若者が説教されたことか・・

それでも、たま〜に「こがね虫」をお休みすると(笑)

心の友のマスターが、「こない、こない・・・」と騒ぎ出し、

寂しがり屋のとくじいが、「どうしたん?」と電話する。

「こがね虫」のたぬきの置物・・さかじい!!

今日も、コーヒー1杯で 閉店までごくろうさま(*^^*)

帰ってからの報告も、どうぞよろしくお願いします。

 

 


「寂しがり屋の・・とくじい(゚.゚)」

 3月29日(水)

年は42歳、まだ独身。 若いつもりで、最近の若いアイドルの話をする!

会社の女の子に遊んでほしくて、声をかけるが・・・遊んでもらえない。

寂しがり屋のとくじい。(-_-;)

結局、今日もひとりで「こがね虫」にやってくる。

姫の父とは年齢も近いので、お互いにライバル意識があり

いつも、相手の言葉尻をつかまえて 足のひっぱりあいをして楽しんでいる。

自分の方が若いと言っては、互いをこう呼ぶ・・

「とくじい!」 「さかじい!」 と。

私には、どっちも 「おじん」にしか見えない。

人のよいとくじいは、よく常連さんをつれて「カラオケ」や「ボウリング」

に連れて行ってくれる。

ボウリングで、「こがね虫」の定食を賭けては負けるとくじい。

UFOキャッチャーが得意で、とくじいがUFOキャッチャーをはじめると

姫達は、とくじいから離れない。

ぬいぐるみがとれるまで、姫達は離れない・・・かわいそうなとくじい(T_T)

すいとぴい一家の大好きなとくじい!

今年も、一家全員に「お年玉」をありがとう(笑)

はやく、私のようなかわいいお嫁さんが見つかるといいね。

 

 


シオシオのぱぁ(x_x;)の彼女へ」

3月26日(日)

「シオシオのばぁ〜」彼女がくれたメールのタイトル・・・

どうやら風邪をひいたらしく、その状態をそう呼んでいるようです。

かなり・・・変なヤツ!!(*^^*)

彼女は私より4つ年下の女の子で、しっかりした大人の女性です。

今日、彼女のの送別会を「こがね虫」の常連のメンバーで開きました。

遠距離恋愛の彼の元に行く決心を、とうとうしたのです。

せっかく、仲良くなったのに・・・寂しい気持ちがありました。

でも、みんな笑顔で送りました。私は何度か涙が出そうだった・・

きっと、お酒によってダウンした17歳のR君も

何枚も貴女の写真を撮っていたK君も、ひそかに憧れてたんだよ。

マスターを筆頭におじさん達も父親の気分で悔しがってるんだろうね〜

でも、一番寂しいのは 貴女かもしれない・・・。

寂しくなったら帰っておいで、

いつでも、「こがね虫」はあの場所にあるよ、そしてみんながいるよ。

辛くなったら、さっさと戻っておいで、

みんな、本気でそう思ってる。普通は帰ってくるな〜だよね(笑)

シオシオばあ〜の彼氏に一言!!

彼女を幸せにしないと、みんなで殴り込みにいくからね。

みんなのアイドルをひとりじめする覚悟はできてるね!

貴方の彼女は、本当に素晴らしい女性ですよ。

どうかくれぐれも、彼女の事幸せにしてあげてください。

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