創価学会の脱会方法
わしのところに「創価学会を辞めたいが、どうすれば良いか」
との問い合わせのメールが耐えない。
そのたびに、わしは相手の状況をかんがみつつ、
メールを返すようにしているのだが、
原則として、いつもお話させていただいている事があるので、
その内容をここに掲載させていただく。
ただし、あくまでも原則であって、脱会方法は、人によって一様ではない。
普段から幽霊会員的立場の人ならば、
自作の脱会届一つ提出すれば、事は足りるだろう。
しかし、自分が活動家であったり、
家族が学会幹部だったりすると、一筋縄では行かない。
だから、脱会方法は、一様ではない。
その事を踏まえた上で脱会方法の要所を述べたいと思う。
わしがメールで良く質問される事があるので、
Q&A方式で、説明したいと思う。
Q1.「もうやめた」と一言いえば、脱会できるか?
創価学会は、「もうやめた」と言われて
「ハイ、わかりました」と了承するような宗教団体ではない。
「もうやめた」と言わねば、もちろん脱会不可能であるが、
「もうやめた」と一言いうだけでは脱会できない。
その後、
学会側が根負けするまで、脱会の意志表明をし続ける必要がある。
Q2.創価学会には「脱会届」はないのか?
各地元組織に、脱会を申請する用紙はある。
しかし、この用紙を入手し、地元幹部にあずけても、
揉み潰される可能性が高い。
だから、創価学会で用意された脱会届を利用せず、
自作で脱会届を作成して、創価学会本部に直接、郵送するのが良い。
自作の脱会届であっても、法律的には有効であるから、心配しないで欲しい。
Q3.脱会をすると嫌がらせを受けるか?
創価学会員と近所で会っても、目を合わせてもらえなくなる程度の嫌がらせはある。
だが、刑事問題に発展するほどの嫌がらせは、通常無いと考えていい。
もし、ストーカーなどの、陰湿な嫌がらせがあれば、それは警察機関に訴えればいい。
自分が創価学会員の2世、3世で、親がバリバリの活動家である場合、
自分が脱会する事によって、親が組織内において、キマリの悪い思いをするという事がある。
だが、それを心配して脱会しないのであれば、自分の人生を親のために犠牲にしている事になる。
Q4.では、具体的にどうすれば脱会できるか?
大きく、2つの方法がある。
口頭で「辞めます」と表明する方法。
自作の脱会届を提出する方法。
Q5.口頭で脱会を表明するには、どうすればいいか?
一番良いのは、自分から幹部の家に押しかける。
そのほうが、話を切り上げやすい。
まず、
「私は創価学会を辞めます」
と意志表明する。
先方は、必ず脱会の理由を聞いてくる。
その時は
「創価学会の全てに嫌悪感を感じるから辞めます。」
と答える。
そすると「なぜ嫌悪感を感じるか?」と聞いて来る。
「主に感覚的な事ですから、お答え出来ません。あなたに美しく見える世界でも、
私には濁って見える。それだけです。」
と答える。
そして、
「脱会の意志も、理由もお答えしました。本人に明確な意志がある以上、
創価学会は脱会を認めざるを得ないはずです。
これにて私は脱会させていただきます。お世話になりました。」
と言って退室する。
できればこのやりとりは、ICレコーダーに録音しておくと良い。
いろんな面において活用できる。
Q6.脱会届を出したいのだが・・・。
次のような形で自作する。
(通常の内容証明の場合は、自筆になる。)
脱会届
創価学会 原田稔会長
本日付けで、私は創価学会を脱会します。 尚、引きとめ等の行為は行わぬようお願いいたします。 もし、引きとめ行為があれば、警察、法機関への通報も躊躇しません。
所属組織(所属組織名がわからない場合は「不明」と書く) 住 所(現住所を必ず明記) 氏名・印(フリガナも添えてください)
平成○年○月○日(郵送する日) |
送付先は
〒160-8583
電話:03−3353−7111(代)
本部に「脱会届」が配達された事を証明する為、
配達証明付きの書留で送る。
通常の封書に、脱会届を入れ、郵便窓口で、
「配達証明付きの書留でお願いします。」
と言う。
もし、御本尊を一緒に送りたいのならば、
適当な箱に、御本尊と脱会届を入れて、同じ事を郵便窓口で言う。
必ず、手元に脱会届のコピーを数枚、残しておく事。
本人からの届けである事を証明する為、
「免許証+健康保険証」のように、
2つ以上の身分証明証のコピーを添付して、郵送すると良い。
慎重を期すには、
内容証明を用いると良い。
内容証明郵便とは、
差出人が送った手紙の内容を控え(謄本)によって
国家機関である郵政事業庁が証明する制度である。
インターネットから送れる
「e内容証明」と言うものがある。
脱会届は、あくまでも、創価学会本部に送る事。
地元組織に脱会について相談すると、必ず、このように言われるので注意する。
「自作の脱会届を出しても無効です。
学会には正式な脱会届があるので、これを支部長に出して下さい。」
そして、脱会届の書類を渡される。
これに記入して、支部長に提出すると、彼等は、その「脱会届」を本部に送らず、
無かったものとして封印してしまう。
除籍せずに、そのままにしてしまうのだ。
また、
脱会時に「面接」と言うものはない。
もし「脱会する時には面接が必要だ」と言われて会館に呼び出されても、
そんなルールも義務も無いので、行く必要はない。
幹部数人からの説得を受けるだけである。
脱会したい時は、サクサクっと自作で脱会届を作成して、学会本部に郵送する事。
誰の承諾を得る必要も無い。
ただし、脱会届を提出すると、
それ以降、学会員の訪問が無くなると言うわけではない。
創価学会本部に脱会届が到着すると、本部職員はすぐに脱会処理せずに、
必ず地元組織に確認の連絡を入れる。
「○○という人から脱会届が郵送されたが、間違いないか?」と。
すると、地元組織の人は、本人に確認せねばならない。
だから、創価学会本部に脱会届を郵送して、数日すると、
地元の創価学会員が、自宅をたずねて来る。
この場合、ドアの中に相手を入れない事。
ドアの外まで、自分が出て入って、脱会届の控えを見せながら
「はい、辞めました。間違いありません。」
と告げれば良い。
それでも、学会員は引きとめようと、ウダウダ言って来る。
なぜならば、自分の組織から脱会者を出すと、組織としての面子が潰れる。
学会員が、ウダウダ言ってきたら、
「もうこれ以上、創価学会の組織に関わりたくありません。
大変、お世話になりました。ありがとうございました。」
と言う。
それでも、なおかつウダウダ言って来たら、
「残念ですが、これ以上、お話する気はございません。これにてお引取り下さい。」
と言う。
そして、家の中に入ってしまえば終了。
万が一の為に、玄関のところにテープレコーダーを設置しておいて、
学会員が訪問したら、録音する。
このテープは、色々、使い道がある。
学会員が強迫して来るなど、面白い展開になれば、
そのテープをダビングして、チョンガーまで送って下さい。
考えるところがあるんで・・・。
もし、精神的に、非常に脆弱な状況で、
学会員に顔も合わせたくないのならば、地元組織用の手紙を作る。
文面は次の通り。
組織のみなさまへ
ごくろうさまです。 私は、非常にナーバスになっており、 冷静な話し合いをさせていただく自信がございません。 そこで、失礼ながらこのお手紙で、事情を説明させて下さい。
添付された書類にあるように、○月○日付で、 私、佐藤花代(自分の名前で)は、 本部に脱会届を提出させていただきました。 理由は、 創価学会の論理に、どうしても私がついて行けなかったと言う事です。 決して、組織の皆様の責任ではございません。 おそらく、みなさんも、 私と同じ思いで、悩まれているのではないかと思います。 ただ、結論の出し方が、みなさんとは違っていただけです。 脱会と言う結論の出し方について、 私の思慮が浅いとおっしゃる方もいるでしょう。 そう思われるならば、それで構いません。 しかしながら、今、ここにあるのは、脱会をしたと言う事実であり、 そして、この行為を取り消すつもりは、寸分もございません。 すみやかに、統監カードの抹消をお願いいたします。
みなさまには、大変、お世話になりました。 心より、お伝えさせていただきます。 ありがとうございました。
平成○年○月○日 佐藤花代(印) |
玄関のドアに「○○支部のみなさまへ」と書いた封筒を、張っておく。
その中に、上記の手紙と、
脱会届の控えを、入れておく。
この手紙と、脱会届の控えは、何部もコピーし、
持って行かれたら、新しいものを入れる。
これで、直接対話は防げる。
法律的には、脱会届を郵送した日をもって、あなたはすでに創価学会員ではない。
創価学会本部が、即座に処理しようが、処理しまいが、それは創価学会側の問題であり、
法律的には、あなたはもう、創価学会員ではない。
脱会届を提出した後で、創価学会員が家庭訪問して来たとしても、
それは、すでに創価学会員では無くなった人間の家を訪問して来ているのである。
脱会はすでに、脱会届を郵送した日をもって、完了している。
上記の手紙を作成するのは、あくまでも、あなたの真心でしかない。
よく、地元の幹部に、脱会届を提出する人がいるが、
地元の幹部が、自分の責任を追及されない為に、もみ潰す事がある。
御本尊も脱会届も、自分の家に置いて、封印してしまう。
そういう事が、ひんぱんにある。
区長クラスでさえ、そういう事を平気でやる。
それが創価学会と言うところなのだ。
Q7.一度、脱会表明をしたのにも関わらず、
しつこく何度も訪問されたら、どうすれば良いか?
口頭であれ、書類であれ、あなたが一度、明確に脱会意志を表明したのならば、
あなたは法律的には創価学会員ではない。
創価学会員ではないあなたの家を、何度も訪問して来るのは、
エホバや一般の宗教団体が勧誘に来ているのと同じである。
そんな時、あなたはどうするか?
「シツコイから帰って下さい」
の一言であろう。
会話に応じる必要もないのだ。
創価学会と揉め出したら、電話や訪問時の会話内容を、テープ録音すればいい。
その内容を世間に公開する。
その方法については、まずはチョンガーまでメール欲しい。
Q8.創価学会は辞めたいが、信仰は継続したいので御本尊は返却したくない。
御本尊を受ける時、数千円支払っており、法律的にはこれが「代金」とみなされる。
つまり、御本尊とは購入したものであるから、返却する必要性など、基本的にはない。
御本尊を返却せず、脱会届だけを提出しても、創価学会は脱会を拒否できない。
だが、御本尊を返却したほうが、気分の上でも、スッキリするという事はあるだろう。
この場合は、御本尊は、創価学会に処分をお願いするという形で、郵送すれば良い。
ただし、御本尊を返却し、仏壇を捨てても、過去帳は捨てないで欲しい。
信仰は捨てても、先祖供養は続けていただきたい。
小さなテーブルに、お茶と御飯をお供えしても、先祖供養になるのだから、ぜひ、お願いしたい。
Q9.創価学会の名簿から、キレイに名前を消したい。
名簿と言うのは、
地域と本部の二箇所にある。
この二箇所から、キレイに登録が消されたか確認する術はない。
脱会したつもりでいても、
なぜか、
これはまるで、どこかの
ダイレクトメールの登録と同じである。
ダイレクトメールは不要だから、もう送るなと伝えても、しばらく止まっていたが、
期間を置いて、また送り続けて来り、そういうイイカゲンな業者があるが、
創価学会も、そんなものである。
だから、創価学会が国に報告する信者数が莫大なのである。
脱会したつもりになっても、
信者にカウントされている人が多い。
脱会届も、地元だけに提出すると、
地元の段階で、脱会届が止まってしまう事が多い。
それはつまり、脱会者を出した事は、地域の恥になるので、
できるだけ本部に報告したくない。
また、時間をかけて説得すれば、また組織に戻るかも知れないと期待して、
カードを保存してしまう。
そういう場合もあるので、脱会者として処理されない事が多々ある。
余程、明確な意思表明をしない限り、宙ぶらりんな状態になる。
また、本部に脱会届を出す方法もあるが、本部は、それをすぐには処理しない。
必ず、地元に確認し、本人の意志を確認させる。
なぜならば、脱会届が、いたずらである可能性があるから。
そして、地元が本人の意志を確認した上、間違いないとなった時点で、本部のカードは削除される。
この場合、地元がいつまでも
ストップをかけた状態ならば、
カードは、そのまま
本部に残り続ける。
このように、学会の統監から、カードを抹消する事は、非常に難しい。
こちらは
「除名」されるのを待つしかない。
除名させる為には、組織の人間が、やって来たら、
そのたびに、脱会の意志を表明する
事だ。
この根性なくして、創価学会からの足抜けは出来ない。
もちろん、法律的には、一度表明すれば、脱会は完了しているのだが、
創価学会側が、関係を切ろうとしないのだ。
闇金融の業者が、自己破産した者からも、取り立てを行うのと同じである。
Q10.前の組織で脱会表明したはずなのに、
なぜか引越先に学会員がやって来た。
Aと言う地域で脱会し、Bと言う地域に転居したら、
なぜかBの学会員がやって来たと言う話が良くある。
Aが
統監を削除してくれなかったのである。
これは一種の
嫌がらせだ。
わしも、活動家の頃、家庭訪問をした時
「私は、すでに学会を辞めているのですが・・・」
といわれた事がある。
これは、常識ではおかしな事だが、学会ではあたりまえの現象である。
だから、脱会意志を表明したにも関わらず、
学会員が、あなたの転居先に訪問して来た場合は、
「私はすでに創価学会を辞めております。統監カードが残っているにせよ、
それはあなた方が勝手に残しているだけであり、私の意志ではありません。
何度来られても、私は創価学会員ではありませんから、どうぞ、除名して下さい。」
と、言う。
Q11.創価学会に墓地を購入している。
脱会した後、墓地を引っ越さねばならないか?
創価学会が、脱会者に対し、墓地を出るように言ったという事例は、聞いた事が無い。
もし、自分が脱会する事で、墓地から出るように言われたら、
そのようなヒドイ事を言う宗教団体の管理する墓地に、
先祖の遺骨を埋めておけないのだから、出て行けば良いと思う。
だが、現状では、ひとまず、そのような心配は無いだろう。
以上で、脱会に際しての要所を述べたが、しばしば相談されるのは
「私は創価学会を辞めたほうがいいでしょうか」
「学会を辞めたいのですが、引きとめを考えると怖い」
と言うものである。
まず、思うのは、例えば、エロサイトを見ている時、
間違ってダイヤルQ2に繋がったとする。
そうしたら、急いで切断するだろう。
じゃないと、料金がガッポガッポ持っていかれる。
また、普段飲んでいる薬が、悪いものだと知ったら、
すぐさま服用を中止するだろう。
人間と言うのは、緊急避難する能力が備わっている。
「ヤバイ」と思えば、逃げようとするものだ。
創価学会がヤバイと心底思えば、どのような手段を用いても、辞めるだろう。
脱会方法うんぬんなどと考えているのは、まだそれほど追い込まれていないからだ。
本当に学会を辞めたいのならば、弁護士を頼んでも辞めるものだ。
「できれば波風起さず、円満に脱会したい」などと言うのは、
本気で脱会したいと考えているようには思えない。
本気で脱会したいのならば、
出刃包丁持って地区部長の家に押しかけるくらいの気迫
があるはずだ。
「穏便に済ませたい」などと思うのは、
まだ創価学会が自分にとって危険な場所であると判断していないからであり、
そうならば、脱会する必要性もない。
本気で学会はヤバイと感じれば、自然に「辞める」と表明するはずである。
人間の衝動と言うのは、ある時、素晴らしい力を発揮する。
好きな人に「好きだ!結婚してくれ!」と言わしめるのも衝動であり、
「創価学会など不愉快極まりない。即刻脱会したい!」
と言わしめるのも衝動である。
本気で脱会したいと言う衝動に襲われれば、
自動的に自分の口から脱会表明するものだから、
恐れる必要はない。
全て、自分の衝動に任せれば良い。
創価学会脱会というのは、状況により、本当に複雑な場合がある。
わからない事があれば、チョンガーまでメールを下さい。
脱会したら、こちらに体験記をお寄せ下さい。
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