★中華人民共和国朝貢記★ |
にーはお。
行ってきたのである。中国に。
1999年9月末から10月上旬にかけて、ところは北京・上海。
折りもおり、中国は建国50周年の国慶節まっただなか。
しかし、家賃の払いにも苦労する速水がなぜ海外などに行けたのか? 実は親父殿が北京と上海の大学や研究所から講演などで招待され、速水もその尻馬に乗ってついていくことができたのだ。親父殿に感謝、感謝。いやホント。
中華の中心、ナショナリズムと誇りにはちきれんばかりの北京。
市街地図が数カ月で刷り直されるダイナミズムあふれる街上海。
仏頂面で居丈高の公安。
ひたすらにぎやかな市場のおばさん。
どこを向いてもヒト、ヒト、ヒト……。
速水の頭のなかではNHKスペシャル「中国」のメインテーマが「ちゃーらーららーららーらーらーら♪」とエンドレスで流れていたものだ。そして「全ての人々の思惑を呑み込んで、この国は突き進みます」などと松平アナがナレーションを始めてしまう。
刺激的でした。
そりゃもう。
速水はイギリスにも行ったことがあるが、圧倒されたという意味では中国の方がはるかにパワフルだったのではないだろうか。
ここでは、そんな中国旅行のあれやこれやを紹介していこうと思う。
もちろん、行ったのは北京と上海だけ。それも短期間。ふらふら勝手に歩き回れたのは良かったが、それでも中国が分かったとは到底言えないし、両都市の表層をなでたにすぎない。旅行慣れした人から見れば、かなりトンチキなコトを書く可能性もあるが、そこは愛嬌と思っていただこう。
ではでは、レッツチャイナなのだだだ!
ちゃーらーららーららーらーらーら♪