ワード・ワールド
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワードを使って、こんな年賀状を作ってみました。

 

 

 

 

 
 

 

 

 


                                                                                                                                                                                  

 

ある日突然にパソコンのNPO団体の理事をやることになった。

何も知らない私が理事なんて、とんでもない話だと断わったが「パソコンを知らない人に教える手助けをするのだから、知らない人の意見が欲しい」と言われて断われなくなってしまった。

1年。そう、1年やってみよう。これも私にとっての経験になるだろう。不都合が生じたらやめればいいのだ。

 

そこで広報担当になった。広報といえばHPだ。HPを作れという。なんとも無茶な話だ。だが、私は委員長みたいな立場だったので委員の人に作らせればいいのだ。そう思って委員会を設けた。

 

委員は私よりはるかにPCのベテランだ。

しかし、彼らは余計な仕事はしたくない、と言う態度を崩さなかった。言われた事だけ仕方なくやってもいいよ、と言う態度に私の頭は何かがプチンと音を立てて切れた。

 

「わかりました。たたき台になるようなものを私が作ってきます。」

 

HPがどういうものか全く知らないのによく言ったものである。

 

早速ネットサーファーを自称する娘に「こういうHPを作りたいんだけど、どう?」と話した所「ママ、それは古い!そんなサイトはダメだ!」と一笑されてしまった。しかも「色んなサイトを見なさいよ」とまでも。本当になんにも知らないんだ、私は。と痛感。

 

夫に事のいきさつを話し、なんとか2ページを彼の指導の下にタグで作った。いや作ってもらったと言うほうが正しい。それを持って理事会に臨んだ。その1週間後素晴らしいHPが出来上がっていた。

何故?広報委員ではないが役員が作ったそうだ。ならば最初からその人が作れば良いじゃないか?

出来ない私なんかに頼むなんておかしいじゃないか?それからのHPの更新作業は私の仕事となった。

 

こうしてだんだんとPCが身近なものになっていった。

 

ここで運命的とも言える出来事が起こった。それはマイPC購入である。

 

ある家電店で夫の買い物に付き合った時の事。

あるノートパソコンに目が留まった。「特価」の赤い文字。148000円。

今まで見てきたノートパソコンとちょっと違っていた。白くて女らしいパソコンであった。

値段も高いのか安いのか何もわからない。でも見ていた。

すると夫が「ノートを買うの?ほ〜、」とメモリーとかビット数とか値札の隅の小さな文字を読んでいる。

「安いね、これは買いだな。」と言った。その言葉に弾かれたように「買う!」と叫んだ。

驚いたのは夫だった。「えっ?買うの?」

 

帰りの車の後部座席にはノートパソコンが積まれていた。

英断だったと思う。

 

こうして私は自分のへそくりをはたきマイPCを手に入れた。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


             

 

 

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