今年も、花粉症の季節がやって来ます。昨年に比べて、今年は症状がでることが少ないと言われていますが、最近暖かくなって来たためか、痒みを訴えて受診される患者さんが増えて来ています。
大学病院時代にアレルギー外来をしていた経験をもとに、アレルギー性結膜炎・花粉症についてまとめてみました。参考にしてください。
また、八丁堀眼科医院では、日曜日に『アレル源』を調べる、採血を実施しております。花粉症やアレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎にお悩みの方は、一度採血をして、自分の『アレル源』を調べることをお勧めします。
(2006年1月16日作成)

アレルギーとは?
(1)病因
アレルギーとは?身体には、自分にとって良くないものが入ってきたら、守る機能として、抗原抗体反応があります。これ自体は、本来は良いものです。それが、自分にとってマイナスに働くのがアレルギーです。
(2)症状
かゆみ、めやに、充血などが主な目の症状です。目をこすることにより、まぶたが腫れたりもします。目の他にも、鼻水、頭痛、疲れなどの症状もでます。ひどくなると風邪かアレルギーか、わからなくなります。
(3)種類
@花粉症
アレルギー性結膜炎のうち、季節により影響を受けるのが花粉症です。抗原はスギ、カモガヤ、ブタクサ、などがあります。つまり、これがアレル源です。、ある時期がすぎれば、落ち着いて来ますし、そのようなアレル源との接触を避けるようにするのも、ひとつの方法です。
A通年性アレルギー性結膜炎
季節によらず、一年中目が痒い人は通年性のものです。
抗原(アレル源)は、ハウスダストなどがあります。長い期間目薬を指す必要があります。

(4)目薬
アレルギー性結膜炎の目薬は、沢山あります。
@ザジデンAリボスチンBリザベンCインタールDアレギサールが、一般的です。
薬の強さもほぼ上の順番です。でも、個人個人によって効果が違います。
ご自身に合ったものがありましたら、受診時に教えてください。
@ザジデンはしみます。しみるのが、苦手な人は指せません。八丁堀眼科では、初めて処方する時は、まず点眼してみて大丈夫な方だけ処方しております。しかし、ヒスタミンという悪い物質を止める作用があるので、良く効きます。
AリボスチンBリザベンは、しみることも少なく比較的良く効きます。私も花粉症があるため、これを点眼してます。
とくにAは抗ヒスタミン作用があり、@と同等の効き目があります。Bは、創傷治癒効果もありますので、広く色々使える万能薬です。
Cインタールは、昔からある良いお薬で、副作用も少ないです。
Dアレギサールは一日2回点眼ですむため、コンタクトレンズ使用の方とか、
子供さんで目薬が苦手な方に便利です。効力は、Cとほぼ同じです。
アレルギー性結膜炎の症状がひどい時はアレルギーの目薬の他にも補助的に目薬を処方します。
めやにを止めるためにEクラビットFタリビットGサルペリンを使います。
充血が強い時は、HフルメトロンIニフランも使います。
フルメトロンは、長い期間(6ヶ月以上)指し続けると眼圧が上がる人もいるので注意が必要です。良くなったらすぐに止めましょう。八丁堀眼科では、受診時に必ず眼圧をはかり、注意してます。
以上です。わからないことなどありましたら、スタッフにお尋ねください。
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