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角膜新生血管治療

 
 コンタクトレンズ(特にソフトレンズ)を長期に装用していると、角膜(茶目)の酸素不足によって、結膜(白目)から悪い血管が角膜に伸びて来ます。このことを角膜パンヌス(新生血管)といいます。

 ひどくなると下の写真のようになり、黒目(ひとみ)に入って来て、さらに、放置すると、失明することにも、つながります。ケアしない連続装用のソフトレンズ(シークエンス・アキュビュー・ブレスオーなど)のレンズを装用されている患者さまが、角膜パンヌスになることが多いです。


 こうなった場合の治療は、悪い新生血管を凝固するような外科的な治療もあるのですが、まずは、酸素不足が原因ですので、酸素を補ってやることです。そうすることにより、新生血管が枯れていくと言われています。


 『八丁堀眼科医院』では、ゴーグルに酸素を15分流して、角膜パンヌスを治す治療を開始しています(最初は、もう少し長い時間で行っていましたが、私自身ためしてみたのですが、長時間ですと少し疲れます)。治療のあとは、目が奇麗になり、スキッとします。


 新型コロナウイルス感染症の発症と進行のため、角膜パンヌス治療は、現在お休みしています。申し訳ありません(2020年3月19日加筆)。


 心配な方は、完全予約で行っていますので、まずはご連絡ください(082-224-3030・メール)。