青年貴族アーサー×執事日本パラレル
これの仲間です
(アーサー様…)
熟れて今にも落ちんばかりの葡萄のような
黒い瞳が俺を覗き込んでいる
近い近い近い…!
どんどん近づいてくる年齢不詳の執事の顔は
薄明にかすんでいつもの無表情がにじんでいる
濃く入れたミルクティーのような色の顔の中心で
珊瑚の唇がもの欲しそうにうごめいている
(アーサー様)
俺は想い人の望みに応えるために手を伸ばした
こうしてアーサー・カークランドの一日は始まる
ご主人様と呼ばれるのもあんまり好きじゃないけど
アーサー坊ちゃまと呼ばれると不機嫌になるアーサーさん。
本田さんの黒服に萌えてるのが明白なネタですね…(苦笑)
年齢不詳の執事さんは小さいアーサーさんの子守からスタート。
幼い頃から面倒を見てもらっているので執事に頭が上がらない青年貴族が萌えます。
「ご主人様」じゃなくてせめて「アーサー様」にしてくれって言ったら
ご主人様は外で働いて私どもを食べさせてくださっているのですから。
って言って譲らないんですよ。尊敬すべきご主人様なんです。
でもわざとアーサー坊ちゃまと呼ぶこともあります。