グラフィックスカード  more
AGPスロット
1 グラフィックスカード(ビデオカード)は、ディスプレイにPCの画面を表示するためのパーツです。

2 近年は2D表示の高速化は当然で、3D表示の高速化に焦点が当てられています。

3 グラフィックスカード(ビデオカード)の接続は、マザーボードにある、AGPスロットを使うのが主流でしたが
  現在はPCI Express x16スロットに置き換わっています。

4 グラフィックスカード(ビデオカード)に使われているビデオチップは,NVIDIAやATIのものが主流になっています。

5 注意
   グラフィックス機能を内蔵(オンボード)したマザーボードがあります。

   専用のグラフィックスカードと比較すると、3D表示は劣りますが、2D表示では十分な性能です。

   注意点として、内蔵グラフィックス機能のみ(AGPスロット PCI Express x16スロットがない)のマザーボードがあります。

   AGPスロットやPCI Express x16スロットが搭載されていないマザ−ボ−ドの場合、グラフィックスカ−ドを追加できません。
   (PCIスロット用のグラフィックスカ−ドはマザーボードのモデルによっては取り付けられる場合もあります)

   AGPスロットかPCI Express x16スロットを搭載し、内蔵グラフィックス機能(オンボード)もサポートしているマザーボードの場合
   最初は内蔵グラフィックス機能(オンボード)を利用して自作した後、満足できなくなれば、グラフィックスカードを追加搭載する
   ことも出来ます。

2008/02/18
PCI Express x16
 AGPバスに置き換わっている「PCI Express x16」について

 AGPからPCI Express x16に置き換わると、マザーボード上からAGPスロットがなくなり、PCI Express x16スロットが搭載されます。
 AGPスロットとPCI Express x16スロットは互換がありませんので、グラフィックスカードを購入される場合は注意が必要です。
 (写真ので囲まれた接続端子を参照)

 「PCI Express x16」では、8GB/s もの高速転送が可能となります。(片方向4GB/s)
 AGPが8倍モードで2.1GB/s であることを考えると「PCI Express x16」がいかに高速なインターフェイスかがわかると思います。
 さらに今後登場するPCI Express 2.0 ではデータ転送速度が2倍になるようです。(既にPCI Express 2.0 に対応している製品も販売)

 5/4/3/9シリーズのマザーボードには、PCI Express x16スロットが搭載されています。
  (910GL/915GL/915GVマザーボードは内蔵グラフィックス機能(オンボード)のみでPCI Express x16スロットは搭載されていません)


 Q43/Q35/Q33/G35/G33/G31/Q965/Q963/G965/946GZ/945G/915Gマザーボードなどにはグラフィックス機能が内蔵されていますが
 PCI Express x16スロットも搭載されていますので内蔵グラッフィクス機能に満足できなくなれば、グラフィックスカードを追加搭載することも
 出来ます。

 PCI Express x16スロットが2本用意されているマザーボードもあります。
 対応するグラフィックスカードを2枚使用することで、3Dグラフィックスの
 性能を飛躍的に向上させ、最高の3Dゲーム環境を実現することが可能です。

                    
                        PCI Express x16

       AGPに代わって採用されているPCI Express x16のエッジは、AGP
       あるいはPCIよりもやや長め


 ブルーレイディスク(以下BD)とHD DVDの市販コンテンツを再生する場合等は
 BDドライブやHD DVDドライブは必要ですが、グラフィックスカードとディスプレイがHDCP(著作権保護用システム)に対応している事
 さらにグラフィックスカードでは新世代の動画再生支援機能(NVIDIA PureVideo HD / ATI Avivo HD)に対応している事が重要です。
 もちろん再生するためのソフト(PowerDVD 7/ WinDVD 9 Plus)も必要です。


 某雑誌から抜粋
  動画再生支援機能は、ハイエンドGPUになればなるほど効果が大きくなるかというと、そんなことはありません。
  安価なGPUであっても、新世代の動画再生支援機能を搭載したカード及びWindows Vista PCであれば安定した再生環境が構築
  できるでしょう。
  動画再生支援機能とはBlu-ray Disc・HD DVDの登場より高品質に表示する技術と、そのためのビデオ専用プロセッサーの総称です。
  専用プロセッサーと言っても独立したICチップではなく、GPUに内蔵された機能として提供されています。
  再生には多大なCPUパワーを必要とするので、こうした動画の処理をGPUで支援しようというもの