2017年
06/06  尾形光琳の「燕子花図」、京都に里帰りへ 103年ぶり

朝日新聞より。京都国立博物館で開催される「開館120周年記念 特別展覧会 国宝」に出品。「燕子花図屏風」の展示は「第4期、11月14〜26日」とのこと。会期は2017年10月3日(火)〜11月26日(日)

産経新聞より。

AFPBB Newsより。

古墳から盗まれて市中に出回っていた副葬品として、約1世紀にわたって日の目を見ずに保管されてきた銅鏡など約480点について、奈良国立博物館(奈良市)などが調査を行い、「奈良、京都、大阪3府県8古墳の盗掘品だった」とほぼ特定した。
今春、同博物館から刊行された報告書で明らかにした。古墳時代前期(4世紀)、大和王権につながる有力者の副葬品として、今後、出土古墳の研究が進むとみられる。
副葬品は銅鏡4面、玉類412点、鍬形石くわがたいしなど石製品58点、耳環じかん1点、鉄刀2本で、計477点に上る。

読売新聞より。

産経新聞より。

朝日新聞より。

約60年ぶりにお色直しされた日光東照宮の国宝「眠り猫」が、薄目を開けた状態に描かれていたため、修理を担当した日光社寺文化財保存会が目を閉じた本来の姿に塗り直していたことが分かった。
同保存会によると、眠り猫の修復は、昨年6月から行われ、同保存会の彩色技術者が担当した。眠り猫には「薄目を開けて身構えている」という伝承もあることから、両目の中央部分を黒で強調し、その周りを薄い灰色にしたという。
修復を終えた眠り猫は昨年11月下旬に境内に取り付けられた。その後の同保存会の検査で「薄目」の伝承を史料で証明することができないと判断し、今年1月12日に塗り直した。

読売新聞より。

長野市出身の池田満寿夫さん(1934〜97年)の作品を展示、所蔵する「池田満寿夫美術館」が7月31日で休館することが22日、分かった。管理、運営する竹風堂(上高井郡小布施町)は、入館者減少と設備更新に伴う費用負担などを理由に挙げている。保有し続けるとする所蔵作品や、施設の活用を今後検討するとしている。
美術館は1997年4月に開館。版画や油絵、水彩画など池田さんの作品約2千点を所蔵する。常設展に加え、国際的に活躍した池田さんの作品を多様な切り口で紹介する企画展を約40回開くなど、池田さんの功績に光を当ててきた。

信濃毎日新聞より。

朝日新聞より。

朝日新聞より。

京都府綾部市の楞厳寺から明治期に盗まれた国の重要文化財の掛け軸「絹本著色不動明王像」が、100年以上を経てレプリカとなって寺に戻ってきた。盗難後、ケルン市東洋美術館が所蔵していたが、NPO法人・京都文化協会(下京区)の協力で複製化が実現したとのこと。
掛け軸の仏画(縦約110センチ、横約60センチ)は鎌倉期の作。1904年に国宝となったが、12年頃に何者かに盗まれたという。50年制定の文化財保護法で、現物がないとして重文になった。
掛け軸が見つかったのは、盗難から約80年後の94年5月。為広住職が書庫を整理中に手にした「秘蔵日本美術大観」(講談社)第8巻に、同美術館の所蔵作品として、寺が所有する掛け軸の写真と酷似した画像が掲載されていた。文化庁を通じて同美術館に問い合わせると、本物と判明。盗難から長い年月がたっていることや、同美術館が盗品と知らずに合法的に購入していることから返還は実現しなかった。

読売新聞より。

CNN Japanより。

AFPBB Newsより。