2010年12月12日付 川島セルコン 技術伝承目的に綴織額「池辺群虫図」製作、一般公開へ
川島織物セルコンは、技術伝承の一環として製作を進めてきた綴織額「池辺群虫図」(原画:伊藤若冲 宮内庁 三の丸尚蔵館所蔵)をこのほど完成させ、その綴織額の一般公開を行う。
綴織額「池辺群虫図」は、染織技術の伝承を主目的とする(財)日本伝承染織振興会からの依頼を受け製作したもの。次代を担う中堅技術者を抜擢し製織にあたった。製作期間は約1年6カ月(平成21年〜22 年)。サイズは縦143cm×横80cm(原画と同じ)。

インテリアビジネスニュース
http://online.ibnewsnet.com/news/file_n/gy2010/gy101212-03.html
2010年12月13日(月)〜2011年2月24日(木)、「川島織物セルコン 織物文化館」にて一般公開。見学は予約制とのこと。
川島織物セルコン公式サイト

2010年10月19日放送 開運!なんでも鑑定団

「出張鑑定 in 埼玉県入間市」にて『伊藤若冲の双鶏図』が出てきました。鑑定額は180万円。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20101019/07.html
番組公式サイト

2010年8月28日開催 第268回 オムロン文化フォーラム「若冲、あなたは何者だったのか?」
“家業に関心がなく絵を描くことに沈潜していった”という伊藤若冲像が、いま、劇的に変貌しつつあります。必要とあれば世間の非道と斬りむすぶ覚悟をもち、命を賭して闘うことのできる快男児だったことが判ってきました。若冲の絵を愉しみながら、新しい若冲像についてお話します。

http://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2010/08/28/268_1.php
京都リサーチパークにて開催
講師=狩野博幸(同志社大学大学院教授)

2010年6月22日放送 語学番組「トラッド ジャパン」

「掛け軸」で若冲の作品が見られたとのことです。(松岡隻さんから情報いただきました)
6月26日(土)午前5:00〜午前5:20、6月29日(火)午後1:30〜午後1:50にNHK教育・デジタル教育1にて再放送あり。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/trad/

2010年6月1日付 迫力の複製19点 きょうから金沢21世紀美術館でアーカイブ展
最新技術と職人の手技を駆使して複製した国宝や重要文化財など日本美術の粋を公開する「文化財デジタルアーカイブ展」は1日、金沢21世紀美術館で開幕する。
高精細複製品19点のうち14点はキヤノンがデジタルカメラなどで撮影したデータを入念に色合わせをして特注の和紙にプリント、伝統工芸士が金箔を張り、表装するなどして仕上げた。重文「南蛮屏風」、伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」などもある。

北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/OD20100601501.htm
複製ですが「樹花鳥獣図屏風」も展示されるとのことなので。展示は6月6日まで。

2010年5月1日付 「若冲屏風」は本人の作?
伊藤若冲といえば、獣や花鳥をモザイクのように桝目描きした屏風を思い浮かべる人も多いはず。その広く知られた作品をめぐり、研究者の間で議論が起きている。東京大学の佐藤康宏教授(日本美術史)が「若冲作でないものがある」と指摘しているのだ。もちろん反論は多い。果たして誰が描いたのか?

朝日新聞
https://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005010144.html

2010年4月8日発売 オリジナルフレーム切手

「金刀比羅宮 2010」「金刀比羅宮 奥書院 上段の間 花丸図 2010 伊藤若冲 作」
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2010/document/3001_11_04_1110040103.pdf
2009年にも金刀比羅宮のフレーム切手が出ています

2010年4月7日付 【伊藤若沖 アナザーワールド展】 (2)晩年期の最高傑作

仙人掌群鶏図 西福寺

「吉本新喜劇にも、若冲がよく似合う」とは狩野博幸氏の言。新喜劇の舞台美術に、この作品イメージが使われていたらしい。ここ10年ほどで、若冲は随分と広く認知されるようになった。
大阪は西福寺の本堂を飾るふすま絵である。今も鮮やかな色彩が残るこの作品は、自身にとっても会心の出来であったのだろう。半年ほど寺に滞在してこれを描いたという。全面に金箔を張り込んだ総金地作品は、遺作の中では唯一のもの。(県立美術館 福士雄也学芸員)

朝日新聞(マイタウン静岡)
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000141004070001
企画特集 伊藤若沖 アナザーワールド展
http://mytown.asahi.com/shizuoka/newslist.php?d_id=2300014(記事一覧)
新喜劇の舞台美術に使われてたというのが気になって…

2010年3月21日付 来月1日、明るい雰囲気に新装開館 県立美術館
4月1日、記念イベントを開く。学芸員が同展の作品を解説するほか、京都文化協会が同館に寄贈した伊藤若冲作「樹花鳥獣図屏風」の高精細複製品の受贈式を行う。

静岡新聞
http://www.shizushin.com/news/culture/shizuoka/20100321000000000018.htm
静岡県立美術館の新装開館と収蔵品展に関する記事。上記部分が気になりました。

キヤノン、文化財複製プロジェクト第三期で新たに5作品を制作
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100326_357059.html
2010年3月26日付デジカメWatch。第三期の5作品に「樹花鳥獣図屏風」(静岡県立美術館)が含まれているとのこと。
キヤノン:綴プロジェクトの作品紹介に掲載あり

2010年1月17日放送 日曜美術館

は、「夢の若冲・傑作10選 これを見ればあなたも若冲のプロ!!」。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/

2009年12月17日付 若冲に「非オタク」の一面 町年寄での活躍示す新史料
若冲は経歴と「奇想」と評される作風とがあいまって、今日でいう「オタク」的な絵師とされてきた。ところが、それとは異なる若冲像をうかがわせる史料の存在が近年明らかになった。京都大文学部所蔵の「京都錦小路青物市場記録」で、1770年代前半の同市場の実態を伝えている。
史料を発掘、調査した宇佐美英機・滋賀大教授(日本商業史)によると―。 若冲は当時50代後半で隠居の身。青物市場の営業認可について、ライバルの五条問屋町の青物問屋が異議を申し立てたため、錦小路青物市場は奉行所から営業停止を言い渡される。この危機に、若冲は町年寄として奉行所と交渉にあたった。京都滞在中の幕府代官に助言を仰ぎ、出荷する村々にも協力を要請。ついには江戸に行って幕府に訴え出る覚悟を固める。その際、周囲に災いが及ばないようあらかじめ町年寄を退任するなど用意周到に行動。係争は約2年8カ月かけて解決し、青物市場は営業を再開した―。
京都で大規模展が開かれ、若冲への関心が高まったのが2000年。その前年、宇佐美教授は若冲を絵師と認識しないまま、研究論文を学会誌に発表した。それが近年、美術史研究者の目に留まり、社会的責任をわきまえて難事に立ち向かう若冲の姿が浮かび上がった。

朝日新聞
https://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200912170236.html

2009年12月1日付 「芸艸堂」に見る京の図案の系譜 京都精華大で企画展
京都の出版社「芸艸堂(うんそうどう)」が手がけた伊藤若冲や浅井忠などの図案画譜の企画展が開かれている。大正から昭和にかけて発行された西陣織の木版印刷複製本「綾錦」を始めとする貴重な資料や図譜など。85年ぶりに重版された神坂雪佳の「海路」の木版画や版木、作業を解説するパネルも並ぶ。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009120100118&genre=M1&area=K10

http://johokan.kyoto-seika.ac.jp/modules/contents/index.php?content_id=274
「芸艸堂−京都圖(ず)案の伝統と冒険」:京都精華大学情報館で2009年11月16日(月)〜12月19日(土)

2009年10月28日付 東で西で踊る伊藤若冲 東京と滋賀で展覧会
東京国立博物館の「皇室の名宝」展では、「動植綵絵」全30幅が一度に公開された。07年に京都の相国寺でも一挙に展示されたが、東京では1926年以来になるという。「動植綵絵」は若冲が相国寺に寄進した作品で、一緒に贈った「釈迦三尊像」を飾る絵として制作した。40〜50歳代と脂がのった時期に10年かけ描いた。初期には中国・朝鮮画に学んで再構築していたが、後期になると博物学の影響もあって、これまで描かれていないような対象にも挑んだという。04年度までの修理で、絹地の裏からも色を塗り、色彩の効果を増す「裏彩色」を施していることも分かった。加えて今回、西洋の人工顔料プルシアンブルーを一部に使っていたことも発表された。
MIHO MUSEUMの「若冲ワンダーランド」展では、晩年に描いた「象と鯨図屏風」が、初めて一般公開されている。昨年、北陸地方の旧家で発見された。 屏風は縦159センチ、横354センチの六曲一双。落款から80代前半の作と見られる。
若冲が青物商の家業を弟に任せたのは40歳のころ。以後、画業のみに専念した絵師だと考えられてきた。だが、近年の研究で、その人物像は修正を迫られている。 青物市場の営業停止を命じた奉行所に対し、50代半ばで町年寄だった若冲が、再開のために粘り強く交渉していたことが史料に残っていたからだ。MIHO MUSEUMにはこの史料も展示されている。

朝日新聞
https://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200910280250.html
「皇室の名宝」展 「動植綵絵」が展示される1期は11月3日まで。12日から29日まで2期。東京国立博物館
「若冲ワンダーランド」展 12月13日まで。MIHO MUSEUM

2009年10月22日付 人工顔料:日本最古の使用わかる 1760年代、伊藤若冲の動植綵絵で
「動植綵絵」(全30幅、宮内庁三の丸尚蔵館蔵)の一幅に、人工顔料プルシアンブルーが使われていたことが、同館と東京文化財研究所の共同調査で分かった。絵の具成分分析と高精度画像調査を行ったところ、「群魚図」の左下隅に描かれたルリハタから、プルシアンブルーの成分を検出。他の魚の青い部分では、群青や染料の藍が使われていた。
プルシアンブルーは、1750年ごろ日本に伝わり、博物学者、平賀源内の「西洋人物図」(70年代前半)が最初の使用例とされてきた。「動植綵絵」は66〜69年には制作を終えたと考えられており、若冲が最も早く使っていたことになる。

毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/art/news/20091022dde018040078000c.html

2009年10月12日放送 皇室の名宝 秘められた珠玉の技
圧倒的な色彩美を誇る江戸時代の絵師・伊藤若冲の代表作「動植綵絵」。近年の調査から、金に見える輝きを、金を一切使わずに表現する驚異の技法が浮かび上がってきた。皇室の名宝を通して日本美に隠された珠玉の技の魅力を探る。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-10-12&ch=21&eid=5171
NHK総合/デジタル総合にて午後1:05〜午後2:00

2009年9月19日放送 美の巨人たち

伊藤若冲「象と鯨図屏風」
TV東京系全国ネット 22:00〜22:30 衛星放送BSジャパン 9/20日(日)17:30〜18:00
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/090919/
番組公式サイト

2009年8月26日付 百花繚乱、若冲の「花丸図」修復/金刀比羅宮
金刀比羅宮奥書院にある伊藤若冲の障壁画「花丸図」の修理が終わり、24、25の2日間かけて元の壁面に復元された。
花丸図は、6畳の部屋の壁面に200点余の花々が描かれていることで知られ、1974年には香川県の有形文化財に指定されている。長い間作者不詳だったが、50年前の奥書院修理の際、若冲によって明和元(1764)年に描かれたものと判明した。
風雨による奥書院の浸食に伴い、花丸図にもにじみや薄いカビ、一部では亀裂も見られ、劣化が目立っていたことから、昨年5月から保存修理を進めていた。

四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/article.aspx?id=20090826000090

金刀比羅宮公式サイトより
「紙本金砂子地著色百花の図」(伊藤若冲筆 奥書院床の間障壁画)について
2009年8月25日に修復作業が完了しました。

2009年8月22日付 象と鯨図初公開 若冲100作品 1日からMIHO MUSEUM
伊藤若冲の作品を紹介する「若冲ワンダーランド」が9月1日からMIHO MUSEUMで始まる。昨夏、存在が明らかになった「象と鯨図屏風」を初公開するほか、12月13日までの会期中、展示替えしながら約100点を展示する。
色彩豊かな「雪中遊禽図」(個人蔵)のほか、「鹿図」(同)、「布袋唐子図」(同)なども展示。池大雅、与謝蕪村、円山応挙ら同時代の作品も紹介する。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082200059&genre=K1&area=S10

2009年5月14日 愛知県美術館ブログ

「江戸絵画、修理中」
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2009/05/000127.html→美術館公式サイト コレクション・調査 > 研究紀要・教育普及映像等にあり
「伏見人形図」(木村定三コレクション)の様子が見られます。

2009年4月1日発売 オリジナルフレーム切手『金刀比羅宮』

https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_11_04_1109032501.pdf
「金刀比羅宮」と「金刀比羅宮 奥書院 上段の間 花丸図 伊藤若冲 作」の二種シートが出るようです。(Takさんから情報いただきました)

2009年3月20日付 若冲の「絹本著色菜蟲譜」など5点、国の重文に答申 /栃木
絵画で重文に答申されたのは、江戸時代中期に活躍した伊藤若冲が絹の布地に描いた絵巻物「絹本著色菜蟲譜」(縦32センチ、横約11メートル)。佐野市の所有で、野菜や果物の他、昆虫、ハ虫類など約160種が描かれており、若冲の作品としては唯一の本格的な絹本著色による作品という。

毎日新聞 栃木版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090320ddlk09040068000c.html

2009年2月28日放送 日本の美と出会う 細見家三代60年のコレクション

毎日放送で午前5時30分〜5時45分
http://www.mbs.jp/

2009年2月10日放送 開運!なんでも鑑定団

出張鑑定 in 京都府宇治市にて若冲の真筆が出てました。鷹でした。筋目描きでした。リサイクルショップで1万円で購入したそうです。それが120万円になっていました。作品は印章の右側の欠け具合から50代後半以降、60代に描かれたのではないかという話でした。(放送日はテレビ東京)

2009年1月2日放送 夢の美術館 江戸の名画100選
デザイン性豊かな宗達、光琳らの「琳派」。若冲や蕭白ら奇天烈さ満載の「奇想の画」。歌麿、写楽、北斎、広重と、庶民の心をとらえるべく進化した強烈な「浮世絵」など。新発見も含む、世界に散逸した名品も取材。究極の100選を伝える。

BShiにて午後5:00〜午後11:30
http://www.nhk.or.jp/yumebi/

2008年12月20日付 若冲、最晩年の大作屏風 北陸の旧家で『象鯨図』発見
伊藤若冲の「象鯨図屏風」が、北陸地方の旧家から見つかった。最晩年の大作とみられる。これまで存在は研究者にも知られておらず、貴重な発見となりそうだ。
屏風は六曲一双(各縦159・4センチ、横354・0センチ)で、右隻に白いゾウが、左隻には黒いクジラが、中国伝来という紙に墨で描かれている。
石川県の美術関係者を通じて、MIHO MUSEUMの辻惟雄館長に鑑定の依頼があった。辻館長は▽波頭の独特な描写▽スケールの大きさ▽ゾウを描いた他作品との酷似−などから真作と判断した。1795年ごろの作と推定される。
確認された屏風からは「米斗翁八十二歳画」の落款や「若冲居士」の印が読み取れる。箱書きはない。同館によると、所有者の祖父の代からあり、ここ数十年は箱に入ったまま蔵で眠っていたという。保存状態は比較的良好だが一部修復が必要。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008122002000226.html
記事中の作品、昭和3年(1928)に大阪美術倶楽部の売り立て目録に掲載後、行方不明という「象鯨図屏風」と最初は思ったのだけれど違うようです。

2008年11月29日付 若冲の絵を錦市場の包装紙に 京都工繊大生らデザイン
江戸時代の画家で錦市場(京都市中京区)の青物問屋に生まれた伊藤若冲の絵画をもとに、京都工芸繊維大の学生、大学院生たちが包装紙などをデザインした。
開催中の「錦市場でフェイレンツェ・トスカーナを捜そう」の企画。「動植綵絵」など若冲の作品から、店の商品のイメージにあった絵を選んで包装紙や紙袋、シールを製作した。
期間内の毎日数量限定で商品を包装する。市場の特設ワインバーで若冲の絵を使ったメッセージカードなどの文具を販売、京都芸術センター(同区)で包装材や文具の展示も行う。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112900144&genre=M1&area=K00
「30日から12月4日まで錦市場の計19店で商品の包装に用いる」とのことです

2008年10月14日付 パリで海外初のこんぴら特別展 ふすま絵など展示
香川県琴平町の金刀比羅宮が所蔵するふすま絵などの特別展が15日からパリの国立ギメ東洋美術館で始まる。海外で金刀比羅宮の特別展が行われるのは初めて。
今回展示されるのは、重要文化財に指定されている円山応挙の「遊虎図」や、伊藤若冲の「花丸図」など127点。金刀比羅宮の雰囲気をできるだけ忠実に伝えるため、書院を再現したり、ふすま絵の足元に畳表を配するなどの工夫を施した。

共同通信
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101401000061.html
特別展「こんぴらさん 海の聖域展」は12月8日まで

関連:「KSB瀬戸内海放送が海外(フランス)で開催される展覧会のプロモーションとして「my space」「You Tube」を活用」
ValuePress!より。「こんぴらさん 海の聖域展」に関するプレスリリース。リンク先にmy spaceやYou Tube、公式サイトのURLが掲載されてます。

2008年10月12日付 <伝統芸> 壬生狂言を堪能
舞台や楽屋がある大念仏堂(重文)では、江戸時代の画家伊藤若冲が寄進した面を見せ、「面は200種類を保存し、4、500年前のものを今も使います」と説明した。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20081011-OYT8T00922.htm
壬生寺で行われた壬生狂言鑑賞ツアーに関する記事。そういえば以前「若冲」で検索した時、寄進の面についての記載を見かけた記憶が。

2008年7月31日付 ベルリン国立アジア美術館展:初日からファン魅了−−県立美術館 /山口
30日の開幕初日から大勢の来館者でにぎわった「美がむすぶ絆 ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術名品展」。ドイツ側の関係者も訪れた。伊藤若冲の「伏見人形図」など3作品をベルリン国立美術館に寄託したベルリン出身の日本美術コレクター、クラウス・F・ナウマンさんは「今回の展示をきっかけにベルリンにもぜひ足を運んでほしい」と話した。9月21日まで。

毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000210-mailo-l35

2008年5月28日付 キヤノン、「鹿苑寺大書院障壁画」の高精細な複製作品の制作を開始
財団法人京都国際文化交流財団ならびにキヤノン株式会社は、日本の文化財を最新のデジタル技術により保存し、後世に継承することを目的とした「文化財未来継承プロジェクト」において、新たに「鹿苑寺(金閣寺)大書院障壁画」を活動の対象文化財として加えることを決定しました。本プロジェクトでは、作品の歴史的、芸術的重要性を鑑み、50面全ての襖絵の高精細な複製作品の制作を活動の対象に加えました。

日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=190185&lindID=1
2010年秋に完成予定、一般公開も予定されているとのことです。

2008年5月22日放送 NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心 日本コレクション奇譚

「第3回 なにわの知の巨人 木村蒹葭(けんか)堂」
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/
若冲を取り上げるわけではありませんが。関連ありかなと。教育テレビで午後10:25〜10:50放送。5月29日午前5:05〜5:30再放送。

2008年5月8日付 若冲の天井画、デジタル技術で複製 大津の義仲寺、9日から公開
義仲寺は、伊藤若冲が描いた翁堂の天井画「四季花卉図」を、デジタル技術で精巧な複製画を作成した。9日から公開する。
図は、15面の杉の板(42センチ四方)にシャクヤクやボタンなど四季の花を描いている。長年、外気に触れたため、絵の具がはがれたり、雨漏りなど傷みが目立っていた。
大阪市の印刷会社が高性能スキャナで図を読み込み、専用プリンターで、耐水性に優れ、乾燥にも強い特殊な合板に印刷した。約90年間は色落ちしないという。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008050800198&genre=J1&area=S00

2008年4月19日付 若冲の代表作、色が変化 光の当て方で鳥や動物
「鳥獣花木図屏風」に、光の当て方などで動物や鳥の羽の色を変化させる技法が用いられていることが分かり、京都嵯峨芸術大のジョー・プライス客員教授が19日、同大学の公開講座で発表した。若冲独特の工夫の1種とみられ、江戸時代の絵師の技術や作風を考える上でも貴重な発見。
屏風は六曲一双で同客員教授の所有。3年前に自宅で気付いたという。屏風に横から光を当てたり、見る角度を変えたりしたところ、左隻に描かれた鳥の羽の色や右隻の動物の色が黒から灰色になるなど変化した。別の鳥の色も緑から青に変わった。

共同通信
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008041901000659.html

ジョー・プライス客員教授 特別公開講座 「若冲画研究 ― その色彩の謎に迫る」
この度の特別公開講座では、プライス客員教授がどのように若冲作品を見、解析を進めているのか、また、今まで知られていなかった若冲画の色彩の謎についての新しい発見について解説されます。
http://www.kyoto-saga.ac.jp/art_institution/event/event/detail.php?oid=77524

2008年3月31日放送 アートエンターテインメント 迷宮美術館

「絵画になった美しき花々」

花シリーズの第2弾。18世紀、世界最高の園芸都市だった江戸、そして文字通りの花の都・パリ。東西に咲き誇った美しい花の名画の物語をお届けする。
<本日の特別展>  お江戸の豪華花対決!抱一 VS 若冲
<迷宮伝説> 一輪の花の命を描きたい 〜バラの画家・ルドゥーテ〜

http://www.nhk.or.jp/bs/meikyu/
NHK BShiにて午後7:00〜7:45放送

2008年3月20日放送 こんぴらさん美の軌跡〜椿香る茶所、そしてパリへ〜

25時45分から名古屋テレビ(メ〜テレ)にて。

2008年3月19日付 久月、ワダエミ監修の五月人形「甲冑王者」を発売
屏風絵は、越前手すき和紙を使用し江戸時代中期を代表する画家の一人である伊藤若冲の水墨画「鯉図」をアレンジしました。

日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=184970&lindID=4

2008年3月19日付 久月、ワダエミ監修の鯉のぼり「出世鯉」(しゅっせごい)を発売
主な商品の特徴は、江戸時代中期を代表する画家の一人である伊藤若冲の水墨画「鯉図」をアレンジし、胴体のグラデーションと鱗は「筋目描き」で躍動感を表現しました。

日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=184972&lindID=4

2008年2月11日放送 日本美ナンダコリャこれくしょん
絵画の世界でいえば、伊藤若冲が描いた緻密を極めた鳥や魚。曽我蕭白が人々を仰天させた不気味な仙人たち。工芸の世界ならば、安土桃山の武将の間に流行った変わり兜や、江戸時代に生まれた気味が悪いくらい人間そっくりな活人形などなど。

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0211.html#20080211003
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-02-11&ch=10&eid=29614
このカテゴリーに入れてよいのか不明。紹介文に名前は出ているのですが。NHKハイビジョンにて放送とのこと。時間は午後8:00〜9:59
NHKといえば、ちょっと前の迷宮美術館で「果蔬涅槃図」ネタが出題されてたような。

2007年12月31日放送 世界を魅了したRimpaと若冲〜知られざる美の系譜を探る!
魅力溢れる京都にまつわる歴史の中で、“もうひとつ”と呼ぶにふさわしい側面を追い、隠された物語を辿るドキュメンタリー歴史番組 「京都 もうひとつの歴史」シリーズ。3年目を迎えた今年は、世界のデザインを変えた『琳派』、そして世界で唯一の作家性を表現した『伊藤若冲』に焦点を当てる。

テレビ大阪・テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビせとうち・TVQで放送。
http://www.tv-osaka.co.jp/jakuchu/

2007年12月29日付 若冲の羅漢 よみがえる 伏見・石峰寺
伊藤若冲ゆかりの石峰寺で、今年4月に損壊の被害に遭った若冲デザインの五百羅漢の修復がこのほど終わった。欠けていた石仏3体が美しい姿になって元の場所に戻され、関係者を喜ばせている。
3体とも、もろい花こう岩のため予定より修理に時間がかかったが、今月26日、たくさんのの石仏が並ぶ「賽の河原」の元の場所に安置された。修復個所はほとんど目立たず、かつての姿を取り戻している。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122900030&genre=J1&area=K1I

2007年12月16日放送 新日曜美術館

「こんぴらさん 知られざる美〜若冲、応挙から21世紀へ〜」。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-12-16&ch=31&eid=20813

2007年9月10日付 ファンら掛け軸など拝観 伏見・石峰寺で「若冲忌」
江戸時代の画家伊藤若冲が晩年を過ごしたとされる京都市伏見区の石峰寺で10日、「若冲忌」が営まれた。同寺には、若冲のデザインと伝わる「五百羅漢」があり、命日には毎年、法要を営んでいる。座敷では、同寺の収蔵品の中から、ユニークな表情のニワトリや鶴亀の掛け軸のほか、大津絵で描いた「藤娘図」など5幅が掲げられた。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007091000110&genre=K1&area=K1I

2007年9月2日付 西陣織の「睡蓮」鮮やか 上京で展示会 光琳や若冲作品も
名画を西陣織にした作品の展示会「日本の美術と西洋の美術」が1日、京都市上京区の西陣織工芸美術館・松翠閣で始まった。今回は、モネの連作「睡蓮」を初公開した。
同展は、1998年9月にオープンした松翠閣の開館10周年記念。尾形光琳の「紅梅白梅図」や伊藤若冲の「動植綵絵」、ルノワールの絵画を題材にした西陣織の作品約40点を展示している。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090200015&genre=I1&area=K10
「〜織の至宝〜日本の美術と西洋の美術」:西陣織工芸美術館・松翠閣にて11月30日まで。松翠閣のサイトに展示作品の紹介あり。西陣織若冲は額に入ってました。

2007年9月1日付 伊藤若冲「垂柳図」 160年ぶり琴平に里帰り
巡回展「金刀比羅宮 書院の美」が、10月1日から琴平町の同宮で始まる。若冲が奥書院障壁に描いたとされ、愛媛県内の寺院が保管している「垂柳(すいりゅう)図」の一部断片も約160年ぶりに里帰りし、初公開される。
垂柳図の存在が明らかになったのは約50年前。奥書院修理の際に壁の中から見つかった「奥書院障子装飾之記」から、若冲が1764年、奥書院上段の間に現存する花丸図とともに、二の間に「山水図」、三の間に「杜若(かきつばた)図」、広間に垂柳図を描いていたことが分かった。だが、制作から80年後の1844年、作品の傷みが激しくなったため上段の間以外は岸岱により描き変えられ、垂柳図は境内外へ。垂柳図の全体像は判明していないが、一部とみられる「飛燕図断片」5点は、愛媛県四国中央市の定蓮寺に伝わり、保管されていることが専門家らの研究で明らかになった。

四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20070901000091
同宮での展示は10月1日―12月2日、12月29日―2008年1月31日

2007年8月1日付 「若冲の羅漢」修復へ募金 伏見区の深草稲荷保勝会
京都市伏見区の石峰寺で今春、損壊の被害を受けた伊藤若冲ゆかりの五百羅漢の石仏が修復されることになり、地元の深草稲荷保勝会が募金活動を始めた。主催イベントなどで石峰寺から協力してもらっており、恩返しの意味も込めて決めた。保勝会員の商店に募金箱を設置したほか、口座も開設し、観光客や若冲ファンに協力を呼び掛けている。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080100052&genre=J1&area=K1I
壊れた5体のうち3体修復するようです。

2007年7月14日〜 第29回ぴあフィルムフェスティバル

メインビジュアルに百犬図のわんこがいます。題して『燕子花図屏風で、若冲の小犬と戯れながら撮影する奈緒子』。オリジナル原画は「子犬と奈緒子」(渡部 満作)とのこと。(Yuさんから情報いただきました)

https://pff.jp/29th/

2007年7月4日付 百花繚乱の豪華な世界、上野に出現 金刀比羅宮展
7日に開幕する「金刀比羅宮 書院の美」展で、江戸期の絵師たちが技をふるった襖絵約130面を東京芸術大学大学美術館へ移動。香川県の金刀比羅宮と同じ配置に並べ、美術館に書院を再現する作業が進められている。
3日は、伊藤若冲の襖絵「花丸図」(1764年)を設置。アジサイやアサガオ、ボタン、ヒマワリなど約200の花が描かれた作品で、奥書院「上段の間」の百花繚乱の豪華な世界が再現された。

朝日新聞
https://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200707030230.html

「花丸図」のカード。クリックするとサイズが変わります。

2007年7月2日付 「石仏倒した」2児童名乗り 伏見 若冲ゆかりの石峰寺
京都市伏見区の石峰寺で今年4月、五百羅漢の石仏が倒され、一部損壊した件で、同区の小学生の男児2人が1日までに、「自分たちが倒した」と同寺に名乗り出て謝罪した。足が当たって石仏が倒れ、その様子が面白かったので10体ずつぐらい倒した、と話していたという。

京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000001-kyt-l26

2007年6月15日付 奇才・若冲画、精密複製へ 上京・相国寺 4年後に完成
「釈迦三尊像」(三幅)と「動植綵絵」(三十幅)の精密な複製に、相国寺が取り組んでいる。相国寺はすべての複製を4年後に完成させ、一般公開する予定だ。
複製品は京都市中京区の美術印刷「便利堂」に発注。等倍のフィルムで撮影し、顔料を多く含むインクで木版画のように1色ずつ手作業で色を重ねる「コロタイプ」と呼ばれる印刷技術で精密に仕上げる。自然な濃淡表現ができるという。すでに宮内庁の許可を得て作業を進めており、釈迦三尊像の複製画は完成。相国寺に納められた。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061500097&genre=J1&area=K1B

2007年6月12日付 西陣織や若冲の絵画を題材に作品 京都工繊大の学生が制作、展示
西陣織や伊藤若冲の絵画、京の食材など、京都の伝統的な素材やデザインを取り入れ新たに発展させた作品を展示する「ボッテガ・イン・京都」が12日、京都市の京都芸術センターで始まった。京都工芸繊維大の学生が制作した約80点が並んでいる。
中野仁人准教授デザイン研究室の学生、大学院生38人の作品。江戸時代の画家、伊藤若冲による動植物のデザインや構成、色使いを取り入れてデザインしたドレスや装飾品、包装材や文具、トランプ、食器などのほか、今年4月に錦市場を飾った京野菜や京料理をテーマとしたポスター30枚も一堂に並べた。15日まで。無料。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061200163&genre=G1&area=K10

2007年6月1日付 「若冲展」入場者、10万人を突破
京都市上京区の相国寺承天閣美術館で開催中の「若冲展」(相国寺と日本経済新聞社主催)の入場者が31日、10万人を突破した。

日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G3102V%2031052007&g=K1&d=20070601

2007年6月1日 新聞広告

今朝新聞をめくっていたら「牡丹・百合図」が現れびっくり。不意打ちの正体は、日産ブルーバードシルフィの広告でした。リンク先にはWeb限定CMがあったりします。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
(webサイトはありますがCMは見られないようです)

2007年5月25日付 「若冲の羅漢」無残 伏見・石峰寺 30体倒され
江戸時代中期の画家伊藤若冲(1716−1800)ゆかりの京都市伏見区の石峰寺の境内裏山で、若冲が下絵を描いて作らせた石像の地蔵菩薩約30体が倒され、うち5体が損壊していたことが24日までに分かった。同寺は伏見署に被害届を出し、同署は器物損壊容疑で調べている。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052500022&genre=J1&area=K1I
このような行為に至る心理が謎。素で理解不能です。

2007年5月 承天閣美術館「若冲展」グッズ

クリアファイルと手ぬぐい

同美術館にて鳥獣花木図屏風アロハ着用の方を見かけ「おおっ」と思いました

2007年5月22日付 若冲の絵画の美語る プライス氏、京都嵯峨芸大で講演
ジョー・プライス氏(77)が22日、客員教授に就任した京都嵯峨芸術大で講演し、学生や市民に若冲の絵画の美を語った。講演でプライス氏は、若冲の魅力を「究極の創造性と想像力」「技巧を飛び越え、人間技とは思えないものを作り上げた」と話し、日中や月明かりなど自然光の変化で同じ絵でも美しさが変わることを挙げ、「日本の絵画の特性」と指摘した。
さらに、相国寺承天閣美術館(上京区)の「若冲展」で公開中の「釈迦三尊像」(三幅)と「動植綵絵」(三十幅)について、「三十三幅別々ではなく、仏画に動植物が供えられた一点の作品だと分かり、ローマのチャペルよりも美しいと感じた」と語った。

京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000035-kyt-l26

2007年5月13日付 若冲展:「動植綵絵」120年ぶり“里帰り”−−相国寺・きょうから /京都
伊藤若冲(1716〜1800)の「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)が、約120年ぶりに臨済宗相国寺派大本山・相国寺(上京区)に“里帰り”した。同じ若冲作の「釈迦三尊像」3幅(同寺蔵)などとともに「若冲展」で13日から一般公開される。
動植綵絵などは、若冲が同寺に寄進。明治維新後の廃仏毀釈で疲弊した相国寺が1889(明治22)年に動植綵絵だけを宮中に献納し、その下賜金を元に現在の寺域を買い取るなどして保全した。今回、寺を創建した足利義満の600年忌を記念し、里帰りが実現した。

毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070513-00000221-mailo-l26
同展は境内の承天閣美術館で、6月3日まで。

「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会 相国寺承天閣美術館学芸員 村田隆志氏」
2007年5月14日付日経ビジネスオンライン
https://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070509/124417/

2007年5月1日付 斬新な立体的版画も 道立帯広美術館で作品展
国内外の美術家の三十三点を展示。現代美術家の森村泰昌氏による「野菜涅槃」は、江戸時代の絵師・伊藤若冲の墨絵をモチーフにした作品だ。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/23675.html
「プリントアートの冒険」:同美術館コレクションギャラリーにて八月一日まで。
森村作品正式名称:野菜涅槃(若冲) 1990(平成2) カラー写真プリント、印画紙 185.3×100.1

2007年4月21日付 綴織の大作など70点 京都・川島織物の収集品−−砺波市美術館 /富山
伊藤若冲が描いた鶏、狩野芳崖の「悲母観音図」の絵を基に制作された精密な綴織(つづれおり)の大作のほか、織物の原画、下絵など約70点を展示。

毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000170-mailo-l16
「華麗なる織物文化の精華―川島織物文化館コレクション展」:5月20日まで

2007年4月4日付 首相、タイ首相に風呂敷プレゼント 環境問題アピール
安倍晋三首相は3日、タイのスラユット首相にペットボトル再利用の生地でつくられた風呂敷をプレゼントし、環境問題に力を入れる日本政府の姿勢をアピールした。江戸中期の画家、伊藤若冲の四季折々の絵をデザインに採用し、「モッタイナイ」の精神とともに「美しい国、日本」も売り込むという一石二鳥の狙いという。

産経新聞
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070404/shs070404000.htm

2007年3月25日 若冲がツアーになった模様

5月から京都で開催される若冲展でツアー。《特別鑑賞》あり。「閉館後、貸切の状態で鑑賞していただきます」とのこと。その企画にはとても惹かれるのですが、値段設定が超強気。(Yuさんから情報いただきました)
http://www.jal.co.jp/shunkan/2007q1/ito/

閉館後の特別見学付きのツアーです。美術館フル稼働です。(松岡隻さんから情報いただきました)
http://www.nikkeicl.co.jp/kokunai/list/tour.cgi?data_num=776

2007年2月17日付 江戸時代の若冲の絵、京都・金閣寺で発見
京都市にある鹿苑寺(金閣寺)の蔵で見つかった絵が江戸中期の鬼才、伊藤若冲の作品「厖児戯帚図(ぼうじぎほうず)」であることが17日までに分かった。ほうきにまとわりながら遊ぶ子犬を描いたもので、署名などの特徴から30代後半の作とみられ、若冲初期の作品として希少性が高い。

日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070217AT3B1602B17022007.html
今年開催される、相國寺の若冲展に飾ってあったらいいなと思います。

追記:Yuさんから記事のフォローをいただきました。やはりネットより本紙の方が詳細なのですね。
記事は、夕刊の1面にカラー写真入りで紹介されていたそうです。作品は古い台帳に残っていた記録を頼りに、相国寺承天閣美術館学芸員が探し出したとのこと。そして「五月十三日から六月三日まで相国寺承天閣美術館で開く「若冲展」(相国寺と日本経済新聞社の共催)で公開される」そうです。描かれている子犬は、Yuさん曰く割とリアルな感じの黒犬で、尻尾が妙に長いらしい。

追記:松岡隻さんから情報いただきました。作品画像付きhttp://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/38408.htmlの記事です。

2007年1月23日付 子象、キリン、ペンギンなど19種 九州国博に動物のはく製 若冲の絵画にちなみ展示
九州国立博物館エントランスホールで23日から、子象やキリン、ペンギンなど19種類の動物のはく製が公開される。開催中の「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」の展示に動物を描いた作品が多いことから、同館が企画した。はく製は福岡市動物園と海の中道海洋生態科学館(マリンワールド海の中道)が貸し出した。ウンピョウやマレーバクなど5種類の希少種もある。

西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000000-nnp-l40
「鳥獣花木図屏風」に因んでいるそうです。巡回展は、館によって催しや工夫が様々なのだなと実感。

2007年1月 カルチャースクールで若冲
初回には特別講師として、若冲をはじめ江戸絵画のコレクターとして有名なジョー・プライスご夫妻をお迎えします。

http://www.tokyu.co.jp/be/Pickup/pickup_shibuya1.htm (松岡隻さんから情報いただきました)
とても豪華ですね。それにしても、あらゆる場所で取り上げられるのですね。

2006年12月24日放送 NHK「ジャパノロジー」

「江戸絵画を収集し、広く知らしめてきたジョー・プライスさんと妻の悦子さんが、日本独自の美意識を研ぎ澄ませて描かれた江戸絵画の魅力について語る」。テレビ欄の紹介文より。地上波にて本日深夜1時15分より放送。

2006年11月10日 秋田県立近代美術館長 美術講演会のお知らせ

「「知られざる江戸絵画の新出逸品」がテーマらしい。ということは『達磨図』も未知の作品なのだろうか。気になります。
http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1149664369411&SiteID=0000000000000&FP=whatsnew

2006年11月3日付 琴浦の県保護文化財 「河本家住宅」一般公開
琴浦町「河本家住宅」で恒例の秋の一般公開が実施されている。「河本家で体験する温故知新の秋」をテーマに、幕末の儒者・佐藤一斎の掛け軸や津和野出身の南画家・山本琴谷の屏風など、貴重な収蔵品も公開されている。
そのほか伊藤若冲の軸、湿気を防ぐため長持ちやたんすに掛けた、家紋入りの「油単(ゆたん)」、野だて道具など、同家伝来の品々が展示されている。五日まで。

山陰中央新報
http://www.sanin-chuo.co.jp/hobby/modules/news/article.php?storyid=333954085
河本家住宅公式サイト

2006年10月21日付 若冲らの名画、素顔堪能──京都で江戸絵画展、露出展示に劣化・盗難防ぐ工夫
閉館間際の夕方、薄暗い1階の展示場で酒井抱一の「十二か月花鳥図」を眺めたプライスさんは満足そうだった。琵琶湖疏水に面した南向きのガラス張りのロビーで、同展では臨時の展示室にした。照明はなく、外光が頼りだ。遠近両方で、1点1点、展示ケースや額のガラスを通さずに、自然光で眺める――。プライス流「理想の日本絵画鑑賞法」を見事に具現した展示で、同美術館では、この場所でしかできなかった。12幅の掛け軸を1幅ずつ床の間に掛けた。12の床の間を土壁でつなぎ、背後に障子をはめ込んだ。ゆったりしたスペースなので、遠くからも近づいても見られる。遮るものがない露出展示を彩るのは自然の光だ。地元京都の職人の技も活用した。背後の障子は、紫外線をカットする塩化ビニールの樹脂を和紙と重ね合わせた特別製だ。土壁は京都伝統の聚楽壁で、湿度を一定に保つ「調湿効果」は抜群。施工できる職人は数えるほどしかいない。
外の光が入らない2階と3階の常設展示場では若冲の「花鳥人物図屏風」「鶴図屏風」など13点を露出展示している。露出展示の作品には展示場所に小さな屋根を付けてホコリを防ぎ、盗まれやすい掛け軸の周辺はガードに気を配っている。

日経ネット関西版
http://www.nikkei.co.jp/kansai/history/36189.html
「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」(京都国立近代美術館)11月5日まで。
プライスコレクション展・裏話みたいな記事。東京とは展示方法が異なるようで、再度見ても面白いかも。
同記事より:「7―8月に開いた東京国立博物館の「プライス展」では、外光が入る場所がなく、自然光に近い照明を工夫して、若冲作品などを露出展示した」

2006年10月〜11月 NHK教育テレビ「知るを楽しむ この人この世界」

2006年10月11月月曜は「ギョッとする江戸の絵画」。講師は辻惟雄氏。
紹介されるのは岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠、曾我蕭白、伊藤若冲、長沢蘆雪、葛飾北斎、歌川国芳(登場順)。若冲は11月6日放送/11月13日再放送。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/

2006年9月16日 足利義満公六百年御遠忌記念 相國寺の観音懺法

「9/16に大阪の国立文楽劇場で「相国寺の観音懺法」という法会/公演があります.この法会のご本尊(明兆《白衣観音図》)の脇侍として若冲の《釈迦三尊図》中の《文殊菩薩》と《普賢菩薩》がお出ましになるそうです」 詳細pigmonmさんから情報いただきました)

2006年08月31日付 米国の江戸美術コレクターに国際交流基金賞
06年度の国際交流基金賞が、米国の江戸期日本美術収集家、ジョー、悦子・プライス夫妻に31日決まった。

朝日新聞
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200608310267.html

2006年8月4日放送 たけしの誰でもピカソ

にて特集あり。放送日はテレビ東京にて。金曜午後10時より。
http://www.tv-tokyo.co.jp/pikaso/

2006年8月1日発売 BRUTUS no.599 2006年8月15日号

「てんぷら みかわ 六本木ヒルズ」で鶏掛軸が見られるらしいです。「8月一杯は、六本木ヒルズの店にこの絵を掛けてますから、いつでも見に来て下さい」と書いてありました。

2006年7月23日放送 新日曜美術館

は、若冲特集

2006年7月9日付 パリで「金刀比羅宮展」07年に開催
金刀比羅宮(琴陵容世宮司)は八日、所蔵する円山応挙のふすま絵など重要文化財を含む六十九点を、パリのフランス国立ギメ東洋美術館で展覧すると発表した。表書院の応挙の間を再現するほか、伊藤若冲の障壁画や高橋由一の油彩画など、日本美術を代表する名品の数々も出品する。同宮所蔵の美術品が、これほどの規模で同宮以外で展覧されるのは初めて。開催時期は来年六月以降。展覧会名は「こんぴらさんの応挙 初めてのパリ!」。日仏文化交流百四十周年にあたる来年、フランスでの日本文化の理解を一層深めようと、同美術館と金刀比羅宮の関係者が昨年九月から準備を進めてきた。
パリでの展覧会後には、東京と金刀比羅宮でも帰国記念展を開催する。

四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/news/locality/200607/20060709000049.htm

2006年7月6日 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行って来ました

気になったグッズを紹介
シルクアロハ:前面に「鳥獣花木図屏風」の象さんが大きく鎮座。背面にも動物があしらわれております。藍色のトーンで覆われており、シックな面持ち。2万円。あとTシャツも売ってました。
七福酒まんじゅう:パッケージに「伏見人形図」。7個入り770円。七並べ。
「鳥獣花木図屏風」ルービックキューブ:「展覧会限定」につられふらふらと購入。2800円。象さんや虎さん、鶏さんなどがいます。
図録:表紙は「紫陽花双鶏図」。2500円。
絵はがきは150円。クリアファイル各種は持ってた方が多かったので人気があるのだと思います。あとは象さんバッグ、一筆箋や風呂敷など何でもありました。


2006年7月4日〜8月27日 東京国立博物館、2006年9月23日〜11月5日 京都国立近代美術館、2007年1月1日〜3月11日 九州国立博物館、2007年4月13日〜6月10日 愛知県美術館

2006年7月8日放送 美の巨人たち

伊藤若冲「若冲とプライス」
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/060708/

7月1日放送 京都ルネサンス「奇跡の6人」も関連あり
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/060701/
美の巨人たち公式サイト

2006年4月1日付 伊藤若冲「動植綵絵」、輝きの秘密は裏彩色
裏彩色は平安仏画にも見られる伝統的な技法。若冲はモミジの裏に赤、黄、ピンクを塗り分けるなど、細部や背景の発色を繊細に変化させていた。雪も表裏から白を点じ、その濃淡で奥行き感を出している。
東京文化財研究所の科学的分析も行われ、白い鳥の羽に金色が入り交じる部分では、金自体は使わず、黄色の裏彩色で輝きを演出していることが判明した。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060401i406.htm
修復に際して行われた調査結果を、所蔵する宮内庁三の丸尚蔵館が明らかにしたとのこと。

2006年3月 「和樂」4月号表紙

こんな感じになっている模様
画像 https://www.fujisan.co.jp/product/5834/b/95194/