■  若冲世界--技法・見立て・襖絵  ■

動植綵絵|技法・見立て・襖絵


■  技法  ■

雨龍図

「筋目描き」を使用した作品。
鱗に使われていますが、どこがどうなのよ?な画像になってしまいました。

あまりにも…ですので、拡大図を。墨の面と面との間に、白い筋が浮き出ています。こちらの表現が筋目描きです。

この龍は、ユーモラスな表情がいい味出してて好きです。
同じ題で、龍の目が上を向いている作品もあります。

白象群獣図

枡目が引いてあります。色々な試みをしているものです。

四六時中絵のことばかり考えていて、ふと思いついたことは試さずにいられなかった人なのかな。

 ■1コマずつ細かく埋められています

■  見立て  ■

果蔬涅槃図

野菜見立てが面白い。
実家が青物問屋だったからこそ、生まれた作品か?さり気なく外来の野菜も混じってるそうです。

個人的には楽しい作品なのですが、「母の死後、父母の鎮魂のために描いた真摯な作」という説もあるそうです。

信心深い若冲が描く「涅槃」。そう考えると、軽妙な作風の奥に生真面目な思いが隠れていたとしても、不思議ではないかもしれません。


■  襖絵  ■

仙人掌群鶏図(部分)

唯一の金地画。シンプルな構成がどことなく琳派を彷彿とさせます。

右端にあるのが仙人掌です。薬種問屋、吉野五運(号・寛斎)の所有物を描いたといわれています。

さわりのみ御紹介しました
気の利いた画像、解説などは作品の居所とリンクを辿って頂ければと思います



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