秋の「京都非公開文化財特別公開」の概要が13日、主催の京都古文化保存協会から発表された。「奇想の画家」として注目され、来年生誕300年を迎える江戸中期の絵師、伊藤若冲(1716〜1800)の天井画も初公開される。
天井画は信行寺(左京区)本堂の「花卉図」。格天井に計168個の正方形の格子面(縦横約38センチ)があり、円形の枠(直径約33センチ)中に一つずつ花を描いている。ボタンやキク、ユリなどのほか、サボテンやヒマワリも。最晩年の作で、19世紀後半に有力な檀家から寄進されたという。
若冲の天井画は極めて珍しく、信行寺や義仲寺(大津市)に伝わる。公開は今回限りの予定。
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH7B7QBXH7BPLZB029.html
伊藤若冲「乗興舟」
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150328/
4月22日 BSジャパンにて放送
番組公式サイト
伊藤若冲ゆかりの宝蔵寺(中京区)で行われる寺宝特別公開を前に、若冲の弟・白歳筆の水墨画「羅漢図」が6日、報道陣に公開された。
「羅漢図」は京都市内の所有者が昨年11月、白歳の墓がある同寺に寄付。ミホミュージアム(滋賀県)に鑑定を依頼したところ、白歳の別の作品と同一の落款が見つかり、若冲作の「羅漢図」と似ていることなどから白歳筆と判断された。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20150206-OYTNT50206.html
以前紹介した「伊藤若冲の弟の水墨画、初公開へ」(2014年12月12日付京都新聞)の続報。「特別公開では白歳、若冲らの作品計15点を見ることができる」とのこと。公開は2015年2月7〜11日。
今年の琳派誕生400年を記念する若手芸術家の現代アート作品展「新鋭選抜展」が24日、京都文化博物館で始まり、伊藤若冲の版画「鸚鵡図」を巨大なバルーンで表現した作品がお目見えした。京都を拠点に、バルーンを使った芸術活動に取り組むアーティスト椿昇さんの特別出品。若冲の「鸚鵡図」をモチーフに高さ約7メートルの白いオウムを約2カ月がかりで制作した。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150124000114
「琳派400年記念 新鋭選抜展 〜琳派の伝統から、RIMPAの創造へ〜」
2015年1月24日(土)〜2月8日(日) 京都文化博物館
「鸚鵡図」の見学は無料
2004年から2013年にかけて新しく収蔵された作品760件から約45件をご紹介します。初公開を含め、様々なジャンルの作品をお楽しみ下さい。
若冲作品ではありませんが、若演《鶏図》が出品されるようです。
2015年1月10日(土)〜2月23日(月) 本間美術館
京都府は、京都の文化振興や発展に功績のあった人をたたえる2014年度の「府文化賞」に18人を選んだ。今年で33回目。特別功労賞には5人。功労賞には8人、奨励賞には5人。
【特別功労賞】
美術収集家・ジョー・D・プライス(85)伊藤若冲など千点以上の絵画や伝統工芸品を収集。日本の芸術文化の再興と発展に寄与。米国。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150108000149
伊藤若冲の弟、白歳(はくさい)(1719〜92年)が描いた水墨画を、若冲ゆかりの宝蔵寺(京都市中京区)が入手した。これまで個人所有で、一般に公開されることのなかった作品という。同寺で来年2月に公開する。
十六羅漢を描いた作品のうちの一幅で、11月に京都市内の所有者から寄贈された。縦175センチ、横37・5センチ。法華経の教えを基に、聖者が宝塔を掲げる様子が描かれている。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20141212000125
※弟・白歳に関する記事です
伊藤若冲が描き、修復が行われていた国重要文化財「菜蟲譜」が5年ぶりに公開される。
11〜12年度に約780万円をかけて修復を実施した。修復とともに、東京文化財研究所と共同で光学調査も実施した結果、菜蟲譜に描かれていたナミアゲハ、カブトムシ、モンシロチョウの大きさなどが動植綵絵のものと一致することが判明した。また、修復の過程で「大根」だけには絹の裏側から着色する「裏彩色」の技法が用いられていたことや、彩色には多くの染料が使われていたことも分かった。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20141025-OYTNT50475.html
虫の大きさなどは動植綵絵の「池辺群虫図」と一致するとのことです(2014年10月2日付下野新聞)
「おかえりなさい伊藤若冲『菜蟲譜』」
2014年11月1日〜21日(前半部分)、2014年11月22日〜12月14日(後半部分) 佐野市吉沢記念美術館
酒田市の観光施設「相馬樓」で4日、人気が高い江戸時代の絵師伊藤若冲の「榠●鶏(かりんにわとり)」の展示が始まった。相馬樓では、新田嘉一樓主のコレクションを展示。季節に合わせて所蔵品を入れ替えている。「榠●鶏」は年末年始にかけて公開していた。「酒田のおひなさま」が同施設で1日に開幕。展示スペースを雛飾りに振り分け、若冲作品を一時的に外していた。
山形新聞
http://yamagata-np.jp/news/201403/04/kj_2014030400079.php
展示期間など詳細不明なのでこちらに。 相馬樓公式サイト
宝蔵寺(京都市中京区)所蔵の水墨画が、江戸中期の画家、伊藤若冲(1716〜1800年)の初期の作であることが18日までに確認された。画業に専念し始めた頃の30代後半から40代前半のものとみられる。
今回確認された水墨画「竹に雄鶏(ゆうけい)図」は縦102センチ、横29・8センチ。背景に竹を描き、片脚を上げたニワトリは墨の濃淡を生かすことで立体感を出している。若冲作と伝わってはいたが、真偽は確認されていなかった。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140118000078
2014年2月6〜12日に初公開されるそうです
帯笑園は江戸時代から昭和初期にかけて、珍しい草花や盆栽が豊富な「東海一の名園」と呼ばれた。円山応挙、伊藤若冲ら著名な絵師の作品も所蔵し、「芳名帳」には庭園を訪れた徳川14代将軍家茂、伊藤博文、大正天皇の名前も残されている。
静岡新聞
http://www.at-s.com/news/detail/775172216.html
記事中に名前が出てました
表紙、付録伊藤若冲名作ポストカードブック
https://www.amazon.co.jp/dp/B00ELNNCJS
細見美術館「ニュースレター」No.181に「若冲シンポジウム」「若冲ワークショップ」とあり。
近日特設ホームページがOPENとも書かれているのですが、「伊藤若冲 - 若冲が生きた京都とその時代」こちらであってるのでしょうか。
若冲作品が出演中(「HIBIKI」と「JAKUCHU」)
伊藤若冲の生家跡を示す絵のモニュメントが、京都工芸繊維大学院生4人の制作で、生家の青物問屋があった京都錦市場商店街の西入り口に設置され、25日、除幕式が行われた。モニュメントは高さ約2メートルのスチール版に熱転写でプリントされたもので、西入り口にある2本の柱の3面ずつを飾っている。デザインは、若冲が好んで描いた迫力ある鶏の絵を中心に、太陽や野菜など、若冲の11種類の作品の中から錦商店街のイメージにあうものを使っている。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130526/kyt13052602010002-n1.htm
は、「東北に若冲がやってきた アメリカ人コレクター復興へのメッセージ」
伊藤若冲 「鳥獣花木図屏風」
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130413/index.html
番組公式サイト
“切手で見る日本絵画の歴史”、“著名画家によるオリジナルデザインの切手”“日本絵画を取り上げた外国切手”を中心に紹介します。日本切手を中心に世界約20ヵ国(地域を含む)の切手、600点余り
2013年1月4日(金)〜3月31日(日) 切手の博物館で開催
博物館サイトの展示詳細にて伊藤若冲「群鶏」切手(1973年発行)の掲載あり。
ジュエリー専門店の「GINZA TANAKA」(田中貴金属ジュエリー・東京都中央区)は、純金カレンダー「純金6kg ビッグカレンダー2013 伊藤若冲『鳥獣花木図屏風』」を14日から販売する。価格は6000万円。 東北3県で開催される展覧会「東日本大震災復興支援 特別展『若冲が来てくれました-プライスコレクション 江戸絵画の美と生命』」とコラボレーションした商品で、同様デザインの5グラム、1グラムカレンダーや金箔はがき、しおりなど全8アイテムを販売する。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20121114mog00m040018000c.html
国内外のあらゆるジャンルのトップクリエイターが、現代のアートやデザインに多大なる影響を与えた伊藤若冲にインスパイアされた作品を発表。トップクリエイターによる70作品と、国際コンペティション30作品の100作品が大集結。
TOKYO DESIGN WEEK2012にて
会期 10月30日(火)-11月5日(月) 場所 中央会場:TENT内
オーストラリアで、日本美術に特化したものとしては国内最大規模を誇るギャラリーがオープンしました。オーストラリア南東部のメルボルンにあるビクトリア国立美術館内に、新たに設置されたこのギャラリー。平安時代の聖観音菩薩像や江戸時代中期に活躍した画家、伊藤若冲の作品などのほか、ギャラリー設置に多額の寄付をして尽力した、地元で知られる日本美術品の収集家、ポーリン・ガンデルさんのプライベート・コレクションも展示されています。
TBS News
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5146579.html
美術館公式サイト
伊藤若冲の命日の10日、墓がある京都市伏見区の石峰寺(阪田良介住職)で「石峰寺伊藤若冲顕彰会」が発足する。風雨で傷みが激しい墓や若冲をしのぶ筆塚の修復も検討する。
境内の墓の横に絵筆の形をした石碑の筆塚があり、書家、貫名海屋の字で業績をたたえ三十三回忌に建てたと書かれている。若冲は生涯独身で子どもがいなかったことから誰が塚を建てたかは謎だったが、ミホミュージアムの学芸員、岡田秀之さんが、伊藤家のあった錦小路の記録「中魚屋町文書」や菩提寺、宝蔵寺(中京区)の資料を調査。若冲の弟の孫で9代目源左衛門の茂右衛門(1790〜1854)が願主となって塚を発注したことなどが分かった。
読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120909-OYO1T00287.htm
LIXIL出版より、1843年(江戸末期)に創業した(株)川島織物セルコンの伝統と技術、さらにものづくりの精神を紹介していく書籍「建築を彩るテキスタイル−川島織物の美と技−」を9月1日(土)に発刊した。
伊藤若冲による原画「動植綵絵」より15面を選び綴織で壁面装飾した幻の室内空間を展開図や古写真などで詳細にひもときながら、国内の技術と海外の趣向とを取り入れた日本式室内装飾の集大成を伝える。
インテリアビジネスニュース
http://online.ibnewsnet.com/news/file_n/sy2012/sy120906-03.html
建築を彩るテキスタイル -川島織物の美と技- 展
LIXILギャラリー1(東京): 2012年9月6日(木)〜2012年11月24日(土)、ギャラリー大阪:
2012年6月18日(月)〜2012年8月23日(木)
佐賀出身で「煎茶道の祖」とされる高遊外売茶翁(1675〜1763年)の没後250年を記念し、NPO法人「高遊外売茶翁顕彰会」が翁にちなんだ煎茶を商品化した。7日から発売する。 売茶翁没後250年記念事業は15日から佐賀市歴史民俗館・旧古賀銀行などで資料展や講演会が開かれる。
佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2242412.article.html
商品名は「佐賀の恵み 高遊外売茶翁」。「パッケージには伊藤若冲が描いた売茶翁の肖像画を載せている」とのこと。
小学館が今年の年末から約3年かけて新編の日本美術全集を刊行することが分かった。本格的な日本美術全集は、1990年刊行開始の講談社版以来となる。「奇想の画家」として注目を集める江戸期の絵師、伊藤若冲を前面に出すなど、近年の研究や人気動向を踏まえて美術史を編み直す。
辻惟雄・東京大名誉教授らが編集委員となり、2016年にかけて全20巻が刊行され、1巻1万5750円を予定している。体系的な全集で初めて若冲を大々的に特集するほか、戦争画や漫画を取り扱うなど、江戸以降の美術に手厚い構成となっている。
毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20120705ddm041040113000c.html
若冲の名前が挙がっていたので。
伊藤若冲の作品など江戸時代絵画の収集家として知られるジョー・プライスさん、エツコさん夫妻の所蔵品を紹介する特別展が来年3〜9月、仙台、盛岡、福島各市を巡回する。東日本大震災の復興支援の一環で、夫妻が無償で作品を貸し出す。特別展は、復興の活力にしてもらおうと、夫妻が開催を申し出た。約100点を展示する。
目玉の一つは、若冲の「鳥獣花木図屏風」。このほか、若冲「紫陽花双鶏図」、芦雪「黒白図屏風」、其一「群鶴図屏風」などが出品される。
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120512t75012.htm
「若冲が来てくれました−プライスコレクション・江戸絵画の美と生命−」
2013年3月1日〜5月6日 仙台市博物館、2013年5月18日〜7月15日 岩手県立美術館、2013年7月27日〜9月23日
福島県立美術館
「伊藤若冲生誕296周年」になっていました。「鳥獣花木図屏風」?
若冲の“光”の表現に焦点を当てる。若冲の“光”にはフランスの研究者も注目。印象派に先駆けて“光”を描いた若冲の技に驚嘆の声をあげる。生きとし生けるもの、さらには岩や雪にまで仏の光を届かせようとした超絶技巧を解き明かしていく。
午前7:30〜8:59、NHK BSプレミアムにて放送。
その他若冲関連番組
2012年1月9日(月) 午前8:20〜9:35 NHK総合
『若冲ミラクルワールド 特別編』嵐・大野智が体感!天才絵師
2012年1月14(土)・15日(日) 午後1時〜3時 NHK BSプレミアム
2011年4月に放送された「若冲ミラクルワールド」第1〜4回を放送。
付録:「2012年 若冲名画カレンダー」
伊藤若冲の絵をモチーフにした創作和菓子を集めた企画展が、京都市の弘道館で開かれている。
老舗和菓子店「老松」の若手職人たちが中心になり企画した。生(き)砂糖や小豆、もち粉などを素材に、計20点を作った。
「鳥獣花木図屏風」の白象をモチーフにした菓子は、同店名物の半生菓子「御所車」を約1300個並べてモザイク状に構成。若冲の升目描きの手法に似せて表現した。「菊花図」は、生砂糖や米粉でかたどった角皿の中央に、寒天で淡くにじんだような菊花を描いた。また、「群鶏図」のニワトリのとさかやくちばしなどの構成要素を分割して菓子にした作品や、トカゲや鳥、微小な草花を立体化した菓子なども展示している。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20111105000054
2011年10月29日〜11月13日 「茶席菓子から歴史を考える」
「動植綵絵」全30幅が来春、米国の首都ワシントンで展示される。
全30幅の展示は国内でも珍しく、近年、30幅全てをそろえて展示されたのは、平成19年に相国寺に里帰りして行われた展覧会と、21年に陛下のご即位20年を記念して開かれた東京国立博物館での展覧会のみ。それ以前は、大正15年まで遡る。
今回、海を渡ることになったのは、来春計画されている「ワシントンの桜」100周年記念事業がきっかけ。関係者によると、「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」が日本文化を紹介する美術展を企画。「最高のものを展示したい」と「動植綵絵」を指名してきたという。宮内庁は三の丸尚蔵館の学芸員をワシントンに派遣し、施設の設備を調査した上で、貸し出しを決めた。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110816/imp11081609280001-n1.htm
「出張鑑定 in 津和野」にて「伊藤若冲の掛軸」が出てきました。鑑定額は800万円。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20110628/06.html
番組公式サイト
江戸時代中期に活躍した伊藤若冲の代表作「動植綵絵」をスーパーハイビジョンなど最先端の機器を使って詳細に分析。驚異のテクニックの秘密を明らかにする。「動植綵絵」は10年がかりで完成させた若冲最大の作品で、全30幅の撮影を初めて宮内庁から許可された。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/soukyoku/s1102.html
番組公式サイト http://www.nhk.or.jp/artbs/jakuchu/index.html
伊藤若冲「菜蟲譜」を放送。BSジャパンでは2月27日に放送されるとのこと。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/110205/index.html
番組公式サイト
「若冲の木版画をあしらった小箱とサントリー・ウィスキー山崎のセットを販売中」とのことです。オリジナルで限定品のようです。(Oさんから情報いただきました)
幻の名画「松樹番鶏図」で話題の伊藤若冲展に犯行予告があった。内覧会の日、幼いころから美術品に親しんだ天性の目利きの浦沢右は、展示された絵が贋作だと指摘し、展覧会は中止になる。予告の意図は? 本物の行方は?
第1回は「幻の伊藤若沖」 NHK総合テレビで午後10時から
番組公式サイト