私の集めた東北のこけしです
 子供のころ、母の雑誌で、この伝統こけしを見ました。
そのころは、現地でしか入手がむずかしく、ようやく手にいたのは、
20歳の頃だったと思います。
サークルで仲間を見つけて皆で、工房を訪ねたこともありました。
あの頃から、手作りなので一本1000円位はざらでした。
お金持ちになって、好きなだけ買い占めたい!≠ニ何度、思ったことでしょう。
お小遣いで少しずつ集めました。これだけは、捨てずにここまで付いて来ました。
しばらく、唯一の和室に飾っていましたが、すこし休憩室に入れることに
しました。 そこで、折角なので一同始めて写してみたというわけです。
あの頃は、10系統に分けることも出来ましたが、土湯、遠刈田、鳴子、
木地山、津軽、南部系以外は、ゴチャゴチャになってしまいました。後は
弥治郎、作並、肘折、蔵王高湯系と、分類されていました。
あの頃の憧れの、岩本芳蔵さん、小椋久太郎さん、阿部常吉さん、佐藤文男さん
佐藤丑蔵さん等、少し苦労して集めたものもあります。
お勤め時代、小田急のこけし祭りに会社をサボって行ったことも、ありましたが
熱意より、お金ということをしみじみ感じて集める気力を失いました。
最近、車で東北を旅行するようになり、あれほど、訪ねたかった工人部落も行ける様に
なりました。 近年は、土湯系の西山憲二さんに会ってお茶まで煎れてもらったり、楽しい出会い
もありますが、もう集める熱意はありません。とうに卒業です。
こけしブームは、いまでも健在なのでしょうか。


1、土湯系<西山憲二さん>
 

3、遠刈田系
 

4、津軽・南部系
 

5、鳴子系
 

6、木地山系
 

10、土湯系
 

2、7、8、9、記憶があいまいで、作並、弥治郎、肘折、蔵王高湯)系統が混ざってしまいました。
       
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