マニ３０

日銀の現金輸送車として活躍していました。

寝台はA寝台と同等の構造みたいです。寝台をセットした状態と、座席状態の両方の様子が確認できました。

扇風機にはJR東日本のマークがあります。
積荷が銀行券なので監視モニターも設置されています。

マニ30は日本銀行の荷物車として活躍しました。
輸送目的から、現役当時運行はすべて秘密とされていました。

マニ30 2012は昭和５４年、日本車輌製造製です。
平成15年度まで銀行券を支店に輸送し、終了に伴い全車廃止となりました。このうち１両が日銀から譲渡され小樽で保存されています。
ちなみに車号のマは42.5t以上47.5t未満。二は荷物車の意味です。

現金は車両の前後部。中央は日銀職員用の寝台、座席と給湯設備。
あと電源容量のためでしょうか、電気ポットと電子レンジは同時に使ってはいけないと注意書きがありました。妙な生活感が感じられました。