桂文樂音源データ

厩火事−1

1.TS-02601C3

2.1962.8,ビクター,ビクター・スタジオ,客なし

3.21:07

4.V.JV-60(初出),JV-1165,JV-1282,JL-258,SJV-6542,VCK-895(CD)

5.出囃子 野崎

えー、ェッ、相変わらず、ゥッ、お馴染みのお笑いを申し上げる事に致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、アーッどうしてもお妬き遊(あす)ばすほうが本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。『妬きもちは遠火に焼けよ妬く人の胸も焦がさず味わいもよし』程がよろしいてますがなかなかそうは参りません。エーよく旦那様(だァさま)方が今日一寸、ォーッ、お楽しみンとこへいらっしゃろうなんてぇ時には、エー寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ「おい、羽織を出しとくれ」「羽織をお召しになって、どちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アハハおいでおいで」泣出しちまう。ア、どうもお妬きもちの妬きようがよろしいとこういう具合で、なかなか難しいもの「どうしたいお崎さん。また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃない三日にあげずの喧嘩だ。確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけどお前のうち位喧嘩をするうちてものはのべつだよ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね、どうしたての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るからすぐうちィ帰って来たら御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「おい、どうでもいいけども……

6.妬きようのいい方が出掛ける件で、「お金がここに五万円」になっている。

7.V.JL-258 DISC COPY

8.

厩火事−2

1.TS-02591D1

2.1967.10.19,TBS,朝日生命ホール,「まわり舞台第21回」

  付:対談、桂文樂・アナ

3.21:54,対談 11:04

4.CS.SOGZ-27(初出),15AG-215 YP.CR18-25(CT)

5.出囃子 野崎

一杯の、ハァお運びでございまして、有難く、ァッ御礼を申し上げます。間へ挟まりまして相変わらず、お馴染みのお笑いを申し上げる事に致します。よく悋気てぇ事を申し上げますが、えーこれはどうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、エ、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。中には真黒焦げに、お妬きンなる方がございま…。よく旦那様(だァさま)方が今日はちょっとお楽しみンとこへでもいらっしゃろうなんてぇ時には、…寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ、ェヘ「おい羽織を出しとくれ」「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アッハッハおいでおいで」泣きだしちまう。アどうも、お妬きもちのや妬きようがよろしいとこういう具合で、なかなか難しいもん「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃないよ三日にあげずの喧嘩だ。確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけどお前のうちっ位喧嘩するうちってばのべつだよ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね。どうしたての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るから、すぐうちィ帰って来たら御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「…どうでもいいけど……

対談

拍手……アナ「えーここで文樂師匠に、お話しを伺いたいと思います。どうも師匠お疲れ様でございま…今日はひとつ師匠のですね」文樂「え」アナ「趣味を伺いたいんですが」文「へぇ」アナ「ハイ」文「えー、趣味って程のもんじゃないんですけどもね……釣りの話〜金馬のこと〜船橋の災難

6.後に対談が付いている。但し対談は、CS.SOGZ-27のみに収録されている。

7.CS.SOGZ-27 DISC COPY

8.ところどころ口が回らないが良い出来である。対談が実におかしい。

厩火事−3

1.TS-02525A3

2.(1967.3.14),TBS

3.20:32

4.なし

5.出囃子 野崎

毎回の、ハァ、お運びでございまして、有難く御礼を申し上げます。間へ挟まりまして相変わらず、お馴染みのお笑いを申し上げる事に致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、アー(パチン)どうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。中には真黒焦げにお妬きンなる方がござん…。よく旦那様(だァさま)方が今日はとー、ゥン一寸お楽しみンとこへいらっしゃろうなんてぇ時には、寄席をだしに使って噺家、こそいい面の皮だよ「おい、は羽織を出しとくれ」「羽織をお召しになってどちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……あハハおいでおいで」泣出しちまう。アどうも、お妬きもちの妬きようがよろしいとこういう具合で、なかなか難しいもの「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃないよ三日にあげずの喧嘩だ。(ポン)確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけどお前のうち位喧嘩するうちてものは、のべつだ。ねえ、仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね、どうしたての」「こういう訳なの今朝うちをゥ出る時にね、夜なべが、二っつあるから、必ず五時までには帰って来るから、すぐ帰って来たらうちィハあのォあの御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよゥ」「おいどうでもいいけども……

6.妬きようのいい方が出掛ける件で、「お金がここに五万円」になっている。

7.TBS R 桂文樂その世界 放送録音 1974.2.17

8.野口氏の「お笑い大行進風流寄席」の1967年3月14日の録音と同一音源であった。番組録音では『間へ挟まりまして』がカットされている。あちこちで口が回らなかったりして調子が良くない。

厩火事−4

1.TS-02608C2

2.不明(喉手術前)

3.19:06

4.東宝.AX-0092(初出),AP.KSZ-2024(CT),ライフ&アート(第12巻),ぎょうせい.「鑑賞古典落語」第6巻(CT)

5.出囃子 野崎(妙なアレンジで、テープにより後でかぶせているようだ)

えー、ェーッ代って落語の方でございまして、相変わらず、ァーッ馬鹿馬鹿しい事を申し上げて、お暇(しま)を頂戴を致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、ァーどうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。(ポン)中には真黒焦げにお妬きンなる方がございま…。よく旦那様(だァさま)方の方で今日は、アハッお楽しみンとこへでもいらっしゃろうなんてぇ時には、ェーッ寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ(ポン)「おい羽織を出しとくれ」(ガタン)「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アッハッハおいでおい」泣きだしちまう。アどうも、お妬きもちの妬きようがよろしいとこういう具合で、(ポン)なかなか難しいもん「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃない三日にあげずの喧嘩だ。確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけどお前のうちっ位喧嘩するうちってばない、のべつだ。えー、仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね。どうしたての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るからすぐうちィ帰ったら御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表出たんですよ」「おいどうでもいいけども……

6.出所不明の録音。東宝演芸場の音ではない。「お金がここに五万円」になっている。

7.ライフ&アート 第12巻 CT COPY

8.客がセコだが噺は絶好調という、実にちぐはぐなテイク。東宝盤は、『代って落語の方でございまして』の部分がカットされている。1959年前後の録音と思われる。

厩火事−5

1.TS-02833C3

2.不明(喉手術前),TBS

3.16:19

4.なし

5.出囃子 野崎

ようこその、ハァ、お運びでございまして、有難く御礼を申し上げます。相変わらず、アアー、馬鹿馬鹿しい事を申し上げて、お暇(しま)を頂戴を致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、アーどうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます、中には真黒焦げにお妬きンなる方がございますな。なかなか難しいもの「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃないよ三日にあげずの喧嘩だよのべつだよ確かにあたしは、仲人はしたよ。仲人はしたけどお前のうち位喧嘩するうちてなのべつだ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね、どうしたての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るからすぐうちィ帰って来たら御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「おいどうでもいいけども……

6.枕の、妬きようの善し悪しの件がないが、これはカットされた恐れもある。

7.TBS R 早起き名人会 放送録音 1985.5.25

8.喉手術前の録音でめちゃ口調が早い。

厩火事−6

1.TS-02909A1

2.(1968.5.28),TBS,東商ホール,「落語名人会」

  付:対談、桂文樂・アナ

3.21:40,対談 3:04

4.なし

5.出囃子 野崎

えー、ェーッ、毎回の、ァッ、お運びでございまして、有難く、ァッ、御礼を申し上げます。相変わらず、お馴染みの、ォッ、お笑いを申し上げる事に致します。良く連中(れんじゅう)が悋気てぇ事を毎度申し上げますが、(パン)これは、ァーどうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、えー大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。中には真黒焦げにお妬きンなる方がございます(ポン)。よく旦那様(だァさま)方の方で今日は一寸お楽しみンとこへでもいらっしゃろうなんてぇ時には、ェエッ寄席をだしに使ったりなんかしてはなか、噺家こそいい面の皮だよ。「(ポン)おい羽織を出しとくれ」「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アッハハおいでおい」泣きだしちまう。アどうも、お妬きもちの妬きようがよろしいとこういう具合で、(ポン)なかなか難しいもん「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃない三日にあげずの喧嘩だ。(ポン)確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけど、お前のうちっ位喧嘩するうちってばのべつだよ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね。どうしたっての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るから、すぐ帰って来たら、うちィあの帰って来たらご飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「おいどうでもいいけども……

対談

アナ「えーここで、文樂師匠にお話しを伺いたいと思います」…拍手…文樂「どうも、お早くからどうも有難う存じます」ア「えー今日はですね、えー師匠あのゥ、今の『厩火事』の」文「えー」ア「思い出話なぞごさいましたら」文「えー」ア「お聞かせ戴きたいんでやんすけど」文「えーこの『厩火事』を演った時のね、思い出話しって言うのはね、こういうのがあったんです……年寄りばかりのお座敷〜文樂ってのは良く喋るね〜その客が圓喬を知ってる客だった

6.

7.TBS R 落語名人会 放送録音 野口氏ライブラリー

8.始めは余り調子が良くないが次第に好調になってくる。

厩火事−7

1.TS-12522A4

2.?,TBS,客なし

3.19:12

4.なし

5.出囃子 野崎

えー、ェッ、相変わらず、ェッ、お馴染みのお笑いを申し上げる事に致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、エエーッ、これは、ァッ、どうしてもお妬き遊(あす)ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程がよろしいてます。中には真黒焦げにお妬きンなる方がございますな。よく、エエーン、旦那様(だァさま)方で、今日は一寸お楽しみンとこへでもいらっしゃろうなんてぇ時には、エエッ寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ。「おい、羽織を出しとくれ」「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アッハハおいでおいで」泣きだしちまう。アどうもお妬きもちの妬きようがよろしいとこういう具合で、なかなか難しいもん「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃないよ三日にあげずの喧嘩だ。確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけど、お前のうち位喧嘩するうちってものはのべつだよ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね。どうしたってん」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るからすぐ帰って来たらご飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「おいどうでもいいけども……

6.客なしの録音。ノイズ分布からテレビの録音。1965年頃の「日曜寄席」あたりの録音と思われる。

7.TBS TV 放送録音 須永氏ライブラリー→仲野氏ライブラリー

8.レベル変動など、元のテープに若干の傷がある。

厩火事−8

1.TS-12609C3

2.?,TBS

3.20:30

4.なし

5.出囃子 野崎

えー、ェッ、只今はまた、ァッお陽気なとこでこざいまして、相変わらず、ゥーッ、落語の方は馬鹿馬鹿しい事を申し上げて、お暇を頂戴を致します。(カット)悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、ァーッどうしてもお妬き遊ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程が宜しいてます。中には真っ黒焦げにお妬きンなる方がございます。良く旦那様(だァさま)方が今日は一寸お楽しみンとこへでもいらっしゃろうなんてぇ時には、エーッ寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ。「おい羽織を出しとくれ」「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの」……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アハハおいでおいで」泣き出しちまう。アどうもお妬きもちの妬き様がよろしいとこういう具合で、なかなか難しいもんで「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩だろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃない三日にあげずの喧嘩だよ。のべつだ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だね、どうしたっての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時迄には帰って来るからすぐうちィ帰ったら御飯を食べられる様にって、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよ」「おいどうでもいいけど……

6.1965年前後の録音と思われる。寄席からの中継の様子である。(カット)の箇所で大きなレベル変動があり、もしかしたら別の録音をつないだ可能性がある。

7.光井コレクション

8.

厩火事−9

1.TS-12630C2

2.不明,TBS

3.21:24

4.なし

5.出囃子 野崎

毎回の、ォッ、お運びでございまして、有難く、ゥッ、御礼を申し上げます。相変わらず、お馴染みの、ォーッお笑いを申し上げる事に致します。悋気てぇ事を毎度申し上げますが、これは、アーッどうしてもお妬き遊ばす方が本当だそうでございますな。御自分の旦那様が、えー大事だと思えばこそお妬きンなるしかし程が宜しいてます。(パン)中には真っ黒焦げにお妬きんなる方がございます(パン)。良く旦那様(だァさま)方が今日は一寸お楽しみンとこへいらっしゃろうなんてぇ時には、エエーッ寄席をだしに使ったりなんかして噺家こそいい面の皮だよ。「羽織を出しとくれ」「羽織をお召しンなって、どちらへいらっしゃいますの」……  ……<夜っぴて寝ません〜清も定吉も>……  ……アッハッハおいでおいで」泣き出しちまう。…お妬きもちの妬き様がよろしいとこう言う具合で、(パン)なかなか難しいもん「どうしたいお崎さん、また夫婦喧嘩なんだろ」「そうなんでございますよ」「そうなんでございますよじゃないよ三日にあげずの喧嘩だ。確かにあたしは仲人はしたよ、仲人はしたけどお前のうちくらい喧嘩するうちってものはないのべつだよ。仲のいい時にはちっとも出て来ない、喧嘩したってそのたんびに引き合いに出されちゃ、なんぼ仲人だって迷惑だねぇ。どうしたっての」「こういう訳なの今朝うちを出る時にね、夜なべが二っつあるから、必ず五時までには帰って来るから、すぐに帰っ、うちに帰って来たら、ご飯を食べれる、様にして、うちの人に言い付けて、あたしは表へ出たんですよゥ」「おいどうでもいいけども……

6.録音年月日は不明だが、晩年の録音である。

7.東海ラジオ 源兵衛太助寄席の旅 放送録音 1993.11.21 園部氏ライブラリー

8.

厩火事−解説

文樂師の噺の中でも個人的に好きな噺。跳ね上がりのお崎さんが実に生き生きとしているからである。文樂師もこのお崎を演りたい為にこの噺を手掛けたそうで、当然ながらその描写に重点が置かれたのであろう。くすぐりも無理が無くて『麹町の猿』『皿皿皿と三十六おっしゃった』等、現在の演者も皆使っている事からも分る。薄情なサゲも実に落語らしいではないか。何故『三十六遍』なのか分らないが、『三十六遍』だとなぜかおかしい。

 

時代設定:中国本土を中華民国と言っていた頃。

舞台:仲人の家から長屋。

登場人物:姉さん女房のお崎さん、仲人の旦那、瀬戸物収集趣味のある典型的髪結亭主。

ベストテイク:「厩火事…2」

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