三遊亭圓生音源データノート
粥やろう−1
※放送の演題は「音曲小噺」
1.TS-02529C3
2.1971.6頃,東京12ch.,鈴本演芸場
3.10:09
4.なし
5.出囃子 正札附
えー、ようこそ、ァァーお運びでございまして。えー鈴本も、ォーいよいよ開業と言う事になりましてこれからは、宜しく、ェーッ御贔屓を願いまして。えー毎晩おいで下さいましても決してェッ差支えが無い事ンなっておりまして。えーたって、御用の時はま、代人でも、ァー差支えが無いと言う事ンなって…。まァ宜しく、ァーッ御贔屓を願いましてな。ウーン、落語の方も、色々この、オーッ、種類がございまして芝居噺でございますとか人情噺、音曲噺、えー怪談噺なんという。音曲噺と言うのはこりゃァま、噺の中に唄が入る或いは、ァ音曲でサゲが付くと言う、これをその音曲噺と言いまして。えー…、昔はこの市子と言うものが、…… ……<市子の屁〜音曲風呂夜回り〜粥やろう>……
6.鈴本演芸場が改装直後の録音。音曲小噺を三題続けて演じている。放送の演題は「音曲小噺」となっており、圓生全集でも「音曲小噺」として収められているが、余りにも不粋な題名となるので『粥やろう』の題を付けて分類した。
7.東京12ch 放送録音 佐藤氏ライブラリー
8.寄席では逃げの時にかなり演じていたらしいが、放送で掛かったのは珍しい。圓生の音曲小噺は他にも数篇あり、「豊竹屋」などの枕などで聞くことが出来る。『粥やろう』は正しくは『かゆやろう』であろうが、江戸訛りの『かいやろう』の発音を採用して並べている。
粥やろう・解説
『音曲小噺』として放送されたものであるが、『粥やろう』の名前で分類した。本当は、『かゆやろう』なのだが、江戸訛りで『かいやろう』となる。本来は『豊竹屋』などのまくらとして演じられるのであろう小噺を三つ続けている。他にもこの様な形で放送に掛けた事が何回かあると思われるが、現在の所、手元にはこの録音しか無い。小噺集であるので、時代設定その他のコメントは省略する。