TC1000走行会

「いっしょにはしろっ♪」
2004 1/21(曇)

暖かかったので、走行前パドックでアウトドア風にくつろぐ参加者


                       いっしょにはしろっ♪

は、ジムカーナ全日本女子で活躍された いの まりこさん(通称maririrnさん)が主催されている
初心者、障害のある方にも優しい、ショートコースメインの走行会です。
iranekoは昨年、今年は是非参加して修行します、といのさんにお伝えしていたのですが、
Joy耐参戦や車の買い替えで改装など色々があって、結局参加は最終ラウンド、
暮れも押し詰まった12月、それも運良くキャンセルが出て…になってしまいました。

いのさんのジムカーナ活動歴についてはHPをご覧になると大体分かると思いますが、
もてぎのイベントでインストラクターもされて、iranekoも同乗していただきました。
でも、ずっとジムカーナのパイロンコースを走られていたので、普通のサーキットを走られたのは何と、去年が初めて!
そしてその初走行の茂原ツインサーキットの東コースで

レディース

RX-7

いの まりこ

03.5.10

49.329

のレコードタイムを出されたようです。さすが!


木陰の簡易キッチンでスタッフさんがお料理

この、いっしょに…の走行会にはインストラクターとしてやはりジムカーナ全日本選手権に参戦されていたご夫君(現在はただのおじさんです‘^^と紹介されてますが)や、もてぎのインストラクターで(iranekoもよくお世話になりました)、2002年度インテグラレース、また2003年S耐久に参戦されたK@BE選手、その他ジムカーナ系タイヤメーカーの契約ドライバーさんなど、身近で頼れる!ドライバーさんが同乗走行をして下さったり、随時アドバイスも戴け、そのた心強そうなスタッフの方々が来られていますので、女性が一人で参加しても充分楽しめるアトホームな走行会です。(あ、毎回お振る舞いがあって、コーヒー紅茶のフリードリンクの用意の他、何か1品現地で作ってくださるのです。前回はトン汁、今回はお雑煮でした!次回は何が出るンでしょうか?^0^)




*TC1000コースガイド by iraneko=当てになりません^^

前回初めて走った筑波1000は、オーバルコースにインフィールドでアクセントを付けた、といったレイアウト的にはかなり単純なコースですが、思い切りアクセルを踏める直線、大きなコーナーとタイトなコーナーが絶妙に配置されています。もてぎ北ショートを更にシンプルにしたようで、カート場的ミッキーマウスサーキットが好きな方には一寸物足りないかもしれませんが、コース幅も広くてフラットなので直線のオーバーテイクは楽ですし、余程無理しなければ、ライン取りやステアリング操作、BPやCPなどのバリエーションを色々と試してみられるコースで、新しいだけに施設も充実しつつあり、初心者はもとより、加重移動の感覚を身に付けたりとか、走りの練習にはもってこいのコースだと思います。論より証拠、先ずは一度走ってみては!


*行けば広がる走り屋の輪っ!

↓雑談中の日光ママ’とお知り合いの参加者(右はママ今年の戦力車、白プレリュード)

朝、到着してコース前のPスペースで荷物降ろしをしていると、聞き覚えのある元気なお声。あれは紛れも無く日光ママ‘だナ^^、、。、

今日はランエボでなく、カプチーノで参加と聞いていた、Gコースの時偶然お遭いしたTORM系のYさんも来られてます。エンジンを他車のに積み変えて今日シェイクダウンだそう、、。

プリメーラで参加の方は一体何処に??とパドックを1周して探しましたが、プリが見当たりません。今日は不参加かな、、、すると、見かけて声をかけた顔見知りのママ‘のお友達が『あ、今日プリメーラに乗って来るはずだったのは私の友達なんですけど、マフラー割れで参加してないんです、、同じ車の方がいるので是非走りたいと言っていたのに残念がってました。』との事。
そのあとご本人がご挨拶に来て下さったのですが、それがDチョンさんでした。


パドックでiranekoの反対側に2台のミニクーパー(ローバー)が止まっています。暫くして両方のドライバーさん(男性と女性の方でした)がiranekoの処に来られ、『確か去年、もてぎで丸山 浩のサンデーレースやろうぜ、に来られてましたよね!』「え!・・確かにさんかしましたけど。。??」前のHP10(2代目)のシェイクダウンにと参加したプログラムだったのですが、どうやらその時、お二人は別な車で参加されていたらしい、、。あの時はBフルードをコース用に交換するのを忘れて出走、ベーパーロックを起こしいきなりブレーキが全く抜けてしまい、茂木町まで交換に行ったンでしたっけ。。でもよく覚えておられて・・・悪いことは出来ませんねぇ。。^^;



参加車輌一部




*車輌火災!                                       これでも、だいぶ消火された状態

2グループ目の走行時、丁度カプチーノYさんが出走されていたので、VTR撮ってあげようか、、と思ったのですが、調子が上がる午後のほうがいいだろうと、一旦機材に掛けた手を離してしまった直後!ふとコースを見るとコースアウトしたと思しき(よく見ていなかった)MR2の真中(エンジン部分)から白煙が上がり始めました。オイルかな、、と見ていると何と火が出て、瞬く間に炎が何本も立ち上がりました!一瞬眼が点!気付いてビデオを取り出し撮影。こんな時素人は慌ててしまって操作ミスするもので、カメラを回し始めた時にはもう消防車が消火に当っていました。
『オイルがあんなに激しく燃えることは無いから、コードに巻いた布か何かに引火したのかなぁ。。』
というのがプロの方の推測。
パドックに戻って来られたオーナーの方はサバサバとされて、見物に集まった野次馬(含むiraneko^^;)の声にも屈託無く応えておられたし、後で『皆さんにご迷惑お掛けしました。』とメッセージが入ったとのこと、紳士的な方です。同時にコースインしていたカプチーノYさん曰く、オイルの匂いがするなぁ、、と思ったら後の車が燃えてた!だったそうです。
コースレスキューの方も、車がこんなに燃えたのを見たのは初めて、と言われたとかでかなり珍しい光景だったようでした。いのさん、最後のミーティングで
『今日参加された方は珍しい処が見られてよかったですネ^^』
と、こちらも屈託無く仰ってました。彼女もサバサバ派ですネ。

                                                    これがお雑煮完成品。おもちがまた美味しかった!

*『エントラントの皆さんにお知らせします、、、』

こんな放送がパドックに流れたら、何か事務的な連絡だと思うでしょう。           
まさかその後に
『お雑煮が出来ました、みなさん食べに来て下さい・・。』
とは、、^―^。ホントほほえましい走行会です。ところで
待ち時間に焼いたおもちをつまみ食いさせてもらっていたのは、一体誰でしょう・・σ^0^;


*K@BE乗り

インストラクターのK@BEさんは前も書きましたが、ドライバーさんには珍しく
大柄な方です。もてぎのプログラムの北ショートでP10に乗って戴いていた時も、まさに16文キーーック!
(古い^^;)とばかりにブレーキペダルをガツン!!と踏まれて、内心
「きゃァあああ・・パッドが減っちゃうぅうう!^0^;
そのせいかどうかは分かりませんが^-^、1コーナーのブレ−キングで一寸タイヤにバイブレーションが、、。                
 パドックでいのさんに、
『調子はどぉお?』と聞かれ、
「1コーナーBでタイヤがブレるんですよ。さっきK@BEさんに乗ってもらったから4mmしかないパッドが2mm位減ったかも^―^。。」
『あら!やぱり激しく乗ってました?!^^』
なんて,とても失礼な会話をしてました^^;
後でカプチーノYさんとその話をしてたら、傍にいた方々も納得顔。
『あの、「K@BE乗り」でしょ・・』って、やっぱしあの乗りは有名だった!・・・^0^

*ジムカーナ走り??・・・

今日乗って戴いたK@BEさんもジムカーナ出身のドライバーさんでカウンター当てまくりのお手本走行でしたが、この前Gコースで乗っていただいたインストラクターの方もそうで、ジムカーナ系の方々は真っ直ぐ10メーターそこそこのパイロン距離でも何故かテール出してカウンターステア、を繰り返すのは定石なんでしょうか?ちょっとスラローム気味な箇所だと、もうステアリング回しっぱなしです。
『ジムカーナの人って、それ多いよね』、、ということらしい。。
同乗で2人乗ってて、そこどけそこどけ!って感じで他の車をガンガン抜いて行って、イントラ同乗車が後から来たらみんな慌てて避けてます。そういえば服部尚貴も乗って貰った日光でこういう走りをしてた、、ショートコースはこういった走り方のほうが速いンでしょうか。



*なんちゃって、な^^カウンターステア

サーキット走行中に挙動を乱したら、とにかく減速に務める、というのが通常プロのドライバーさんのアドバイス。ま、そんなステアリング操作の自信も無いし、下手なカウンター当ててイン巻きなんかになっても仕方ないので、あ!まずい!と思ったらアクセルを緩くして車の挙動が落ち着くあたりでブレ−キング対応していました。でも、インストラクターさんのカウンターを横で見ていて、ショートコースだし、速度もそこそこなので、自分にも出来るかも、、と思っていたのですが、4走目になって速度が乗って来たなぁ、、と思って警戒していたら、案の定インフィールドのヘアピンにB遅れで突っ込んでしまい、出口前でフロントが左右にグラリ! 咄嗟に、ここでカウンター試してみようか、、と思い切ってやってみると、一旦振られたものの、コース上でまっすぐになって止まったので、そのままアクセル踏んで発進あ、ちょっとだけ出来たかも・・って、その前に挙動乱すナ!って/^^;


*47秒の格闘実況中継 但し他車には参考になりません^0^

↓この前輪あたりに目印の舗装の突起(コブ)が・・
最終コーナーでアンダーに気をつけながら我慢のステアリング&アクセル、左縁石を突いてから立ち上がったらフル加速!(直線部分はiranekoHP10改で最速120km/h)1コーナー手前左にあるBPを示すらしい白い線をチラッとカンニングしつつ^^;B、少し残しながらコーナー侵入。全く均一な半円でなく、途中少し円周の角度が変わるので一瞬戸惑いますが、此処はステアリングそのままでアウトの縁石に向けて更に緩く加速して行き(K@BEさんは此処でもう一度振ってカウンター当てなおしてました)、直線が見えたらアウト側目指しフル加速、で間に合えば3速。その後インフィールドに入るタイトなコーナーなので、手前でCPに付けるようすぐHB。シフトダウン直後にステアリング、大きく早目に素早く。イン(此処は縁石の中まで踏み入れるのがいいみたい、、)から左の縁石に頭を向け立ち上がったら緩いS字風を先のヘアピンのインを目指して加速、ここもライン迷う(パワー車は3まで入る)右の小道が見える付近でB、ヘアはひたすら小さく<イントラさんアドバイス)インを回って(前半は失速しそうに辛いパーシャル)その先の右縁石奥、端にちょこっとはみ出ている舗装のコブ状にタイヤを乗せて立ち上がり、インフィールドから出る直線部分をひたすら加速。此処も非常に緩くS字風にワインディングしている(本来緩い左コーナーの弧)ので、気持ち後半の左縁石に沿うように走行、コーナー出口の縁石(此処は乗り上げるための段が付いている)前でB、強引に右に向きを変えるのと縁石のショックを少なくする為、ちょっと手前気味でのB。縁石からバウンドして着地のタイミングでステアリングを切り込みそのままひたすら最終コーナー出口左の縁石(此処では見えていない)を目指します、、(上に戻って繰り返す)

というわけで僅か47秒(早い人で42,3秒)間にこれだけの操作をするので気が抜けるところがありません!
12分の走行でもフルコースの1走ぶん(30分)くらいの汗をかきました、ショートコースは格闘技並か、ふぅ。。/(^0^;;


*タイムタイムタイム

前回初走行の時のタイムは、コース慣熟走行の後、50秒台から入って48’523でした
今回はやはり慣熟走行(1走目、2走目は同乗でタイム計測無し)の後3走目に47秒110までは出たのですが
実質アタック出来る4走目は47秒後半ばかりで、後でVTRを見ると昼から急に寒くなって来て走行まで2時間近く空いたので冷えきったたタイヤが路面に全く食いつかずコーナーで度アンダー、オマケにスピン!
今日は46秒まで行きたい!と思っていたのに、これでは無理か!と思われましたが
最後の5走目のコースインした瞬間、急にタイヤが路面に吸い付くように感じられ
ひょっとしてイケルかも!!思いつつ走行していたら最後の3周で46秒台が羅列、
結局最終走最終ラップで出した46’707がiranekoHP10の今回のベストラップタイムでした。

・この走行会はグループ毎にベストラップ表が出ますが、参加全車の一覧タイム表は出ません。
また個人で全ラップタイム表が欲しい場合、事前にオプションでコース側にオーダー(一部100円)

・最終走行時(5走目)のみ個人に全ラップ表が配布されます>無料。
クラスは当日のコンディションを図る為午前のタイム参考で午後入れ替え、(iranekoは今回もクラス落ち^^;)
更に上級の2グループについては走行時のタイム掲示板はタイム順で表示されましたが
それ以外は通過した車が一番上に表示される、という細かな気の遣い方をされています。


   4走目、B遅れ突っ込んでスピン!後続車、これを避けてランオフエリアへ!どうもすみませーん<_>

今の処同じ車の比較車もないし、TC1000でHP10(改)自体どんなタイムが出せるのかはわかりませんが
取敢えずこの日の走行会でのタイムの目安として、(初走行車や全くの初心者以外)主催者の分類にもによると、
ロータス系やGT−R、RX7、S2000やなどのターボやパワー車のヘビー級GTウイング車、ロードスター、WRXなど
回頭性と足回りの良いパワー系の順で42秒台〜44秒、ノーマルローパワー車になるにつれて45秒から49秒の間、
といった感じでしょうか。
前の時お会いしたトレノ大好き♪ATさん(女性)は(足回り以外度ノーマルで)1年掛けてこの日50秒がやっと切れた!
と喜んでおられましたので、これも1つの参考になると思います。
因みに山野選手が01のVTRで走行したタイムアタックのVTRではS2000で40秒台でした

何度も周回して全く同じ場に付いてますが
ひょっとして進化してない^^
BPを変えてみたら挙動も安定↑、
↓コーナリングと加速が楽に、、

上スピンの写真のBPと見比べて下さい





この差が

コーナーではこう詰まって

こういう旋回で

こうなるので

もっと小回りしてインに付けられないだろうか。。

VTRを撮って下さったYさんには、5走目はいい感じで安定して走れていましたよ’と仰って戴けたし、
6秒台出せました!と言ったら、それは大健闘ですよ!と言って下さったので、今日は気持ちよく帰れそうです。
Yさんは前のカプチーノでは42秒台を出したらしいのですが、今日は上が全然回らないと仰ってました。
ベストラップは聞いていません、、。)


Yさんのカプチーノ
なりはプチでもこの華麗なハードブレ−キング!
→おや!コース上で小休止かな^−^) ↑ウイングが可愛いくて
チョロQみたい!

*プリメーラ、プチ繁殖

マル3年間サーキットを走っていて、コースでプリ乗りの方にお会いするのは何と初めて!なんですが、お話を伺ったら、色々な車種に乗られて、更にシルビア、アルテッツァと乗り継いで、お山で破損!前から少し興味があったプリメーラにされたとか。。そのあとプリで日光ママ’の走りを見学に来られた方、ちょっと前にTC2000で草レース参戦中にGT−Rを破損!現在母上の常用車のプリメーラ(AT)を暫く拝借中だとか、、。でも、結構気に入られているご様子^^。しばらくこれで遊ぼうかと、、と仰ってます。プリATでも充分コース走れますよ!とちょっと煽ってしまいました^^;なにはともあれ、上級車に乗られていた方がP10乗りになられているのはちょっと嬉しい気がします。^―^もっといっぱいプリ乗りさんが繁殖して、コースで見かけられる車になると良いのですけど・・現在はちょっと寂しすぎですネ。

*ちょっと気になったミニクーパー

ミニクーパーの女性の方が最後の走行の時1コーナーインで捕まってました。そこは溝があって普通の車でも半ば脱出不可能な箇所なのに、車体が小さいのではまりこんだらしく、走行終了までそこで立往生されてました。戻って来られた時には車に異常は無いように見えましたが、帰り道、高速の加平インターを通り掛ってふと左の路側にミニが2台止まっています。もしかして、、、と、通りすがりに見ると、やはりあの2台で、はまった黒いミニのほうが牽引されていましたが、何かあったのか、男性の方が車から降りて歩いておられました。
普段のように混んでいたら車を停めて何かお手伝いすることも出来たのですが、この日は何故か順調に車が流れていたうえに1車線またいだ方を走っていたので、気付いたとほぼ同時にそのまま通り過ぎるしかなかったのです。どうされたのかと気になりました。

Mainmenuへ

BBSへ
  


 Photo&article by iraneko (C)2001-2004 Daisy’sDrivingClub S・Yasuda All rights reserv