スプリント(ロードスターカップ)iraneko参戦記


33号車:iraマイスイートロードスター














エントリーの経緯(いきさつ)

レースに出てみたいナ、で作って貰ったロードスターなのだから年内に一回くらい、、と思いつつ、
タイムも出せてないし忙しくて練習にも行けずなかなか参戦の決心もつかないままとうとう最終戦の締切日。
兎に角安藤さんに電話して聞いてみよう、、

「最終戦の申込、今日出せば間に合うンですけど、どうしましょう、、・・・。」

どうしよう・・を10回は言ったと思います^^;

『それはiranekoさんの考え方次第で、、』

「そうですよね、後尾を走るだけなんてレースにならないので(余り遅くちゃ他の参加者にも迷惑だし、、)今回はやめときます。」

と言って電話を切って、来年はレース出られるようちゃんと練習しよう。さて緒戦って何月なのかな、、
と今年の予定表を見てビックリ、え、6月が緒戦!それなら半年以上もある、それまでに車壊したら出れないし、、
いいや何も難く考える事は無い、ビリ覚悟のお気楽お試し参戦だっていいじゃない、普段ビリの人にとって私は救世主だわ!^^、
そう開き直ってとっさにまた電話、

「安藤さ〜ん、や〜っぱ出ますから〜!」

速達で申込書を発送して(一応送っておけば空欄部分は何とかなるでしょう、、)
登録車番は33<タイのアジアンラリーの右京さんの車番、ナンバー・ゾロメだし、、^^
車輌名iraマイスイートロードスター(^^勿論ジョージ・ハリスンの♪のLord→Roadね)

それでもこんな時に色々忙しいことばかりで半月は何も出来ず過ぎ去り、ようやく2週間前になってノコノコ練習に。
以前アドバイス貰った事に気を付けて走ったけれど、全然タイムは上がらない。
安藤さんからレース前メンテしますから、の電話。もう一回だけ走って来ます。それでGTマシンなんかと40分間の混走。
GTマシンと走ったらもう他の速い車や速いロードスターに対する恐怖感も余りなくなって、ま、今更じたばたしても仕方ない、
あとは前日の練習もあるし、#82さんも来られるので何とかなるでしょう、余りにダメと言われたら棄権してもいい、
と覚悟を決めて、、、。

安藤さんからメール。タイヤにフラットスポット出しちゃったらしい。あ〜ぁ;;)
後でブレーキングのフラットって実際どうなっているのかを見せて貰いました。
一部の箇所だけスリップサインが削られています。なるほどぉ、、こうなるわけね〜。

車が仕上がって来ました。えっこれが私のあのロードスター?!
ピッカピカに磨かれてまるで別人じゃない別車!です。

練習走行日


前日の練習走行日。iranekoはちょっと遅れて到着。既に安藤さんと#82さんは先にピットガレージに。FISCOはガレージ有料。勿論1台なので小さいほうで1泊2日20000ギル;;)テントを買っておいてもよかったのですが、今回急だったので仕方ありません。いちいち立てたり収まったりも無いし風雨でも楽なンですけどね。

9:40練習走行。取敢えずiraneko流で走行。混走のAEや早い同種に追われて、ストレートエンドではフラットを出したトラウマでタイヤが心配でBPが手前過ぎ〜、分ってるんですけどぉ、、。

オマケに2周でピットインして下さい、の#82さんのリクエスト、何と裏から帰って来て呆れられてしまいました^^;
慣れてなくてすみません。
走行を終えて帰ってくると安藤さんが、

『あれじゃまるっきりFFの走りじゃないですか、FRの良いとこが全然!出てませんよ〜』

ダメ出し。

やっぱし、、3年もFFで走って、やっと何とかFFの操作が分ってきた頃にFRだもんね〜なんて言っても仕方ないで、FRの走り方って??

『テールスライドを意識しながら走らないと・・』

とは#82さんのお答え。

ドリフトっぽくするのかなぁ、、オーバル練習には行ったけど、あれはタイム出す練習じゃないし、なんて考えていると
次の混走クラスにクラッシュがあったらしい。
モニターを見ていた安藤さんが、

『あ〜っ後ろがなくなってる〜!』

と叫びました。

えっ!あ、本当だ。画面に映ったブルーのEP、まるで心霊写真みたいにハッチのした部分が消えている画像が映っています。
これはただのクラッシュじゃなさそう。みんな見物に集まってきています。
行ってみるとコカコーラコーナーで青いEPと赤のN1ロードスターがクラッシュしてEPの後部は見えなくなっていて、
N1ロードスターはまるでMRSのテールみたいに前が盛り上がっています。救急車も付いていて、
見ていた人の話では、EPがスピンして黄旗が振られているのに2台のロードスターが並んで減速しないままコカコーラに侵入、
1台はグラベルに逃れて、もう1台は避ける場所が無くそのまま横になっているEPの後部に突っ込んだらしい。

折角のレースの前なのに、何で練習走行で黄旗無視で競ったりしたんでしょう。若い人はこれだからね^0^

2走目は午後。雨が少し落ちて来て路面が湿ってきました。幸いその程度で済んで僅かにウエットで出走。
みんなBを控えはじめているので、フォローしてる私も警戒気味でますますBが後退。結局最速ラップが1走目の28秒台で終了。
でもiraneko的には30秒切って満足なんっすけど〜〜、ダメ?!
安藤さんのお知り合いがウチのピットガレージに来られて、10秒台狙ってるとか、、
早い人は12秒くらいで走るらしいし、、何処でそんなに出せるのか分りません。

遅いお昼を食べて、ガレージはアライメント作業。私は#82さんに言われて、他の車の走りを観察。
といっても肝心な見るところを見えてないのよねぇ、きっと+・+;


メカニック応援の#82さん

作業が終わったのが4時ごろ。宿は246の近くなので、足りないモノを買いにスーパーに寄って到着。この紅葉の時期に急遽空いているホテルを取ったので、部屋は悪くないのですが、
窓の外は古い墓地**)ま、仕方ない。でも安藤さんちょっと怖がってません^0^

暫く各部屋で休憩して、土曜なのでちょっと早目に温泉+食事に御殿場高原ビール園(通称ごてび)へ。
此処は温泉や地ビールのビアホールやレストランが満載のレジャー施設。
FISCOの帰りや普段でも近いのでたまに行くところですまたサッカーの合宿地として有名なので(前にイタリアセリエAのチームと遭遇したし)この日女湯は食事の時間でガラガラだったのに
男湯のほうはお気の毒にサッカーの合宿試合か何かで若い人で一杯だったらしい。

ビアホールで、(運転手は安藤さんにお任せ)#82さんとビールを飲み、今日の反省会。
iranekoさん、走行会気分で走っちゃダメです。もっとプッシュして限界で走って下さい、と、
う〜mm本人は精一杯で走っているつもりなのですが、、、やっぱ走り方甘いですかねぇ、、。
#82さんに1コーナーからコカコーラ、100R、ダンロップシケイン、最終コーナー(結局全部じゃん^^)と、
ラインを外してダサダサで走っている箇所を矯正レクチャーして戴きました。

取敢えずスピンするくらいで走らないと、一回もスピンしないなんて限界で走ってない証拠です、
レースの練習走行にそれじゃダメです!なのだそうです。スピンして走れ、とよく山野さん他インストラクターなドライバーさん達が皆仰ってましたけど、確かにFISCOはグラベルが浅いのでもしコースアウトしても戻れるのですが、
グラベルの深い茂木ではコースアウトは致命的だったので、そのトラウマ的警戒心が抜けなくてつい無難に走ろうとしていたみたいです。5000回転から7000回転を保ってください。なのにiranekoの回転計は4000なんて指してるし/^^;
お気楽に走っていたのをすっかり見破られてました^^;

予選

←33:(ピットボードは借り物です。)


翌日早朝5:30というまだ暗いうちからホテルを出発。朝食は時間が合わずキャンセルしたのでコンビニでおにぎりなど調達してコースへ。空を雲が覆って霧がかかっていましたが、雨というほどではなく、予報では天候の回復が期待出来そうです。

昨晩食事中に、#82さんにドキドキしたりしないんですか?と聞かれたのですが、初めてのスプリントだし、
相手は皆私より上手くて速い人達なので此処で力んだり妙な色気を出したりしても意味がないし、^^
こっちは皆に大きく遅れを取らないよう必死で付いて行って勉強させてもらう姿勢で臨む訳なのですから、
焦らず平常心で走るだけです。

安藤さんと#82さんは車検があるので早速車の調整に掛かって、私のほうは装備品を持ってメディカルチェックに行きました。
以前#82さんが握力検査があって、35以上じゃないとレースに出られませんよ、と言われていたので、
私は握力が全然無くて(腕力はあるのですが^^)じゃぁFISCOではレースに出られないの?何故検査は握力なのか、とJAFに問い合わせたところ、そんな検査はないし規定もないので大丈夫ですよ、という返事に安心していたのに、
実際に行ったら握力を測られました。本当でした。でも測るだけで、(23と24だった^^;)トレーニングして下さいね、
と言われ、25と記録してくれてました^^;

しかし、ステアリング切るのに握力って要るんですかね〜、、じゃ、ブレーキやアクセルの脚力はどうなんでしょう、?
でもま、参考程度なのでいいか^^。

チェックが終わるとブリーフィングです。少し時間があったので買ってきたオムスビを1個だけ食べてウロウロ、、。車のほうは車検から戻ってきました。ブリーフィングはものの10分で終了。昨日のクラッシュ事故に絡んで黄旗の確認とピットロードスピード違反のご注意でした。

ピットガレージに戻って、予選までまだ30分以上ある、とのんびりしようとしていたら、時間ですから支度してください、と安藤さんに声を掛けられ、えっ、もうですか?!
遅くとも15分前にはコントロールセンター前の出走車用パドックに並ぶのだそうです。

#82さんの運転でパドックに並びました。安藤さんも自転車で来られました。予選で何かあると後で撮れなくなると思い、
出走記念の画像を撮ってもらいました。何人か友人や知人が激励に来ている車輌もありますが、
ヴィッツやアルテッツァレースと比べたら静かな出走前の風景です。私も身内や友人は誰も呼んでませんし、
レースに出るなんて教えてもいない<って呼べるような状態ではないですから^0^;(来た人がガッカリするだけ)

 
心配そうな安藤さん

いよいよコースイン、#82さんが直前レクチャー、「ギアチェンジは必ず7000まで回してからですよ、」、そして、

『死ぬ気で付いて行って下さい!』

と悪魔の囁き。

OK!^^Vまかしときいぃぃ、、ぼそぼそ・・・

ホントは周りが速いのでどうせ抜かれるから最後尾で出ると言ったのですが、
同じ車種で何もビビる事はありません、自分のペースで走ればいいんです、と#82さん。
ひとごとだと思ってるでしょ^^、とはいえ、流石に自分がレースをやっている方の助言は即納得できます。

さてコースイン、意外と落ち着いて入れました。前の車に遅れないよう付いていきます。
それでも1周目はタイヤを暖めるためにアウトラップ走行と思いきや、
みんな結構最初からガンガン行こうぜモードみたいで飛ばしています。
皆速い!でも『死ぬ気で付いて行って下さい!』の言葉を思い浮かべ、兎に角追っかける事に全精力を使って走行。
そのせいか今まで感じなかった車速感で、2周目、苦手の100Rも昨晩教わったラインをイメージしながら踏んだら
あ、言われてたのはこのラインだ!と実感。ヘアピンのBでも前に離されていない。
後からも抜かれていないし、これは行けるかも、、おっ、ヘアピンもきれいに立ち上がれたし、得意のダンロップで追い付ける!
とアクセルを開けようとした瞬間、ヘアを抜けダンロップへのアプローチに掛かるところで目の前に赤いロードスターが真横になっていました。あちゃ+〜+)折角いいところなのに、、。

その後最終で赤旗に変っていたので、ブリーフィングの指示通りストレートの右に並びましたが、みんなピットに入っているので、
#82さんが呼んでるみたいだったし、自分のピットまで行ったら『何ですか?』って、あれ?お呼びじゃない、、こりゃまた失礼!/^^
と赤旗解除のリスタートを待ってピットから最後尾でコースインしてしまいました。

残り13分。一人旅走行は避けたかったのですが仕方ありません。頑張って前を追走して2周目に一応計測タイムを出したので
あとはがんばるのみ。といっても結局離され一人旅の上に、終盤トップグループに抜かれ、
何と僅か13分で周回遅れの計算です^^;

でも最初の走行とまでは行かなかったけどちょこっと手応えあり。
昨日練習走行のベストタイムは28秒チョイを上回るといいのだけど、ともかくビリでも無事タイムは残せたので
これでレースに出られる、とチェッカー後ほっとしてピットに戻ると、モニターでチェックしていた#82さんが、

『iranekoさん、ビリじゃないですよ!』

の第一声。

「え〜っ!まさか、私より遅い人がいたの!(?0?)」

『タイムも縮めてますよ、25秒台です』

「ホントぉ?!わっ、やったぁ〜v^0^v 」<レベルの低い喜び^^;

いくら走りに来ても全然30秒が切れなくて悩んでいたのに、この2日で5秒近く縮めたなんて、やっぱりエントリーしてよかった!
もうこれで帰ってもイイや^^なんちゃって、ともかくこれでレースはもうマイペースで走れそうです。
ところで、ピットワークというのはJOY耐の時にも見ていましたけど、レースのスケジュールに沿って一貫して流れているのでなかなか色々なタイミングが難しい、特にこっちが休憩でもメカニックさんは休めないし、食事も取れないし、、。

で安藤さんがちょっと風邪気味らしい。作業が終わった吹き抜けピットガレージで寒いと仰ってるので、タイムスケジュールを見るとまだまだ時間があるし、メインスタンドの売店が空いてそうなので、缶じゃないコーヒーが飲みたい、
安藤さん達にもなにか暖まるモノを買って来ようと(自転車が#82さん使用中だったので)トコトコ歩いて出掛けました。
なにしろPガレージは1コーナーに近いし、トンネルはコントロールタワーの脇なので歩くとかなりの距離。20分位かけて行って戻って来ると・・・・



Race!決勝

『iranekoさん、何処に行ってたんですか、もう支度しないと、時間ですよ!

 
                                   お守り代わり^^ネコシール(ダヤン)貼りました!

え!だってまだ・・・・ひょっとして、コンタクト遠視気味にしたので近くが見難くて貼ってあるスケジュール表の時間を見間違えた!、、慌てておトイレに行って、ヘルメットとグローヴを手に取り車に、、。
また#82さん運転でパドックに行くと、既に半数以上の車が並んでいます。

車の中で#82さんが、

『スタート分りますか?』

?!スタートってナンの事だろう、、

『スタートなんですが、これから1周してダミーグリッドに付いて、』

ダミグリって、、?(ダミーグリッドって?だって予選で順番決まってるんじゃないの?よ〜分りませんが、<頭混乱)

『仮のグリッドは全部ダミーで、、(あ、そういう事、、>自分がこれからやる事が全く理解出来てない私・・)僕が立っていますから、そこに車を停めて一旦エンジンを切ります。3分前で僕達スタッフはグリッドから離れます。前に1分前の合図が出たらエンジンを掛けて、あ、見えない場合両サイドのスタッフが手を回して合図していますから、(何しろ後から2番目なので^^;)フォーメーションラップのスタートです。それでもう僕はいませんから自分の場所を覚えていてそこに戻って来て下さい。後方のグリーンフラッグが降られたらスタートランプが点灯して消えたらスタートです。解りましたか!』

「ううん、全然、ちっとも!
ちょ、、ちょっと待って、いきなりそんなこと言われましても、直ぐには覚えられませんよぉ・・;;)

『覚えられないじゃなくて、覚えて下さい。<キッパリ!』

『それからエンジンを5000回転に空回ししておいてスタートしますが、フォーメーションスタートの時にその練習をして下さい。出来なければ4000回転でもいいですから、、』

わ〜〜っ@@)、更に混乱、、、そういえば走り出す前にこんな(複雑な)スタート儀式がある事はすっかり頭から飛んでました。
(よく考えると余り複雑じゃないけど^^)
レース観戦をしている時には当り前のように見ているシーンで、よ〜く知っていたつもりでしたが、
いざ実際自分がやるとなるとこんなに複雑に思えるなんて、、そういえばJoy耐の時は第一走者がスタートしてくれて、
それもローリングスタートだったし、考えたら
スタートって全く初めてなんですよね。単に並んでランプが消えたらスタートすればいいのかと簡単な認識しかなくて、全てに勉強不足が身に沁みます。

といっても、兎に角やらなきゃ始まらないし、スタートでミスなんか出来ないし、
走る事よりスタートの事で頭がいっぱいになって緊張感が一気に押し寄せて来ました。

そうこうしているうちにスタートの準備をして下さい、のアナウンスが流れ、車に乗り込みました。とにかく1つ1つ手順を実行して消して行こう、そう思いながら前の車に続いて行きました。先ずピットアウトして、ホームストレートのグリッドが見えたら#82さんをゆっくりと探して(後尾なのですぐ解るでしょう^^)指示通り停まればいい。
という事で、コースを1周してグリッドに戻って来るとすぐに#82さんが目に入りました。
よかった!ゆっくり33番の枠に停めます。で、エンジンオフ。

『横をよく覚えて、書いてある広告の文字の位置とか、見える建物の特長とか、目標になるようなモノを探して、自分の位置を確認するんです。』

iranekoのグリッドは丁度上が電光掲示板のゲートになっているのでその真下、
あとは横の看板の文字2個目の位置を頭に入れます。3分前のアナウンス。

『じゃ、これで僕はいなくなりますから、頑張って楽しんで来て下さい。』

そう言って#82さんはウォールの外に、、

え〜と1分前の合図でエンジン掛けて、その時5000回転くらい空回しね、、、それと周囲をもう一度確認、、
とやっている間に1分前になったらしく、ピットのオフィシャルスタッフが手首を回転させています。これがそうか!
ちょっと確認してからエンジンオン、

以下
iranekoセルフ実況中継^^


2,3回空回しをしているとやがて流れるように車がゆっくりと前にスタートし始め、32グリッドの後を追います。
ストレートの部分で少しローリングさせたり、ちょっとキツめにブレーキングしたりしながらコースを1周。
あとは自分のグリッドを探して入ればいいわけね。ストレートの立ち上がりから急に車はゆっくりとなって、皆自分のグリッドに付いて行きます。私もゆっくりと電光掲示板のゲートを目指し、数字と横のロゴを確認しながらグリッドに入りました。
さっきの処に間違いなく着車。

エンジンはそのままでまた空回しね、と思っているとミラーに後のグリーンフラッグが降りるのが見えて、ライト点灯
4・3・2・1あ、スタートだ、え?前の赤い車が出ないけど、アクセルを踏むとドキュ〜ンとノッキング^へ^あちゃ、、
でもスタートダッシュしなくちゃ、と横の空いている隙間から加速開始!そのまま1コーナー、、あれっ?何気に前が詰まってる、
目の前が開けると、わ、スピンの車!道が塞がってる、、と減速してアウト側に回り込んでいる間に、隙が出来て空いた処から後から来た車2台にさっさと抜かれ、すっかり遅れをとって、結局この1コーナーのクラッシュ&スピンの現場処理で最後尾;;)

でも少しでも前に追いつくように走ろう、、と自分プッシュ^^。ホームストレートで周回数確認。そういえばピットボードが出ているかも、、チラと見るとヴィッツで使用しているとっても目立つボードになにやら文字が、、
でももうすぐ1コーナーのBPが迫って来るし、、いいやPなんて表示は余程の事がないと出ないでしょう、
と確認もせず通り過ぎていました^^。
いつの間にか車の中は妙に暑くなってきて汗が滲んで来ています。無意識にちょっと熱くなっているのかなぁ、、<ホントは冷却の為ヒーターMAXにしてあるせい)と思いましたが、いいや今はレースなんだから、ちょっとくらい熱くならないとネ^^;
と、気分を放置。

しかしまだ2周目、まだあと6周もある・・このまま突っ込んだ走りがいつまで持つのでしょうか。
周りに車がいないとある意味退屈で気合が持たないかも、、此処はとにかく前を追いまくらないとレースじゃないじゃん!
と、時折見える前の白いロードスターの影を追って走り、ダンロップでは少し詰めて行けました、が!
何故かその先のシケインの出口で2速7000回転から3速に入らないで5速に入ってしまうというシフトミスをその後3周(3回)もやってしまい大きくタイムロスして折角詰めた距離が離れていきます。練習走行で一度もやってないのに、何故?ちょっと焦りますが仕方ない。原因は後回しでプッシュプッシュ、もう何をやっても後はいないし/^^、、
そういえば1コーナーのブレーキングが甘いといわれていたから詰めてみよう、、とばかりに思い切って飛び込んだ<つもり)ら、その後クリップに付けずアクセルのタイミングもズレて見事にスピン!あ、やっちゃった/^^;ってやったよスピン、
本番で、ですけど〜^0^。

あ、そうだ、ひょっとしてもうそろそろ先頭車両が追いついて来る頃。避けて抜かれて周回遅れにされる前、このマージンでクリアが取れている間に一回くらいラップタイムを出しておこう、と此処でアクセル全開走行。
でもまたまた同じダンロップ先のシケインで3速が入らない、、でもそれは慣れたので^^直ぐに入れなおしてネッツを駆け上がる、、。まだ後に車は見えない、ゴールラインの掲示は7、あと1周でチェッカーです。ここで周回遅れだけは阻止したい気持ちが出て、これは逃げなきゃ^^<何か違うけど、、でも結局先頭車がバックミラーに映らないうちに
チェッカー!


あ〜よかったとりあえず完走したぁ〜、

安藤さんと#82さんが笑顔で手を振ってくれています。きっと凄〜く心配されてたンでしょうね〜、、^0^;

チェッカー後の周回でコースマーシャルの方々がフラッグタワーを出て手を振って下さっています。
有難うございま〜す、お陰で無事レースが出来ました。


あんなに迷いに迷ってエントリーしたレースですけど、こうして無事終わってみると、やっぱり走ってよかった、という思いが込み上げて来ました。折角のこの経験を生かして、またいっぱい練習しなくちゃ。
次回出走する時は少しでもリベンジしたいし、、まだまだ頑張れる、って事ですよね。
期待しましょう>自分に・・・σ^0^♪

では^^/~

SpecialThanks to T.HorikawaNumberSticker


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