富士チャンピオンレース 見学リポート

  


2002 富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦
* * NA1600/マーチ1300N2 レース * * 2002.07.14 天候 : 曇り コース :ドライ


お天気悪そうですけど、来られますか?

とお気遣いのYuukoさんのご心配も杞憂に、空は青空!やっぱ日頃の心掛けね^^!と出かけたiranekoですが、足柄でまだ時間あるし、、(コースまで15分を予定)と1メモリしか残っていない燃料補給に寄ったインターで携帯が鳴りました。
え!8:30でした!?**)私はてっきり8:45待ち合わせとばかり。。給油中を止める訳にも行かず246に出たら早朝というのに何故かもう道路は車がつながっていてかなりお待たせしてしまい申し訳ありません。<_>

入り口で入場券を買って待っていて下さったYuukoさんにパドックパスを戴いて早速場内に。。後に続いてパドックに入るとご夫君がお待ちかねでした。


早速拝見した車はAE111NA、改造自由ということで百聞は一見にしかずで内部はこーんな感じ・・・<見ても分りません^^が


                 


               

吸気ダクトがターボ車みたいで、お聞きしたら250phとか!1600レビンでそこまで・・・という全くのレーシング仕様。
外観もフルエアロ、塗装、iranekoが借りてる駐車場のお隣に停まってる車と同じとはどーしても思えません^^。ただ、お話しによると、前日の予選ではどアンダーが出まくり、全く曲がらず原因も分らないまま今日の本選になってしまったとのことでドライバーさんはご機嫌斜め、メカ担当さんとは話もされないらしい。。(そんな現場にお邪魔して大丈夫だろうか、、^^;)



             

そこへドライバー氏がブリーフィングから帰って来られてご紹介して頂き、Iranekoの心配をよそに、とっても感じのいい方で車の事を色々お聞きすると、快く答えて下さってました。

間もなくレースが始まるので車はガレージからコースのほうへと出され、いつもお手伝いられているYuukoさんがガレージ内を箒でお掃除されています。富士のピットガレージは古いサーキットなので狭くて屋根と金網でパーテーションしてある簡素な作りなので、床のコンクリートに土ぼこりがたまるみたいです。でも天釣モニターの表示は最新鋭ソフトみたいで、順位やエントリーが綺麗にカラー表示されていました。もてぎは確か白黒表示だったような・・・。前にリーマンさんがレースされた時一寸だけお邪魔したのですが、その時は各ガレージにモニター下がってたかどうかまで見て無かったです。ひょっとしてTOYOTAの肝入りで設置されたのかな??

何かレースが始まったので(ロードスターのワンメイク)ピットロードのウォールで見ていたらピットクルーの方にサンダルではピット立ち入り禁止です、と注意されてしまいました。もてぎではサンダルお姉さんがよくピットウォールから覗いているし、雨が降って濡れてもいいように、、とサンダルを履いてきたのですが、裏目に出てしまいました!

でも間もなくスタート時刻になるのでiranekoはどんな風にアンダーが出るのか見たいので1コーナーへ、でも皆さんも行かれるというので、ご友人のメルセに乗せて頂いて1コーナー(スタンド側)へ向かいました。Yuukoさんのご夫君はピット前での観戦だそうです。

いつもFNやGTが走って来ると車体ばかり目に入ってそれほどコーナーのレイアウトを気にしていなかったのと1コーナーはイン側からばかり見ていたので、アウトから見てこんなに小さなコーナーだったとは!と再認識しました。鈴鹿のヘアピン位にしか感じません!おまけに変形コーナーでえぐられるように下っています。クリップからの立ち上がりで車の頭出しポイントが難しそうで、勿論このRならインベタ有利、アウトからかぶせたらかなりコーナリングが辛くなってしまうこと請け合いのです。メジャーレースで1kmの長いメインストレートから何台も飛込んで来てBしてはコーナーをクリアして行くのを当たり前のように見ていましたが、改めて見てみると難しそう!

エントリーは以下

クラス1600NA マーチ混走 12周

1:ロードスター 1:46’239

2:ロードスター1’47”183

3:ロードスター1’49’561

4:レビン      1’50’895

5:レビン      1’54”009

6:ロードスター1’56”710

7:マーチ      2’08”440

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さて、スタートの放送が始まりました。予選4番グリッドからのスタートです。スタートした車が一斉にやって来ます。1コーナーを無事そのままの4位で通過、しかし2周目、何とコーナーの真中でスピン!後ろのレビンが危うくミラー差で脇に避け接触を免れました。ここで大きく遅れて再スタート。確かに車が全然曲がっていかない、、コーナリングなのにまるでぺジエ(直線を区切って線描きするアイテム)でコーナーをたどるようにカクカク走ってる感じです。丁度此処でVTRを向けたら誤ってロックボタンに触れてしまい肝心のスピンシーンが撮れませんでしたTT;)



         

手前の車です。                                       スピンから立て直し・・


しかしその後はコーナーをド減速で周って何とか無事周回を重ね、なのに、前の車との差を詰めていっているようです。スピンのせいでかなり離れた差が8、9周目あたりからどんどん縮んで行くのが明らかに分ってきました。尚この間に1台(ロードスター)がいなくなっています。相変わらずコーナーでは慎重に減速されているようですが、そこは2年連続チャンピオンさんの走りは流石で、周回毎にコーナリングもスムースになって来ているのが分ります。アナウンサーもこの終盤の猛追に注目してアナウンス、Yuukoさんも1コーナーに姿を現れると行け行けコールで叫んでらっしゃいます。その甲斐あってか、遂に5位から4位に浮上!そのままチェッカーを受け、スピンで出遅れたにもかかわらず予選通りの順位を確保されました。本当にあのスピンが無かったら・・と悔やまれます。

レースのリザルトは↓でご覧下さい。

http://210.155.140.118/results/2002_7/3fchampio_r.htm

ガレージに戻ってiranekoのVTRを見ながらメカニックの方と今後の対策を話されていました。スピンシーンが撮れていればもっとよくアンダーの様子がメカさんにも分ったのに、全くタイミング悪いirabekoですねTT;)。

皆さんとはヘアピン上のカフェでお会いして、来年JOY耐に出るお話が出たり、、ひょっとしてiranekoも参加出来るかも・・^^Vしれませんね。

Iranekoはその後スターレット、AE101のワンメイクレースを観て帰路に着きました。

お招き下さったYuukoさんとレースをされたご友人方に感謝<_>。


コーナリング画像は明日UP予定です、、。