MVT-7200使用レポート
<特命出場さんによる投稿です>
まず内容に入る前に私の受信環境を述べたいと思います。
MVT−7200を購入したのは今年の3月頃でしょうか。
これまで使っていたマルハマのRT−619DXはDC12V電源が使えなくなり電池でしか電源がはいらない事態になってしまいやむなく買い換えを決心しました。
MVT−7200は中古で32000円ぐらいでした。ICOMのIC−R10(新品)と比較しましたがなんとなくMVT−7200(中古)に決めました。私は、もともと私はビンボーなので安いMVT−7200を選びました(^_^;)
アンテナは第一電波工業のRH799の9段ロッド式アンテナで受信周波数によってアンテナの長さが変えられる珍しい!?アンテナです。(注:新品ではラバーアンテナが標準装備されています)
腰につけて行動するときは邪魔になる感じがします。硬いからね。柔らかいラバーアンテナがほしいところです。
受信スタイルは主に固定運用です。イベント、火災現場などは移動運用に切り替わります。受信周波数拡大改造は 済です。
受信ジャンルは消防、海上保安庁、航空無線、道路公団、というところです。やはり、メインは消防波です。
地元、北九州市消防局、50キロくらい離れた福岡市消防局です。あとは周辺の消防本部です。
北九州市消防局は市役所の中に通信司令室があるのですが、なぜかその周辺での火災、救助の本部側の現場指示などが全く入らない場合があります。あとはメリット5で本部局の受信はOKです。
福岡市消防局はメリット2〜3くらいで比較的音声は良好です。
受信状況については比較的満足いきますが、なんとなく電磁波に弱いような気がします。そのためパソコンしながら受信するとノイズがでます(3〜4m離してもです) スキャンはできないので1波に絞ってATTをかけて受信しています。そうするとノイズは入らなくなります。
先日、航空祭に行きましたが腰につけての活用もマルハマに比べては良かったです。ベルト掛けがついていましたので (笑)
海上保安庁も利用する国際VHF(船舶無線の1種)は自宅から20キロくらいはなれている関門マーチス(関門海峡の航路管制)156.6MHZ /156.7MHZのおいてメリット2〜3で比較的良好です。
海に近くないと普通船舶無線の受信状態は悪いと思います。ほんとのところ海上保安庁の短波帯を聞きたくてSSBモードがついたやつにしたのですが、未だに受信には成功していません(ハンディタイプではやはり無理なのか ) (^_^;) 2245.0KHzが聞きたいなあと思うこの頃です。
メモリーですが1000CHで0〜9までの10バンクにメモリーすることが出来ます。これは当然でしょう。これがないとメモリーの管理はしにくいと思います。1バンクに消防波・2バンクに海保などテンポよく管理できますから。(私の現在のメモリー状況ですが結構あいているなあと思います。最近何でもデジタル化していて受信ジャンルが減っているような気がする。私は消防無線がデジタルになったら引退してしまうかもしれない!?)
まあそれはそれででプライオリティ1CHを装備していて個人的にプライオリティはもう1CHあったらいいかもと言うころです。
10バンクサーチといって初期設定に消防、救急波(146.01〜154.65)や
航空無線(AM108.0〜142.0)など10設定されて、10バンクサーチのすべの周波数を任意に書き換えることも出来ます。スキャン機能は(メモリースキャン)はスキャンキーを押すだけで0〜999CHまでサーチしてくれます(モードスキャン)はいいと感じましたマニュアルモードでFMにしていたらメモリーの中のFMだけをスキャンしてくれますし、逆のAMもOKです。メモリーの中でFMモードにしぼって聞きたいとかいう時にいいです。スキャンスピードは結構速い方だと思いますので特に不満はありません。
夜間時にバックライト機能は重要ですね。ランプスイッチを押せば点灯しますが車載などで夜間時に使用するには1秒以上押せば作動する常時点灯(連続点灯)機能がありますのでスキャン状況などいつでもいちいちボタンを押さずに確認できます。(ハンドルに手をおいたまま確認OKっていうところです)
まあ他の機能はニッカド電池(充電式)受信機にニッカド電池を入れてACアダプターを電源につけておくとニッカド電池を充電してくれる機能やバッテリーセーブ機能(移動運用など電池使用時に受信しない状態が続けば受信待機、休止動作などで電池の消耗を少なくしてくれる機能)、比較的弱い電波を聞く時に役に立つモニタースイッチを押すと聞き取りやすくなる機能があります。
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