FT-8100使用レポート



<たくさんによる投稿です>

3月の4アマ試験に合格しYAESUのFT-8100(モービル機)を購入しました!
アンテナは、第一電波工業のX500Hに8Dのケーブルを設置しました。
使用感のレポートをカキコします。
けっこうメモリースキャンスピードは速いです。R2より早いかも。
サーチは、それほど高速ではありませんが実用上は全然問題ありません。
また、サーチメモリー50CH機能がありますので、最初範囲内の周波数をサーチし、50CHまで自動メモリーして後は高速スキャンに自動で切り替わります。

試しにコードレスをサーチしましたが、今までのD-130がけっこう給電点が高く利得が上がっているのに比較して、GPアンテナは給電点がかなり下になっている状態での比較ですが、アンテナ自体の利得が高いのと、8Dのケーブルで信号そのものの強烈になりスケルチが開くと信号が強すぎて雑音が出てしまうほどです。
ただし、前述の通り給電点が低いので、さほど遠方の信号が受信できるようになったという感覚はあまりありませんが、多少受信状況は良くなったために、同一周波数の信号がかぶると言う現象が見られます。
また、消防・救急波はアマチュア140MHzと近いですから信号もしっかり復調してくれます。(sの振れはMVT-9000よりも上がります。ただし、音声としてはSが上がっただけ受信感度が上がったようには感じられませんが、音質はスピーカの口径が大きいので聞き取りやすいです)
また、今まで、MVT-9000でアマチュア帯の140,443を受信してましたが、さすがにメインの周波数帯は全く喧嘩にならないと言うくらい受信感度に差があります。
よく、「レポート51をお送りします」という交信を聞いていましたが、MVT-9000だと、Sが1だと、現実的に了解度(R)は1か2で完全に聞き取れる(5)ということはあり得ないことですが、FT-8100を設置して、そのことが理解できました。微弱な信号でも粘り強く復調してくれます。さすがだと思います。
また、今まで、MVT-9000で443MHz帯をワッチしていて、連続的なビープ音がかなり見られまして、ずっとハムでデータ通信をしている信号だとばかり思っていましたが、どうやら別の周波数のデジタル信号のイメージ波を拾っていたようです。
また、439.000MHzで拾っていたテレビ音声の高調波も全く拾わないです。

VHF帯をMVT-9000と両方で聞き比べましたが、エアーバンドはさすがにMVTの勝ちとなりました。
SもMVT-9000が良く振れますし、音質的にもMVTの方が聞き取りやすいです。
また、アンテナについてもGPアンテナとD-130の両方を付け替えながら試しましたが、アンテナの感度そのものよりも、受信機の性能としてMVTの方がSの振れ、遠方の微弱電波の復調(AMだから復調って言わないのかな?)についてもMVTがまさっていました。 元関係者さんがおっしゃるとおり、アマチュアバンドから大きく外れた帯域の受信については、おまけ程度に思っていた方が失敗しないようです。、



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