横浜高速鉄道車両紹介

Y500系

編成 8両編成(4M4T)
車両性能 設計最高速度:120km/h
起動加速度:3.3km/h/s
減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常)
駆動装置 TD継手式平行カルダン駆動方式
歯数比14:87=6.21
主電動機 三相かご型誘導電動機 190kW
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御(日立)
制動装置 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用)
みなとみらい線の開業に備え、平成15年に登場しました。運行や整備は東急に委託されることもあり同社の5000系をベースに設計され、8000系の置き換えも兼ねていることから実質的には東横線の新型車両というとらえ方もできます。車体は前頭部や屋根を含めて港ヨコハマをイメージした青系にまとめ、側面には、みなとみらいのMの字をモチーフにスピード感のあふれるデザインで表現したほか、車内の座席モケットには横浜スカーフの柄を用いて洒落た雰囲気を演出しています。平成26年の追突事故によりY516Fが廃車になったことに伴い、補てんとして東急5156Fを譲受しY517Fとして運用。当編成は種車の関係から、行先表示器が唯一白色LED式で異彩を放っていましたが、令和6年に既存車においても換装が始まりました。10連化を見据えてY520とY530を欠番としていますが、今日に至るまで増結の話は浮上しておらず、東急東横線5000系列の8連と共通運用されています。東急車輛製。

編成表

Y000系

編成 2両編成(1M1T)
車両性能 設計最高速度:120km/h
起動加速度:3.3km/h/s
減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常)
駆動装置 TD継手式平行カルダン駆動方式
歯数比14:87=6.21
主電動機 三相かご型誘導電動機 190kW
制御装置 IGBT-VVVFインバータ制御(東芝)
制動装置 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用)
こどもの国線の通勤線化と、それに伴う増発に向けて平成11年に登場しました。当時増備されていた東急3000系をベースとしていますが、3ドアとされた車体側面やデュアルモード方式と呼ばれる一体化した主制御装置と補助電源装置においては地方ローカル線車両のような様相を持ちます。平成29年に座席が交換され、これまでのオレンジ1色から厚みを増やした4色のものとされました。平成30年には1本に牛をイメージした車体ラッピングを施しうしでんしゃとして運行。それが好評だったことを受け、令和2年には更に1本がひつじでんしゃとして車体にラッピングを施し運行しており、それぞれの運行計画は東急電鉄ホームページにて公開されています。東急車輛製。

編成表