車両紹介の見方

形式名(原則は○○系、○○形)

編成 現在の編成(引退車は引退時の編成)とMT比を記載。
車両性能 設計最高速度、起動加速度、減速度を記載。
駆動装置 駆動方式と歯数比を記載。
主電動機 1時間定格の出力を併せて記載。
制御装置 メーカーと併せて記載、以下は記載の一例。
Si GTO-VVVFインバータ制御
Si IGBT-VVVFインバータ制御
SiC SBD-VVVFインバータ制御(ハイブリッドSiC)
SiC MOSFET-VVVFインバータ制御(フルSiC)
※通常、冒頭の物質記号は省略しています。
制動装置 発電ブレーキや回生ブレーキがある場合は併せて記載。
この説明欄においては、登場年、登場の経緯、その系列の特色、現在の運用、製造メーカーを記載しています。また、系列概要の背景色は運用する路線のラインカラーまたは車体色を示します。

特定編成の表記は事業者により異なりますので、一例を以下に示します。
※上り方先頭車1011を含む8両編成の場合
01編成…東京メトロ
第01編成…横市交、Osaka Metro
1011編成…東武、西武、京成、京急、京王、名鉄、阪神、南海、都交、京市交
1011×8…小田急、相鉄
1011F…横高
A01…近鉄(アルファベットはその系列や両数をしめす電算記号です)
1011-1001編成…京阪
C#1011×8R…阪急(C#はカーナンバーと読みます)
1号車…神市交

製造メーカーについて
太字は各ページにおける略表記です。
・総合車両製作所(JR東日本の完全子会社、総車)
・日本車輌製造(JR東海の連結子会社、日車)
・近畿車輛(近鉄グループでJR西日本も株を保有し業務提携、近車)
・アルナ車両(阪急阪神HDの完全子会社、アルナ)
・川崎車両(令和3年に川崎重工業から分社化←昭和44年に川崎車輛を合併、川崎または川重)
・日立製作所(日立)

また、かつては以下のメーカーも存在しました。
・新津車両製作所(JR東日本直営、平成26年に総合車両製作所へ事業譲渡、新津)
・大榮車輛(平成13年に鉄道車両事業から撤退)
・西武所沢車両工場(西武直営、平成12年に閉鎖)
・東急車輛製造(東急の完全子会社、平成24年に総合車両製作所へ事業譲渡、東急)
・京阪錦織工場(京阪直営、平成6年以降は車両製造実績無し)
・帝國車輛工業(昭和43年に東急車輛製造と合併、帝車)
・アルナ工機←ナニワ工機(阪急の完全子会社、平成17年解散、アルナまたはナニワ)
・武庫川車両工業(阪神の完全子会社、平成14年に解散)

編成表の見方①列車の方向を表し、原則として使用する路線の起点方が左側となります。また、その車両が乗り入れる最遠の駅名(複数路線に乗り入れる場合はその全て)のみを記載しています。
※ダイヤ改正により乗り入れ範囲が変更となる場合もあります。都度修正対応はいたしますが、ダイヤ改正直後は参考程度にご覧ください。
②編成略記号を表します。
③パンタグラフを表し、ひし形、下枠交差形、シングルアーム形の3種を図形にて示しています。
④その車両の固有の形式を表します。なお1本しか存在しない組成においては、車両番号をそのまま表記します。
⑤輪軸を示しており、電動軸は●、付随軸は○にて示します。
⑥その車両にプレートやステッカーなどによる号車表記がある場合、それを表記します。なお、一部の日立製作所製A-TrainでみられるLED式表示器など電子媒体のみでの表示であっても、併結の見込みがない固定編成においては表記します。
⑦両先頭車のほか、中間に組み込まれた制御車は台形にて示します。
⑧中間に組み込まれた元制御車(ここでは、乗務員室の機能が喪失しているもの)は逆台形にて示します。
⑨第三軌条による集電の場合、下線は集電靴を示します。