1000系
編成 | 6両編成(実力2.5M3.5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:80km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:4.0km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 120kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(東芝) SBD-VVVFインバータ制御(東芝) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
運用増加分として製造された最後の2本は、特別仕様と銘打って前面の灯具形状が変更され、ラッピングのデザインも変更することでより旧型車両に近い見付となりました。車内も木目調の化粧板をメインに大きく手が加えられ、リコ型をモチーフにしたしずく状のつり革が採用されるなど車内もレトロさがあふれるものとなっています。日本車輌製。
編成表
2000系
編成 | 6両編成(実力2.5M3.5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:80km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:4.0km/h/s(常用)、5.0km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 150kW |
制御装置 | MOSFET-VVVFインバータ制御(東芝) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
02系
編成 | 6両編成(3M3T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:80km/h 起動加速度:3.2km/h/s 減速度:4.0km/h/s(常用)、5.0km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比15:101=6.73 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 120kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(東芝) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
本線向けに53本、分岐線向けに6本の計336両が在籍する大所帯でしたが、2000系の登場により令和元年より置き換えが加速。B修未施工車と3連を組んだ分岐線向け80番台が令和4年11月に消滅しています。川重、日車、近車、東急製。
編成表
13000系
編成 | 7両編成(実力3.5M3.5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.7km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 205kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) MOSFET-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
03系(引退)
編成 | 8両編成(4M4T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:4.0km/h/s(常用)、5.0km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 190kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
15000系
編成 | 10両編成(5M5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、5.0km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 225kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
07系
編成 | 10両編成(4M6T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 205kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
その後東西線でもホームドアの整備が始まりましたが、本系列にも対応した大開口タイプが採用されたことで継続使用が決まり、平成30年の71編成を皮切りにB修を実施。令和4年に全編成で完了しました。日車、川重製。
編成表
05系
編成 | 10両編成(4M6T、5M5T)、3両編成(1.5M1.5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:120km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79、14:87=6.21 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 205kW、165kW 永久磁石同期電動機 205kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(東芝、三菱、日立) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
15000系の導入で初期車両に廃車が発生し、一部が千代田線に転属されたほかはKRLジャボタベック(インドネシア)に譲渡されました。一部編成は3連に組み換えを受け千代田線の北綾瀬支線で活躍するほか、14編成以降はB修が行われ今後も活躍する見通しです。川重、近車、日立、日車、東急製。
編成表
16000系
編成 | 10両編成(4M6T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.7km/h/s(常用)、4.7km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 205kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(東芝、三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
本系列は「より先進的な技術を導入することで省エネルギー社会の実現へ向けて着実に貢献しようという、21世紀における通勤電車の新しいモデルを提示した」として鉄道友の会で高く評価され、平成23年にローレル賞を受賞しました。
当初は10000系と同様に非常扉は中央に設置され左右対称の前面とされましたが、平成23年度製造分の46編成からは非常扉が向かって左方向にオフセットされ、表情が変化しています(写真)。平成29年度までに計37本までを増備し6000系と06系を一掃した結果、千代田線の自社車両は本系列に統一されました。川重製。
編成表
6000系(引退)
編成 | 10両編成(●6M4T、☆5M5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:100km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.7km/h/s(常用)、4.7km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比15:98=6.53 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 ●160kW、☆165kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
17000系
編成 | 10両編成(4M6T)、8両編成(4M4T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:120km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:99=7.07 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 205kW |
制御装置 | MOSFET-VVVFインバータ制御(三菱、日立) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
令和4年までに10連6本、8連15本が導入され、7000系の全編成を置き換えました。10連は日立製、8連は近車製でそろえられていますが、両車では車体肩部の形状などが異なっており製造工法の違いを見て取ることができます。令和4年には、18000系とともに鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。
編成表
10000系
編成 | 10両編成(5M5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:87=6.21 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 165kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
7000系(引退)
編成 | 10両編成(5M5T)、8両編成(4M4T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:100km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比15:98=6.53 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 160kW、165kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱、日立) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
増結により長らく10連を組み有楽町線で活躍していましたが、副都心線への乗り入れに向けて編成組み換えと制御装置の更新が始まりました。当初は10連は10本用意される予定でしたが、計画の変更により6本に減少。後期の編成は8連に組み替えられ、副都心線専属となりました。組み換えの対象外となった黄色帯のみをまとう編成は10000系に置き換えられ、平成22年までに引退。残留した編成も令和3年より17000系への置き換えが始まり、翌年に全編成が淘汰され引退を迎えました。
18000系
編成 | 10両編成(4M6T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:120km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:99=7.07 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 165kW |
制御装置 | MOSFET-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
08系
編成 | 10両編成(5M5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:120km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:87=6.21 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 165kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表
8000系
編成 | 10両編成(5M5T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比15:86=5.73 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 165kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
当初は8連及び6連で製造され、各駅停車のみの運用でしたが、平成3年のダイヤ改正より優等種別での運用を開始しました。平成6年には全編成が10連化され、07編成までは0系ベースの車体を持つ付随車が組み込まれ異彩を放っています。
平成15年の東武線乗り入れに伴い、直通機器設置と行先表示器のLED化、自動放送装置の設置を行いました。翌年からは09編成を皮切りにB修が行われ、制御装置の更新や車内のリニューアルなど大規模な工事が行われています。最高速度も110km/hに引き上げられ、田園都市線内の急行でその能力を発揮。平成27年7月に出場した10編成を以て完了しました。その後18000系への置き換えが決定し、令和3年より廃車が始まっています。両数の多い順に、東急、日車、近車、川重製が現存。
編成表
9000系
編成 | 6両編成(4M2T、3M3T) |
---|---|
車両性能 | 設計最高速度:110km/h 起動加速度:3.3km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常) |
駆動装置 | WN駆動方式 歯数比14:109=7.79 |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 190kW、225kW |
制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御(日立、東芝、三菱) MOSFET-VVVFインバータ制御(三菱) |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
編成表