CONTAX 167MT について


 CONTAX 167MTはコンタックスの一眼レフの中では、人気のない可哀想なカメラだ。登場した時期がAF全盛の時代で、操作系がそのような全自動AFカメラの影響を受けていて、大型液晶パネルやシャッター選択を従来のダイヤル式からレバー式に改めて採用するなど、他のコンタックス一眼レフと毛色が違うところが保守的なユーザーの鼻につくのかもしれない。
だが、実はこのカメラは隠れた名機なのだ。
RTS3が登場するまでの間、他社のAFカメラに押されてレンズラインナップもずいぶん縮小され、システム自体の存続も危ぶまれた苦しい時代をこの一機種のみで乗り越えたのだから。もし、この167MTの存在が無かったら、後のRTS3もアリアもNシステムも無かったかしれない。
 また、今では当たり前の装備になっている自動段階露出もこのカメラが一番最初に搭載している。
そういう意味でも、もう少し評価されてよいカメラだ。



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