海外にMacBook Air SuperDriveの基板をこちらで売られているSlim Line CD to USB Adapter (USB-PCB-E1)に交換し、汎用ドライブに改造した神が現れたと各所で紹介されております。

こちらのエントリーに書きましたが、USBバスパワーによる光学式ドライブの稼働には注意が必要です。
その煩雑さを回避する為、MacBook Air SuperDriveにはAppleのファームウェア入りの基板が搭載され、MacBook AirのUSBポートに直接繋いでいるかどうか確認してから動作するという安全設計がされているのです。しかし、USBハブ経由の接続がキッパリ禁止されてしまっていたのはショックでした。

基板ごと入れ替わってしまえばMac OS Xからは完全に普通の汎用光学式ドライブとして扱われます。MacBook Air以外に繋ごうが、USBハブ経由で繋ごうが、自己責任の自由になるわけです。これはまさに私の待ち望んでいたものだと喜び、早速該当の部品を取り寄せ、同様に改造してみる事にしました。


実際に作業を行ってみると、よくぞおあつらえむきの部品を見つけてくれたものだと感心しました。
Flickrにアップロードされている画像を参考に不要な基板部分を取り除き、USBケーブルを配線してやるだけで、メディアの読み込みに関しては、あっけなく動作確認ができるでしょう。

しかし!MacBook Air SuperDriveのドライブユニットであるAD-5630Aに汎用ドライブのコントロール基板を取り付けたこの状態ではDVDの書き込みができないようです。Toast Titaniumでテストしてみたところ、エラーは出ないものの、書き込み中、動作音に全くその気配がなく、実際書き込みはされておりませんでした。
理由は分かりませんが結局のところ、MacBook Air SuperDriveはコントロール基板のみならず、ドライブユニットも特別製で汎用品とは異なる、という事でしょうか。

そこで、すぐに思い立ったのはAD-5630Aではなく、先日購入した外付型DVDドライブ LDR-PMD8U2に使用されているドライブユニットAD-7640Aならどうか?という事です。こちらはまぎれもない汎用品です。
LDR-PMD8U2を分解してドライブユニットを取り出し、フロントパネルや不要な金具を取り払った後、MacBook Air SuperDriveに取り付ける為の金具をAD-5630Aから外し、取り付けてやります。
先ほどと同様にToast Titaniumで書き込みテストをしてみたところ、今度は問題無く動作いたしました!


あとはMacBook Air SuperDriveのケースにうまく納めてやれば万事解決です。
ちなみにケースを開けるには、iPodの分解よろしくケースの両端の隙間にテレフォンカードを突っ込み、挿入口付近からガバッと開けてやります。
ネックになるのは基板の部品面とは逆に張り出しているオシレーターの位置です。ちょうどUSBケーブルの引き込み部分と重なるので、リード線で延長して、空いているスペースにオシレーターを退避させます。リード線は部品面にハンダ付けして、反対側はグランドとのショートを避ける為にしっかりと絶縁しておくべきでしょう。
オシレーターを移動せずにUSBケーブルの引き込み部分を加工してスペースを設ける事も出来そうでしたが、ケーブルの強度が犠牲になりそうなのでやめました。
オシレーターの信号線を延長するのは良くないのかもしれませんが、まあこのくらいなら大丈夫でしょう。

あと、純正の基板とは部品面が逆でドライブユニットの背面に密着しない為、既存のネジで固定することが出来なくなります。
面倒なので私は50-pinコネクターの背後にクッションを挟んで抜けにくくする程度で済ませましたが、まじめさんは長いネジとスペーサーを用意して固定しておきましょう。


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Posted on 2008.07.04

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