WebKit
新井 隆浩さんによるSafari のボールドとイタリック表示という記事で存在を知ってから、開発中のWebkit搭載のSafariを使い続けています。以前はまだ不安定で異常終了してしまう事もあったのですが、最近はだいぶ安定してきたように思います。
新しいWebkitは新井 隆浩さんの記事にもありますように、日本語フォントの表示が正確になっているようです。色々WebPageを見てまわってみると、特に見出しの文字がOsakaフォントなどのまま太字になっていたりするのをよく目にするようになりました。
他にも入力ボタンのスタイルシートが正確に反映され、今までとは違う見栄えになっているWebPageがある事にも気がつきます。
良くも悪くも、サイト制作者の意図するデザインをよりありのままに表示する様になったという印象です。
特に目を引いたのはMozillaのスタイルシートの独自拡張である「-moz-border-radius」プロパティをちゃんと反映し、様々な要素の角が丸く表示されている事です。当然ながら、新しいスタイルシートの規格を見込んだ「border-radius」プロパティも使用できます。
きちんとアンチエイリアスされた美しく丸い角は必見ものです。
ただし、「-moz-border-radius」とは微妙に表現方法に違いがあったり、通常の「border」のスタイルとの兼ね合いが私もよく解らないし、まだ開発途上かもしれないしで結構奥が深いので、使用には注意が必要です。
背景のあるブロックも奇麗に表示。さすがのAppleクオリティーです。
半透明などとの複合表示もOK!
新しいWebkitの目玉はSVG*1標準対応のようですが、現在のところ、私が試した限りではまだ表示の互換性が低く、開発途上といった印象でした。Adobeのプラグインを使う方が良いでしょう。
おそらくAppleはSVGの質の高い表現力を利用して、Webブラウズにおける様々な表示を総合的にレベルアップさせようと目論んでいるのではないでしょうか。
【追記】当時のWebkitは「-moz-border-radius」プロパティを反映してくれたのですが、その後のBuildでは反映されなくなりました。おそらく表示互換を考慮しての事だと思います。また「border-radius」も無効になっているようです。
2007年4月現在では「-webkit-border-radius」のみが角を丸くする処理として有効になっています。
新たに「-webkit-box-shadow」等も加わり、ますますスタイルシートによる表現力は高まりつつあります。